させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

シアワセノカラクリバコ

2014-08-27 08:10:26 | 日々のこと


昨日

大好きな

常連さんから

大好きな

押し寿司を

いただきました



なんと

鯛をまるまる一匹

捌き

ほぐし

そぼろに

されるトコロから

手作りという

手間隙三昧


味はもちろん

美味しさ

MAX!


ワタシは

寿司屋のムスメで

しかも

零細寿司屋⁈

だったから

寿司飯の残りが

晩ご飯というコトも

多々ある

あぁ

清貧な幼少時代

でしたの



だから

ある時期まで

あまり

ちらし寿司など

好きではなかったの

ですが



すっかり

オトナになった

あるお正月に

親戚の伯母さんの

手作り押し寿司を

いただいた時に

なにやら

ガツンと

自分の甘えを

砕かれ

グイッと

ココロを

掴まれたんです


なんと

手間隙と

愛情溢れる

料理なんだろうって


ミルフィーユケーキ

どころじゃない

多素材が

その家で

大切に

使い継がれている

木型によって

幸福の縮図となる


こんなにも

丁寧な

おもてなしが

在るんだって

ジーンとしたのを

今でも

憶えています



そう想うと

小さい頃

恨めしかった

ちらし寿司も

両親なりの

ココロ配りが

随所に

散りばめられて

いたのに
( 好きなネタのぶつ切りが
のっけられてたっけ)

その時は

あー

肉屋さんの

子どもに

生まれたらなぁ~とか

筋違いなユメを

見たりしてた

へそ曲がりな

子ども

でした


父が

早くに

亡くなって

実は

恵まれた環境に

置かせてもらっていた

そのコトを

痛いくらい

実感してからは

特に

手作りの

お寿司を

いただくと

胸締め付けられるほど

嬉しいのです


いつか

ワタシも

作れたら

いいな


自分から

はじまる

木型にも

出逢いたいな


いつか

大切なヒトを

そのお寿司で

笑顔に

出来たら

いいな


似過ぎて

イヤになっちゃうくらい

大好きだった

亡き父も

きっと

昊の上で

その日を

たのしみに

している

かもなぁ

コメント
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