させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

タダ、ウナギガスキ。トイウハナシ

2022-06-29 21:28:00 | 日々のこと



こう暑くなると
食べたくなるモノがある

そう

例に漏れず

ーうなぎー

ですな

実家が
寿司屋だったコトもあり
一時期は
父は
捌くトコロから
仕込みをしていたっけ

この逞しき骨格はきっと

ーうなぎの骨せんべいー

おかげだと想う

ニガテだと云うヒトが
結構いるけれど
ワタシは
うなぎの皮も
大好きだ

いや
もしかしたら
皮の方が
案外好きかもしれない

香ばしいのに
内側は
モニョッとしていて
噛むと脂がジュワッ

なんだろ
上手く云えないけれど
なにかしら
自分に足りないモノが
一気に補える気がする


今日仕事帰りに
立ち寄った
スーパーでも
鮮魚コーナーの
うな重を
執拗に眺めていた(笑)

昨日は
夕方のタイムセールで
蒲焼を手に入れ
贅沢にも
今朝いただいたばかりなのに!

刺身や肉ならば
こんなに
中毒性はなかろうに
あぁ
うなぎに魅せられたワタシは
今年の夏は
うなぎの波に
いくつ乗れるだろうか

ほぼほぼ
ひとり飯。だから
献立は
好きなように選べる

でも
うなぎで破産したら
笑い話にもならないから
欲望という名の電車に
駆け込み乗車はキケンですよ〜
鮮魚コーナーに立ち寄る度に
ココロにアナウンスしてあげよう


さぁ
うなぎはガマンして
冷たい飲み物でもと
レジに向かう途中
隣りに佇んでらした
同じ世代のご婦人が
手に持ってらしたのは
な、な、なんと

ーうなぎの蒲焼風ー⁈

うわー
ココにも
ウナラー?!
発見!!


そうだよね〜
食べたいよね!?

うなぎ
食べられなかったら
せめて
うなぎっぽいモノを、ね?!

一瞬
ワタシも・・と
かまぼこ売り場(かな?)
目指そうと想ったけれど

ちょっと待てよ

あの皮のパリッandジュワッまでは
再現出来てないよね〜?!

しかも
うなぎ風。とか
うなぎ調。とか
今は亡き父が知ったら
哀しむんじゃなかろうか

真由美よ
あんなにホンモノの良さを
教えあげたのに・・ってさ

そうよ
そうよ

十回食べる
うなぎ風。
ガマンして
一回
ホンモノ。
食そう

其れが真のうなぎ好き!!

其れが寿司屋のムスメの心意気!!

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ツタウ

2022-06-28 10:16:00 | 日々のこと



なんだか
眠れずに
つい
見入ってしまった
少し前のドラマ

八千草薫さん演じる
美しい老婦人
片恋をする
うら若き主人公を
憐れむ様に
見守る様に

ー片想いも五十年続けたら宝物よー

そう
微笑みながら
諭した場面が
とてもすばらしく
ますます
目が冴えてしまった

自身のコトさえ
半ば理解出来ぬ
ワタシたちは
幸いにして
あたたかいヒト
おだやかなヒト
支えてくれるヒト
そんな
つっかえ棒に
支えられ
日々を
生きさせてもらう中で
ある日突然
気付かされたり
自身を理解していったり
好きになっていったりする

その恩を
相手に還すコトこそ
愛する。という変換なのだけれど
ヒトは折々
タイミングや
伝え方
はたまた
離れ方を
間違えてしまうコトもある

ましてや
愛されたい。
勝った
愛する。
得意技とする
ワタシたち

よくよく考えたら
男女間のみならず
親子でも
友人でも
なんらかの縁者とは
ほぼほぼ
片想いし合っているとも
云えるのではなかろうか

齢を重ねる
不思議と其れが
淋しいコトではなく
尊いコトのように想える

一生懸けて
挑む
謎解きや答え合わせ

自身にしか
解けやしないから
そりゃもう
必死なのに
その合間にも
大切なヒトのコトを想うコトを
あきらめたくない
なんて

ほんとうに
ヒトは
欲張りで
淋しがりやで
たくましいイキモノだ

無機質のコンクリートにさえも
つるを伸ばし
葉伝う
蔦のように

自身の伝う場所さえ
見誤らなければ

其処には
たしかに
生きた証や
想えた歓びが
青々と
遺っていくだろう





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YOSORO〜Noriyuki Makihara concert tour 2022ー

2022-06-25 10:35:00 | 日々のこと


しいたけさん占い
獅子座
2022上半期ラッキマンス
6月なのです

その
種証しとでも云える

待ちに待った
槇原敬之さんの
コンサート!!

行けてよかった!!

開催されて
ほんとうによかった!!!

いつもの
のびやかなる歌声
いつもの
汗でズレた眼鏡の縁を直す仕草

その様に
久しぶりに
感涙にむせびまくりました

バンドメンバーのみなさん
超一流の演奏と
変わらない眼差しでマッキーを見守る姿
にも
とても
感激してしまいましたよ

最新アルバム
タイトルでもある

宜候〜ようそろ〜
船出
掛け声

漕ぎ出す側も
見送る側も
少しだけ
切ないけれど
誇らしい瞬間です

人生も
大海原と近し

渡って行くには
果てし無く
何が待ち受けているのか
憂い
不安にもなる

そんな中
大切な存在が待つ港
大切なモノを補給する港
新しい感動に出逢える港

要所要所に
そんな
〜HOME〜
在るから

航跡を残したり
いつか辿り着くべき場所へ
辿り着けるんだ

そう
再確認出来たひととき
でも
ありました


槇原敬之さん
いう
フィルターを通して
ワタシも
人生の中で
沢山の港を
見つけるコトが出来ました

いつ
此の旅が
終わりを迎えても
〜ありがとう〜
伝えられる
HOME
〜愉しかったねぇ〜
語りかけられる
自身
日々
大切にしていきたいな
これからも

マッキー
すばらしい一日を
ありがとう


行ってらっしゃい!
そう
送り出してくれた
愛すべきヒトよ
ありがとう

毎日が
船出

毎日が
発見

恐れずに

期待を込めて



YOSORO!!!
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トキニハ〜アーノルド・ローベル展〜

2022-06-21 08:33:00 | 日々のこと



時に
恋人には
友人のように
接し

時に
友人には
恋人のように
振る舞え

自身の中に
いつのまにか
芽吹いた
思想

何も知らぬ
幼少期から
何ものか知りたい
多感期へ
移ろう頃

出逢えた
アーノルド・ローベル
絵本たち

指南書の様に
有り難く

バイブルの様に
尊く

そして
図鑑のように
其処に
生きるモノすべてが
美しく映った


色んなコトを
感覚優先で
捉えてきた
人生前半戦

後半戦は
其の中でも
キチンと
自身の中に
沁み込んでいるモノに対して
キチンと
解釈してみたい
そう
想っている

いままで
ずっと
愛して
そして
愛させてくれた
感謝を込めて


いつも
道中をすっ飛ばして
足早に辿り着いた
絶景に
ウヒョーッと
絶叫してきた


還り路は
少しだけ
背筋を伸ばして
優雅に
噛みしめ
歩いて行こう


つい
外側だけしか
正面からしか
見ようとしなかった
其れで
すべて
判ったフリした
クセのある解釈
謎解き
はじまり
はじまり




生粋のNEWYORKER
アーノルド・ローベル
病弱だった幼少期に
絵を描く愉しみに触れ
其の後の道は開けていった



ブルックリンの美大卒業後
広告会社員を経て
絵本作家へ
結婚し一男一女を
もうける
同性愛者であるコトすら
容認し公私を支えた
妻アニタの存在は大きかった
初期の頃の作品
ふくろうくん
愛らしい主人公の姿と
色味を抑えた
深く渋い
背景描写の対比がすばらしい



アーノルド・ローベル自身も
時に動物の姿を用いて登場していた

イギリス童話
Mother Gooseを引用した
挿し絵

Carol Kingの唄もだけれど
日本は春夏秋冬と並べるが
外国はそれとは異なるね

とてもココロ奪われた作品

絵はデザート
お話はホウレンソウ
それくらい
お話を考えるのがニガテだったそう
(詩を書くコトは好んでいた)
それ故か
挿し絵のみ提供
作品も数多く残されている
柔らかな風
あたたかな光を感じられる
すばらしい展示だった























想うコト
イコール
想われるコト
図式
証明する
稀有な関係性

想うコトを自己満足の云い訳に
想われるコトを独りよがりの理由に
しがちなヒトとヒトが
憧れる理想郷
alone together
ーふたりぼっちー






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ヒイテハ

2022-06-20 07:28:00 | 日々のこと



この頃は
早起きだ

予定があっても

予定がなくても


明るくなるのが早いから
小鳥の囀りが軽やかだから

はたまた
ずいぶん齢を重ねたからか
そのぶんトイレが近いからか


早起きは
得であり
徳でもある


コンテナガーデンで
咲き切る前のオレガノを摘む
無造作に束ね
ブリキの水瓶に投げ込めば
いつものリビングが
花屋さんに早変わり


老舗のパン屋さんで
仕入れたふわふわの食パンに
バターとはちみつをたっぷりからめ
自身のために
珈琲を淹れ
チェット・アトキンスの
軽やかな音色に耳傾ける
いつものダイニングが
喫茶店に早変わり

つられて目醒めた
愛犬を撫ぜ
抱き寄せれば
柔らかな毛並みと
特有の匂いに
また一日を共有できる歓びに
胸高鳴る


さぁ
今日をどう活かそうか

さぁ
今日をどう生きようか


ウォーミングアップ
クールダウン
相当の時間をかけたい
人生後半戦


実践よりも
あたためたり
振り返ったりする
ひとときにこそ
気付きや学びが在ったりするから


さぁ
今日もどう活かそうか

さぁ
今日もどう生かされようか


足し算ばかりに
溜め息つくヒトではなく

引き算に
ココロ従うヒトでありたい


さぁ
今日に活かされようか

さぁ
今日に生かされようか




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マッスグ

2022-06-09 22:54:00 | 日々のこと





茄子
励まされた
だった

生産者市場
見つけた
特大茄子2本組

その時は
重なっていて
気付かなかった
のだけれど

袋から取り出してみたら




なんとも
逞しく
愛らしい
力こぶ!?

好きなんだよな〜

つい
選んでしまうのは
いつも
規格外
みたいな
味のあるヤツ

いやいや
本来の姿
でも
云うべきか

イキモノならば
陽の当たる場所
目指しながらも
時には
風に揺さぶられたり
時には
雨に打ちつけられたり
想うようには
行かなかったとしても
ただ
貪欲に

生きるコト
愉しむような

生きるコト
讃えるような

ありのまま

あるがまま

そんなモノ
つい
惹かれてしまう


真っ直ぐ

バカ正直

生きるって

実は
いびつ

実は
ちょっと
笑えちゃう


スマート
でも

カッコよく
でも
なかったりする

其れ
個性
云う
だろう

其れ
個性
愛しむ
だろう




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ミギモヒダリモ

2022-06-08 00:10:00 | 日々のこと



一時期
顔が
明らかに
非対称だった

もちろん
ヒトと云うのは
其れが当たり前
なんだけれど
数年前だったか
運転免許証の
更新用
証明写真で
それに気付いた時には
ゾッとした

目元が
まるで
二人の人物を
貼り合わせたように
ズレていて
まさに
建前。と本音。
理性。と本能。

使い分けてるヒトの顔
だった

接客業や
ヒト付き合いが
濃密になると
そういうコトも
起こると想う

ワタシの仮説だから
信憑性はいまひとつかもしれぬが
其の当時の自身には
憶い当たる節が
多々あった

とても愉しいのにしんどい。
とか
辻褄合わせが日課。
みたいな
謎のエネルギーの振り幅

若かったから
熟せたし
若かったから
上手く渡る術を
未だ
習得しきれて無かったのだろう

此の頃のワタシは
左右共に
丸くなったり
弛んだりしてはいるけど
なかなか均衡的だ

コロナ禍を経て
他者との関わりを整理出来たコトも
影響しているだろうし
結局のトコロ
いちばんラクに生きるには
肩のチカラ抜いて
テンションなんて
わざわざ上げずとも
目に映るモノ
耳に届くモノ
拘りドコロを
美しいモノ最優先にすると
決めたからだろう

飛び込む美しいモノ
ウチに秘めたる美学

その両方を
見失ったり
手放したりさえしなければ
ブレないヒトで
居られるのではなかろうか

今日も
ニュース番組に映る
政治家の顔が
明らかなる非対称だったコトに
落胆した

其の方
見る度に
其れは酷くなっているように憶える

きっと
立場と理念が
相反しているのだろう

憤りを通り越して
つい
心配してしまった

こんな時代の舵取りは
さぞ
大変だろうけれど
渦巻く波に呑み込まれるコト無く

美学ある政治家で在ってほしい

美しいモノを美しいと想える
生身の人間で在ってほしい



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オイノテナライ

2022-06-02 13:06:00 | 日々のこと



老いの手習い
始めた

刺繍が
相変わらず面白いです

糸・針・布があれば
其処は
オンリーワンのセカイ!!


おっと、いけない

最たる
立役者
糸通し。サマサマを
忘れるトコロでした

此方が
いらっしゃらなければ
一歩も踏み出せやしない
のが
実情で

若い時には
意味わからん。
そう
鼻で笑っていた道具に
救けられたりするのです

あなたのおかげ。

意外なトコロで
意外なモノに
守られていたり
背中をそっと押してもらっていたり

其れに
改めて気付かされるのも

老いの手習い
愉しみのヒトツ
かな

それにしても
糸通しの本体の横顔は
何処の何方なんでしょう?

銀貨みたいな雰囲気だから

もしかして

古代ギリシャの
裁縫の神様⁈
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