させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

フチドルモノ

2022-08-31 07:30:00 | 日々のこと



際立たせ
馴染ませ
ワクワクさせてくれる


ワタシを
そして
ワタシの好きなモノたちを
縁取るモノよ


思考や
嗜好は
流動的で
時に
危うかったり
時に
気儘だったり

せっかく
気付いたり
手に入れたとしても

然りと
抱えていなければ
闇に
放り出されたり
葬られてしまう

其処で
縁取るモノの出番となる

何通りも
何種類も
ある筈なのに
しっくりくるのは
そうそう無くて

縁取るモノの中でなら
自由自在に
呼吸も
表現も
出来るのだ

飾りモノに留まらず
自由かつ実用性溢れる
相乗効果

其れは
縁取るモノと
縁取られるモノとが

呼応し合うから

存在を
認め合えるから

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サヨナラハハチガツノララバイ

2022-08-27 07:35:00 | 日々のこと



夏が過ぎていく

八月も
あっという間に
過ぎて行ってしまう

家人やムスコの帰省

ムスメの引っ越し

初盆参り

お盆をはさんで
仕事は
長い夏休みだったけれど

久しぶり
主婦業や母親業に
どっぷり浸かった
この数週間

流行り病と酷暑を想うと
ごく自然な過ごし方だったけれど
いささか疲労感が否めないので
この週末は
ゆったり過ごそうかと想う

むかし
どなたからだったからだろうか

ー野心家のように見えて
案外保守的だよねー

そう揶揄されたコトがあった

とはいえ
図星過ぎて
俯きコクンと
頷くだけだった自身を
不意に憶ひ出した

どう粋がっても
どうあがいても

生身の人間が
生身の人間たちと
束になり暮らすコトは
大昔から
非常にリアルで泥臭いモノだ

大量の家事やら
垂れ流されるテレビ音やら
他愛無い世間話こそ
文化の端くれだったり
はたまた
暮らしの縁取りだったり

守らずして
何を
攻めようか

齢を重ねたからか
大河ドラマの見過ぎか

吾が策も
年々
礎が揺るがぬモノには
なってきているようだ

昨夜は
きのこたっぷりの炊き込みご飯
豚汁
窓の外から
微かに聴こえる
虫たちの羽音を聴きながら
食し
秋のはじまりを
噛みしめた


此の夏も愉しかったなぁ

こんな夏の過ごし方も
案外
性に合うんだなぁ
なんて

ひとりと愛犬だけになった
やけに
エアコンの冷気が効く
しぃんとした部屋
にて

そう
振り返りながら
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ズット

2022-08-15 00:12:00 | 日々のこと



見上げた空
いつも

ワタシ
望むモノ
ばかりでは無い
けれど

見上げた空
ずっと
いつも
青空
あってほしい


見上げた空
呼応する
のは
果てしなく広がる海
あって



このココロ
全て
捉えている
なんて
大それたコトを
考えてはいけない


よろこび

かなしみ

とまどい

うれい


移り変わるモノ
意味が有るなんて
わざわざ
云い聞かせなくても


見上げた空
ずっと
向こう
きっと
青空
だから


それさえ
忘れなければ


織りなす
日々
つれづれ

いつも

ワタシたち
望むモノばかり
では
無いけれど

人生
根底にあるのは
ずっと
幸福
だから


それさえ
ずっと

忘れなければ
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キオクノウワガキ

2022-08-08 09:31:00 | 日々のこと



子どもの頃
嫌というほど
食べさせられた
巻き寿司

父亡き今

また
ジワジワと
マイブームになっている

寿司屋に生まれた宿命

ワタシたちは
残ったすし飯処理班
なんだと
不貞腐れていた
あの頃のワタシに諭したい

巻き寿司やらちらし寿司は
結構な手間なんですよ


自身で
作るようになると
尚更
解る

両親で
切り盛りしていた
小さなお寿司屋さん

家族揃っての夕食は
なかなか叶わなかったけれど
たいてい
手作りのモノを
しっかり与えてくれていた

存在の不在で
不安にさせぬよう
与えてくれていた
自身の分身が
あの
巻き寿司やちらし寿司
だったのかも


また食べたいけれど
二度と食べるコトの出来ぬ
父の味

二度と逢えぬヒトとも
共に過ごした濃密な時間さえあれば
しっかりとココロに遺る

其れを
教えてくれる
父の不在


いつも
記憶は

美しく

あたたかく

塗り替えられていく
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オシマイニタクス

2022-08-07 10:02:00 | 日々のこと



瀬尾まいこさん
セカイ
あたたかくて
等身大


体温を感じたり
目線を合わせてくれるような

痛みも
ズキン。
ではなく
チクン。
とした
必ず
かさぶた。
変わり
いつか
ハラリ
剥がれ落ちるような
希望が在る


そして

ーおしまいー

完結。
では無い
いうコト
ウィンクして
指し示してくれる


始まり。
には
意思や手応えがあっても
おしまい。
には
抗えなかったり
腑に落ちないコトも
ある


始まり。
早めたり
先延ばしに出来るけれど
おしまい。
振り返れば
来たるべき時に訪れた
後々
納得出来るコトも
多々


始まり。
発芽。
ならば
おしまい。
結実。

其の達成感
どう
活かしていくのか
どう
繋げていくのか
刈り手
扱い次第
だから


限りあるセカイの中で
限りある出逢いに
インスパイアされつつ
更には
濾過し
淘汰していくのは
人生にも
限りがあるから


人生のおしまい。
こそ
ほんとうは
最大の関心事であるのに
予測出来ない故
日々に関心事を散らしていける
才を与えられた
ワタシたち


日々の中に
散りばめられた
沢山の
おしまい。
怯えず
出来るだけ
馴染ませ
つつ

せめて
僅かながら
でも
何らか
遺せたら
シアワセ

そんな
予行練習を

おしまい。
托す


おしまい。
期待する


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フサワシイヒト

2022-08-06 08:51:00 | 日々のこと



ワタシの思考
至って
シンプル


たいてい
気に入る。
とか
好み。
とか
ピンときた。
とか
キャッチーなワード
興味を持ったり
手にしたり
意識するようになる


ウキウキ
ワクワク
しているうちは華
だが
ふと
地に足ついた時にも
しっかりと
抱きしめているモノは
そうそう無くて

でも
僅かながら

今日に至るまで
ワクワク
ドキドキし続けているモノ
からは
ふと
時折
クエスチョンが
渡される


ー相応しいヒトになれましたか?ー


此方は
愛用している鞄

もうすぐ
十年選手

タウンユース
でも
おめかしの日
でも
しっかり
しっくり
存在感を放ってくれる


感謝を込めて
御礼を述べるように
時折
ブラシをかけ
クリームを塗りながら
優しく撫ぜる


仕上げの頃には
なんだか
鞄自体が
リラックスしているような
微笑んでくれているような
気がして
うれしくなってくる

与えられる愛に
唯一
還せるモノと云ったら

やはり


ー相応しいヒトになるー

其れに尽きる


ー恥じないヒトであるー

そう
謙虚さを持つコトも
惡くないだろう
けれど

憧れ
羨望
まま
遠慮したり
謙遜したまま
終わらずに

やはり
いつかは
対等になれるくらい

ワクワク
ドキドキ
昇華させていくコトに
費やすための
人生後半戦
在りたい

そう
想う

そう
願う


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ヒトリダケドヒトリジャナイ

2022-08-04 10:29:00 | 日々のこと




ずっと
読みたかった一冊

登山が趣味だとは
意外だった作者
山行エッセイ要素も
愉しめる内容だった

ワタシも
山女の端くれ

まだ未踏
本州や海外の山岳ガイドブック
にも
なりそうなくらい
現地の空気感や空の色迄
ページを捲る度に
伝わってきて
読了後の清涼感は
まるで
登場人物たち
一緒に山行を
一山一山愉しんだ
ココロモチだった

山行には
沢山
ルートがあり
目的や娯しみ方もある

独りで歩むコト
望むモノ

他者と常に分かち合うコト
望むモノ


まるで
其のヒトの人生観そのものだ

どういうルートでも
どういう目的でも
どういうメンバーでも

たったヒトツ
いや
フタツ
共通する
ルール
ある

自身の脚で歩みを進める。
というコト
必ず無事に下山する。
というコト

此れらを蔑ろにしたら
全てが台無しだ

そう想うと

やはり
人生論と重なる


実際
ワタシ
山へ向かう
きっかけ
理由

ー行きたいー

から
いう
シンプルな理由
ほとんど

変換するなれば


ワタシ
人生
何かにトライする理由

ー生きたいからー
(生きるって愉しい!と実感したいから)

なんだと想う


その最中
真面目に
慎重に
でも
出来るだけ
ワクワク出来る
自身のペースで
取り組むコトを
信条とする


他者の評価
よりも
自身がココロから笑った声が聴きたい
から


そんな
一匹狼風を語っても


いつも
救われるのは
無事を案じてくれる存在
帰りを愉しみにしてくれている存在
常に居てくれるから

誰かの不在によって
はたまた
誰かと分かち合うコトによって
結局は
生かされている
辿り着けるのだ

あと何回
山へ向かうのか

あと何年
生き延びるのか

奇跡のような条件が
実は重ならないと叶わないコト
つい忘れがちだけれど

心身が健やかでいるコト
こそ
其れらのウォーミングアップ
であり
すべての源
だと云うコトだけは

常々
意識していたいなぁと想う
















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