のみちをゆけば

北の山男が日々の生活、趣味の報告をします!

三国山

2017年08月24日 22時21分25秒 | 登山

 先週末(8月中旬)は、まだ登ったことが無い三国山に行ってみました。





 オホーツク海高気圧の影響で石北峠の麓までは低い雲がかかってました。
 とりあえず、朝に旭岳のライブカメラで上空が晴れてることは確認済み。





 案の定、峠にかかると青空が広がってきました。






 三国峠のトンネル手前の駐車場に車を停めて出発!




 トンネルに向かって左側の踏み跡を辿ると。





 水量が少ない沢に出ました。道は明瞭と言いたいのですが、時折登山道でない斜面に鹿道が続いていて注意が必要です。


 朝露なのか、昨晩の雨なのか、足元が結構濡れました。




 そして、登山道にせり出している背丈ほどのイラクサ。


 ビショビショなのは我慢できますが、こいつを払うたびにチクチクするのは不快この上ない。

 って、さっさとカッパを着ればいいのに、ダメなんですよね。






 沢沿いから尾根への登りに入ると濡れた笹藪漕ぎ。
 ズボンだけでなく、靴の中にも水が入ってグチャグチャいいだしました。






 ほどなく、太平洋と日本海の分水嶺に到着。
 奥に見えるのはクマネシリ山塊。

 だんだん雲が増えていってしまいました。





 その先は快適な尾根歩きと書きたいのですが、笹藪のトラバースが続きます。
 やぶの中の道が消え、立ち止まって先を探すこと3回ぐらい。





 駐車場から約1時間で北海道大分水点到着。
 写真奥は石狩連峰方面。





 ここがオホーツク、上川、十勝の境になり、ここから流れ出た水はオホーツク海、日本海、太平洋に注ぎます。






 三国山は分水点から東の方角。今度は太平洋とオホーツクの分水嶺を歩きます。

 
 



 分水点から15分ほどで三国山に到着。手作りの看板と三角点があるだけの山頂。





 天気が良ければ、もっと見晴らしが良いのでしょうが、表大雪方面は概ね雲の中。






 糠平方面。






 山頂で軽く食事をとり、小休憩をして下山開始。






 たくさん赤い実がなっていたチシマヒョウタンボク。

 食べてもあんまり美味しくない。






 ビショビショな服や靴を早く脱ぎたい一心で、急ぎ足で下山し、山頂から約1時間で登山口に戻れました。



 北海道分水点を踏むことに意味があり、山頂からの眺めも良いと思われますが、今回はあまり快適な登山では無かったですね。

 もう一度登りたいか?と言われると、秋か初夏が良いかなといった感じですね。



 そうそう、この山の付近で携帯の電波があるのは尾根上のみで、上川側は大雪ダム、糠平側は糠平市街地まで携帯不通です。












コメント
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