古安曽Obs・観測ノート

雑多な内容も含め、普段の活動記録です。
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金環日食May21に向けて

2012-02-04 15:03:07 | 金環日食2012May21
そろそろ残り日数が100日を切るまでに近づいてきた
標記の天体現象。
2012年の目玉とも言えるイベントです。

なので、準備の方もぼちぼち開始。
まずは撮影機材候補を挙げてみます。

1.拡大撮影(写真)
 昨年末に皆既月食撮影用にと考えていた
 300mmミニ望遠鏡+×2テレコン(ミノルタMDマウント用)+E-620
 でOKでしょう。
 これに減光フィルター(ND400×2枚)を組み合わせれば
 武漢遠征の時より大きめの拡大率で
 太陽全体が捉えられるでしょう。

2.拡大撮影(ビデオ)
 問題はこちらです。
 手持ちの外付けビデオカメラはすべてモノクロ。
 掩蔽観測専用と割り切っていたからこうなったわけですが、
 今回の現象はできればカラーで撮影したいところ。

 倍率をそんなに稼がないのであれば
 HDDレコーダ代わりに使用している
 Victor Evrio GZ-MG840(下の写真)のテレ側でもそこそこいけるのですが、
 前述の1.と同じぐらいに拡大したいとなると
 直焦点撮影か望遠レンズ経由での組み合わせを
 考える必要が出てきます。


で、いろいろ考えてみたところ、
もし望遠鏡や望遠レンズと組み合わせて
ビデオ撮影するなら、
3~4年前から登場した
「動画撮影もできるデジタル一眼」という手が
ケーブル類の取り回しが不要で
失敗しにくいのではないかという気がしてきました。

もちろん手持ちの機材にそのような機能を持つものは無いので、
新品なり中古なりで新たに購入する必要があるのですが、
現時点での候補はPanasonic DMC-GH1 でしょう。
http://panasonic.jp/dc/gh1/appearance_spec.html

マイクロフォーサーズ仕様なので
E-620と同様に自動的に拡大率2倍だし、
手持ちのMDマウントレンズ等も
アダプターを使用すれば流用できそうです。
また、この機種は動画の規格として
HD(1280×720)画質なら60fpsで保存できるらしく、
感度的には未知数ですが
掩蔽観測での時刻測定にも使えそうです。

あと、この機種は標準付属品だけで
ACアダプターが外部電源として使える模様。
特に長時間撮影の途中でのバッテリー交換はなるべく避けたいので
この点も魅力的です。

中古市場でタイミング良く入手したいところです。
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