さよなら
三月
たくさん
笑って
ほんの少し
泣いた
さよなら
三月
たくさん
唄って
ほんの少し
俯いた
さよなら
三月
たくさん
眠って
ほんの少し
夢見た
さよなら
三月
たくさん
愛して
ほんの少し
あきらめた
さよなら
三月
さよなら
三月
ムスメ
と
休日が重なり
久しぶりに
ふたりドライブ
孫ムスメ
と
末ムスコ
に
感けて
ムスメのお誕生日祝いを
先延ばしにしてました
一見
クールに映るカノジョ
ひとたび
好きなモノを前にすると
切れ長の瞳は
たちまち
タレ目になるので
なんと判りやすいコトかな
ー今日は100点満点中300点！ー
そんな
謎の高評価いただきました〜
帰りの車中
ランダムに聴いていた
BGM
平井堅ちゃん
の
ーきみの好きなところー
歌のチカラをお借りして
ちょっとした
恋未満話や
恋愛観も
聴けたりして
愉しかったなぁ
すべてを
受け容れ
愛し合う
って
ほんとうに
ごく稀な関係
まだまだ
運命のヒトには
出逢えてナイみたいだけれど
それより
なにより
自身のすべてを
受け容れ
愛すコトで
目一杯な日々を
送っておくれよ
そんな
貴女を
素敵だな
似てるな
そう想ってくれるヒトと
いつの日か
きっと
引き合う筈だから
浄らかな場所
だれかには
通過点に過ぎず
、だれかには
想い出の路となる
美しい時間に身を委ねる
春の入口に立つ
春の扉を開ける
またまた
お泊まりに来ていた
孫ムスメと
松浦市にある
守山ファームさんへ
とても
優しい方々が
育ててらっしゃる
八種類の苺たち
それぞれに
ルックスも
風味も
異なり
でも
瑞々しさと美味しさ
は
ひとしく
苺大好きっ子な孫ムスメ
と
元祖苺大好きっ子なワタシ
には
とてもとても
シアワセなひととき
でした
ー苺って、歪なカタチの方が
実は美味しいんですよー
笑顔で
そう話してくださったコトバも
とても印象的でした
そもそも
理想形って
何でしょうね
苺も
ヒトも
各々らしく
すくすく育ち
各々らしい
色付きを
成し得たら
じゅうぶんですよね
ましてや
だれかを
笑顔に出来たなら
ね？
今日は
末ムスコの誕生日
いやはや
十八歳とは
早いモノです
選挙権に
自動車免許取得
はたまた
結婚も出来るのね！
味気ないけれど
LINEで
送る
バースデーメッセージ
ー誕生日も自動車学校だったよ笑ー
そう返信がありました
早生まれ
三十歳で出産したワタシは
何でも一年早く済んでいくって
ホッとしていたけれど
本人は
唐突に機会を与えられたり
友人たちに遅れを取ったり
きっと苦労もあった筈
でも
それ故に
周りに助けられたり
良き友に恵まれてもきたんだよね
リビングに飾る
一歳の足あと
こんなに頼り気無い一歩が
いつのまにか
ワタシの知らぬ街
見果てぬ世界を
今じゃ
闊歩している
今でも
足形取りたいくらい
いとしいけれど
靴箱に残された
大きな靴を眺めて
ガマンしよう（笑）
今からは
権利やら
義務やら
生じたり
課せられたりするけれど
其れらは全て
貴方の自信となるでしょう
自身が選んだ道に
足跡を残すための
自身が愛するモノと
優しいセカイを作るための
ー十八歳、お誕生日おめでとうー
便利な時代だなぁ
そう想う
情報は溢れる程あるし
わからないコトは
となりの誰かに聴くより
うんと早く
指先の向こう側から
先生が
答えてくれる
でも
咀嚼したり
取り込んだり
糧にしないなら
其れは
ただ
流れていく
車窓の風景みたいだ
どうやら
自身が
欲するのは
量だけでも
速度だけでも
なさそうだ
ただ
シンプルに
いかに
愉しく
美味しく
穏やかに
その日を
迎え
過ごし
送られるか
其れに尽きる
其の
いろどり
其の
スパイス
ピンときたコトだけ
受け容れて
取り入れて
塗していく
ベース
は
誰に訊ねるでもなく
ただ
出逢い
育み
培ってきた
此の
傑作
お気に入り
の
絵葉書
と
万年筆
青いインク
は
フタリを繋ぐ
海の色
空の色
カノジョからの
手紙には
レンゲの花が
満開だった
絵葉書
は
飾るモノと
想っていたけれど
スッキリと
言葉をのせたい時に
ちょうどいい
互いに
溢れる想い
の
行間
や
句読点
で
互いの
ーいまー
を
拱み取れる様にまで
なったから
かしこ。
の
代わりに
桜の花びらを
一枚
貼り付けようかな
なんて
想い浮かんだけれど
やめた
それぞれの場所で
見上げる、いまを。
それぞれの場所で
想う、いまを。
のせるのは
運ぶのは
したためた
青い文字で
じゅうぶん
だから
逢わずとも
想い合う
大切なヒト
カノジョも
ワタシも
大好きな
歌詞を
一行
したためた
希望や
未来を
気恥ずかしくなく
臆するコトなく
幾つになっても
口に出せる
勇気
を
与えてくれて
ありがとう
今年もキミと
此の場所で
桜が見られてうれしいよ
キミにはいつもの散歩
でも（笑）
ワタシには
また
此の輝かしい季節を
一緒に迎えられた歓びで
記憶が上書きされる瞬間
だから
いつか
想い出の場所になる日が来ても
きっと
淋しくないだろう
きっと
誇らしいだろう
いつも
寄り添い
いつも
見守られているのは
きっと
ワタシの方
で
いつも
慰められ
いつも
宥められているのも
きっと
ワタシの方
で
ー愛される為に生まれてきたんだー
孫ムスメを見ていると
そんな
真髄に気づかされる
一生懸命生きるヒトには
一生懸命向き合いたい
いや
ついつい惹き寄せられるのだ
恥じぬヒトになりたい
誇れるモノで居てほしい
放つ光に
やる気をもらうのだ
愉しいコトばかりじゃない
嬉しいコトばかりじゃない
でも
此のセカイは
淋しさ
や
遣る瀬無さ
も
包括しているからこそ
美しく輝いているんだ
ー愛される為に生まれてきたんだー
貴女を見て
そう想える
貴女を通して
そう受け取る
桜が満開
今年は例年よりも早いみたい
此方は
笑顔が満開
そう
今日は
ムスメの誕生日
特別なコトは
何もしなかったけれど
無事に
今日という日を迎え
穏やかに過ごしてくれたコトに
とても安堵しています
まだ具現化せぬ
未来予想図を
大切に胸に抱えながら
日々すべきコトを
そつなくこなしている貴女には
感心してるよ
すごく
落ち着いていて
オトナっぽい物腰なのに
好きなモノやコトを
見つけると
三つ子のままの変わらぬ
あどけない笑みをまとう
ー大切なモノを大切にするー
そんな貴さを
此れからも
ずっと
ー大切なヒトに大切にされるー
そんな輝きを
此れからも
ずっと
桜舞う
花冷えの日に
咲き舞う
愛しい
貴女
へ
ー二十三歳、おめでとうー
