古美術 崎陽

古唐津 茶碗 他お茶道具等 古美術全般を取り扱う「古美術崎陽」のHP日記

五代 友厚-97

2016-08-08 05:15:17 | 長崎の歴史



堂島米会所

大阪堂島米会所淀屋が淀屋橋南詰に創設した米市場は、

元禄10年(1697年)に新地が開発された堂島に移転し、

享保15年(1730年)には江戸幕府公認の米市場となった。

諸藩や米商人の蔵屋敷は中之島に135棟が並ぶなど、

江戸時代の大坂は物資集散地として市場経済の

中心地となり大いに賑わった。

堂島米市場は幕末まで活況を呈したが、

明治に入り米の流通に統制が効かなくなると

明治政府は各地の相場会所を閉鎖し、

明治2年(1869年)に堂島米会所は閉鎖された。

堂島の衰退を案じた礒野小右衛門、

武富辰吉らは米市場再興運動を興して

明治4年(1871年)に堂島米会所を開設、

明治9年(1876年)には五代らが中心となって

保証有限会社堂島米商会所を設立した。

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