ハートカクテル

昨日

大好きな

オンナトモダチが

バードモナミを

訪ねてくれて


彼女は

ちょうど

連れ立って

来てくれた

高校生の

娘さんの

時代以来だと

目を細め

眩しそうに

店内を

見回してました


片や

傍らの娘さんは

初めて垣間見る

喫茶店文化に

背筋をピンと

伸ばしてらして

カウンターに

肘をつくでもなく

規律正しい

喫茶店デビューを

果たしたのでした


あの頃のわたしたち


今よりうんと

幼くて

コワイモノも

マモルモノも

タタカウモノも

なんにもなくて


当たり前に

朝日が登って

あっという間に

一日が過ぎていったっけ


きっと

自覚はなかったけど

そんな日々の

積み重ねが

今なんだろうね

ある日

ポッと

オトナになってしまった

訳ではきっと

ないのだろうからね


ホントウは

描くモノ

目指すモノの

上に

のっかっていきたい

そんな

生きる癖を

しっかり持ちつつ

日々

自身が

信じたモノ

遂げたモノの

積み木を

崩さぬように

壊されぬように

守って

護って

今日まで

歩いてきたんだよね


いい年の重ね方

そんなコトバは

まだ早い気がするけれど


いい出逢いを重ねて

生きていると

ココロから

実感する日々ですよ


わたせせいぞうサンの

ハートカクテルや

片岡義男サンの

ドライな小説に

憧れていた少女は

事実は小説より奇なり

そんなコトバを

笑いながら

咀嚼できるまでに

成長しちゃいましたよ


なんだか

あの頃のワタシたちへの

送辞みたいに

なっちゃったな


人生の

夏期よ

さようなら

深まり

色づきはじめる

秋期よ

こんにちは


それぞれの

実りを

それぞれの

祈りを

為し遂げて

くださいますように


あぁ

どうか

どうか

バードモナミ営業時間変更のお知らせ

おはようございます

バードモナミで

働き始めて

はや一ヶ月

ただただ

緊張していた

最初の頃と比べると

ずいぶん

リラックスして

過ごさせて

いただいていますよ


さて

先日も

お知らせいたしましたが

１０月から

営業時間や

店休日が変わります


営業時間)１０：００～２０ ００ (１９ ３０os)

店休日) 日・月曜日

＊引き続き

１０歳以下のお子さまの入店は

ご遠慮いただいております

なお

改修工事に伴い

１０月１日から

１５日までは

お休みさせていただきます

１６日(火)１０時より

通常営業となりますので

よろしくお願いいたします


９月もあと２日

今日・明日は

現行の

１５時３０分開店

２３時３０分閉店

となっております

夜バードモナミを

こよなく

愛してくださった

みなさまには

お詫びと

こころから

感謝を申し上げます

そして

今後とも

どうぞ

よろしくお願いいたします

ドキドキしちゃう

昨日

何気なく

見ていた

情報番組で

デートに

向いている
(オンナゴコロを掴む)

飲食店の必須条件

たるものを

リストアップされて

いたんですけど


１)狭い店内

２)薄暗い照明

３)意外性のある場所

そして

最後には

味覚の基準は

ヒトそれぞれなので

味もさることながら

やっぱり

ワクワク感を

感じるメニューや

盛付けも

重要ですよね～と

コメンテーターの方は

おっしゃってました


なるほど

心理的要因なのね

と

思う反面

ん？

雰囲気だけじゃ

ダメじゃんね～

と

思うワタシもいて・・


そうだなぁ・・

憧れるのは

目指したいのは


１)「いつ来ても変わらないね」 思わず口にしたくなる
回顧感・安心感

２) シンプル イズ ベスト
だけどちょっと
非日常的な空間・メニュー

３) ヒトはヒトを
近づけも遠ざけもする
何気なく でも
心地よい接客・応対

そんなトコロでしょうか

それに

ワクワクやドキドキが

生まれたら

云うことないですよね


変わらないってコト

それは

単調であると

いう意味ではなく

キープし続けると

いうコト

季節も時代も

ヒトのココロも

移り変わりやすい中

ひとつだけでも

そんな場所が在れば


そんな場所で在れたら


店も

ワタシも(便乗！)

大切なヒトにとって


そして

ドキドキしちゃって

なんて

云っちゃって！

しあわせのパン

一日のはじまりに

おはよう。

と

一日のおわりに

おやすみなさい。

と

交わしあえる

微笑みあえる


それは

かけがえのないコト


ひとりから

ふたりになる瞬間


ひとりより

ふたりがいいなと

思える瞬間


ひとりの時が

あるから

ふたりが

あたたかいと

実感する瞬間


それは

パンを

噛みしめるように


広がっていく


チカラと


なっていくから

微睡みの

陽も風も

日に日に

和らいで

厳しい寒さが

来ることも

忘れてしまいそう


愉しい時間は

短いんじゃない

そう

感じるだけ


もちろん

しんどい時間も

長いんじゃない

そう

感じるだけ


なんて

頭で

あれこれ

思い巡らす

ことよりも


ただただ

ちっぽけでも

いいから

陽だまりを

見つけましょう


身を任せ

微睡むなんて


ほんの

ほんの

ひととき

だから


それもまた

そう

感じる

だけ

だけれど

今年も開催させていただきますよ

毎年

素敵な出逢いが

あるもので

ヒトと器と時間の

未知数を

たんと

教えてもらうものです


坂井理華作陶展

vol.9

［ｉｎｓｐｉｒａｔｉｏｎ］


期間)１０／１３(土)～１４(日)
１３：００～１９：００

＊１３(土)１４：３０からは
ルナ・ロッサによる
ピアノミニライブ(無料)も
お楽しみいただけます

場所)佐世保市田の浦町
パールヒルズ田の浦
田中宅(0956-39-5383)


一年に一度の

特別な時間

見えない糸が

見える気がするのです

いつも


ココに

居させてもらってる

と


こうして

生かしてもらってる

と


作家の

インスピレーションに

よって

描かれた

放物線が

なんの迷いもなく

アナタの掌に

すとんと

おさまるような


そして

また

そこから

生まれ

繋がっていきますように

ロマンティック

夕焼けの

余韻に浸る暇なく

あっという間に

宵闇が

忍び寄ってきます


季節の花も

シャンと

お日さまの方を

向いていた

モノから

憂いを帯びた

夜露色の

俯き美人に

バトンタッチ


ワタシも

季節を満喫すべく

大好きな

七分袖のシャツを

思う存分

着ようと

思います


折り返した袖口が

咲き始めた

桔梗みたいで

好きなんですよね


四十歳の夏に

憧れていた

ベリーショート

にしました

ちょっと

物足りなくなったので

せめて

プライベートの

時だけでも

トモダチの手作りの

こんな

愛らしい

飾りピンを

あしらってみようかと


あら不思議

背筋が

しゃんとします


ソファーに

深く

沈みこんでも

両の膝は

きちんと揃えたり


紅茶など

淹れてみようかなぁ


なんて


ささやかながら


ロマンティックな

キモチにしばし

浸れるのでした


あとは

深紅の口紅と

伏せたまつ毛の

陰影かしらん


クリムトの

絵画のような

女性像には

程遠いけれど

描くものは

あるのです


描くことは

自由なのです

振り子

振り幅は

いつも同じ


愛するだけ

不安が募り


欲するだけ

虚無感に苛まれる


すとん

すとん


結局のトコロは


すべて

自分軸上のコト


言い換えれば

自分次第


笑いたいのは

だれ？


シアワセに

なりたいのは

だれ


これは

問いかけではなく

謎かけでもなく


ただの

呟き


嘆きでもなく

あきらめでもなく


ただの

ささやかな

祈り

そうそうよしだ屋に行ってきたんです

仕事を辞めてから

初のよしだ屋ランチ

何故か

緊張しちゃいました


バタバタしてる

トコロに

マイペースで

パクパク食べていて

いいのかなぁ・・

なんて


でも

ひとまず

店内に入ると

懐かしい喧騒と

あたたかい雰囲気と

美味しい匂いが

一気にキモチを

ほぐしてくれました


ミックスフライ定食が

早くも完売

していたので

これまた

大好きな

鯖(腹ね)の煮付け定食を

いただきました

それから

そうそう

よく味が滲みている

井手蒟蒻さんの

おでんの蒟蒻も！


テキパキと

動き回る

よしだ屋エンジェルス

NBAみたいに

流れるような

絶妙なフォーメーションと

タイムロスで

どんどん仕上がってきます


そういえば

お客様が

早いね～と

よく感嘆の声を

あげてくださってたなぁ

入念な下ごしらえと

コンビネーションの

なせる技だなぁと

改めて思うのでした


忙しいつかの間の

ランチタイムにも

関わらず

みなさん

しっかり噛みしめて

味わって

満足して

ココロからの

「ごちそうさま」が

たくさんたくさん

聴こえてきました


こんなに愛される

店でお仕事させてもらって

本当にシアワセでした


別れた恋人や夫婦が

以前より上手くいく

と

ごく稀に

聞くけれど

ちょいと喩えは

違う気もするけれど

これからも

よしだ屋の

正直な仕事を

知っているモノとして

いやいや

シンプルな

一ファンとして

また

ご飯を食べに行こう

また

元気をもらいに行こう


本当に美味しかった！


ごちそうさまでした

この一瞬の

この一瞬の

ためにだけ

生きてる


そう思える時間の

ありがたきことよ


大切なヒトと過ごす

美味しいモノをいただく

暖かなブランケットに

包まれる


とくべつなコトだけど

それは

無理難題ではない


ちょいと

意識をする

深く

感謝をする


その努力は

惜しまずに


その一瞬を

繋ぎ合わせた

自分に似合う

ネックレスを

いつの日にか

身に付けるだろう


それは

最期の日かも

しれない


美しい輝石を

見つけていく

それと同じように

決して

プツリと

切れてしまわない

タフな糸も

日々紡いで

いかなきゃな


それは

見えないけれど

絡まりやすい

あやうげな

モノだから