させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

自分のひとりぼっちに気をとられ 誰かのひとりぼっちに気づけないでいた

2014-08-18 01:09:40 | 日々のこと


ハチミツとクローバー



たぶん

いちばん好きな

少女漫画


キラキラや

キュンキュンが

余すコトなく

散りばめられていて

つい

何度も

読み返してしまう


その作者

羽海野チカさんの

最新作

「三月のライオン」



緻密な心理描写



愛らしいキャラクター

満載で

流石!なのだけれど


主人公の 桐山 零 クンが

繊細すぎて

押し込めすぎて

チクチクするから

なかなか

読み進めずに

いたんだ


ワタシは

物語に於いても

自身の人生に於いても

平和主義の

ハッピーエンド志向


障害があれば燃えるの・・

なんて

サラサラごめんだ


でも

恥じ無き成功は無い

痛み無き愛は無い

そんな厄介な環境を

避けようとしてる

だけじゃない?


そう

この作品は

突き付けてくる


読めば読むほど

苦しいのに

何故か

救われていく気がする

不思議なセカイだ


主人公の他にも

魅力的なキャラクターが

わさわさ

いるけれど

零クンの担任教師が

これまたツボで(笑)

カレのコトバは

ズキュンと

清潔にワタシを

撃ち抜く


「 ひとりじゃ どうにも

ならなくなったら

誰かに頼れ

・・でないと 実は

誰も お前にも

頼れないんだ」


物語の中といえ

こんなコトバを

然り云ってくれるヒトが

傍らに居てくれるなんて

ほんとうに

シアワセよねぇ


ココロに

みな闇や

混沌とした渦を

抱え

表面上は

さらりと

生きている


勝ち負けは

ホントは

自身に対しての

課題だと

云うコトも

わかっている


またヒトツ

人生のバイブルに

出逢ってしまったよ


たかがでは

無く

されど

漫画


恐るべし


有り難き


センセイ
コメント
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