背高のっぽの
ワタシは
むかし
向日葵みたい
そう
云われると
ココロで
むすくれていた
でも
背中や
ココロが
しゃんと
のびない時には
やはり
憧れるのは
そう
向日葵
昨日
ムスコほど
年の離れた
常連の
社会人一年生クンが
帰省の際に
バードモナミに
顔を出してくれて
「お誕生日でしたよね」
ヒョイ
と
とてもスマートに
ナチュラルな
彼らしい微笑みを
携え
向日葵の花束を
くれた
思いがけない
幸福な瞬間
泪が出そうに
なったよ
ありがとう
彼のココロには
いつも
優しさや
思いやりの
花々が
一面に
咲き誇って
いるんだろうね
向日葵は
教えてくれる
自分のカラーを
持っているか
と
光の指す方を
見極められるか
と
未来は
足下ではなく
視線の先にある
と
いつか誰かの
チカラに
なれるだけの
キャパシティを
持ち抱いているか
と
向日葵は
教えてくれる
誰かのために
生きるというコトが
自身の生を
実感する
最善の策だと
いうコト
を
みな
ココロに
今日も
タネを蒔く
いつか
大切なヒトと
出逢い
足並みも
ココロの丈も
揃い
整う
その日を
夢見て
大切なヒトの
腕に抱かれし
至福の瞬間を
夢描いて