「こりゃ ハイジとクララだな」
小学生ながらに
思ってた
ただ
単純に
卑屈には
ならずに
成人式ぶりに
再会した
小学生時代の
大親友
かなちゃん
（引き合わせてくれた
ペーター⁉︎むぎ ＆ はーちゃん
ほんとうに ありがとう）
相変わらず
綺麗で
やわらかで
ゆるやかで
商売人のムスメ
という
以外は
何の接点が
あったのかな
そう首を捻るくらいに
真逆な
ワタシたちは
学校の帰り道も
いつも一緒で
ただ
ただ
笑いあった想い出しか
なかった
ただ
好きで
ただ
仲良しで
いたかった
だけなんだろうな
駆け引きも
根回しも
いらない
平和なセカイ
彼女のおかげで
ワタシは
身の丈を知るコトが
できた
上手く云えないけれど
ヒトを羨むヒマが
あれば
自分を目一杯生きる術を
身につけるコトに
気を取られよう
と
風の噂で
彼女の話を
耳にするたび
気合いを
入れてもらえた
すらりとのびた
白い指には
品のいい
ネイルが
施されていて
髪をかきあげる
彼女らしい
優雅で
美しい
横顔に
見惚れながら
きっと
彼女も
模索したり
選択したり
葛藤したり
しながら
いまの
輝きを
放ち続けて
いるんだろうな
そう思える
真実の光
もぅ
逢えないって
あきらめていた
でも
また
逢えたってコトは
引き寄せられたのかな
鏡なんて
おこがましいけれど
トモダチで
いてよかったな
そう
思ってもらえるよう
ワタシも
いろんな意味で
あきらめないで
まだまだ
まだまだ
がんばってみよう
まずは
腹筋だな（笑）
また
逢おうね
クララみたい
だけど
最初から
キチンと
自分の足で
立っていた
大切な友達へ
出逢えて
ほんとうに
よかった
また
笑い合えて
ほんとうに
よかった
