「週間文春」7月26日号を買ってしまった。
小室さんは「夢追い人なの」美知子さまのお嘆きと眞子さまのNY行き
なる見出しに惹かれて。
要するに記事の内容は、皇后が孫の眞子さまの付き合っている小室圭氏が夢はあるが実がないと心配していること。そのさいたるものはニューヨークの法律学校へ通うということ。お金はいったいどうするのか。小室氏の母は400万円を返してもいないのに。
将来はどうなるのか。生活の見通しは? けれど眞子さまは相変わらず小室氏にお熱でニューヨークで密会する可能性がある。
そういう記事である。
はじめはおめでたいという小室氏と眞子さまに関する報道はいまや手の裏を返したようにきつくなっている。寄ってたかって叩いているといってもいい。
宮内庁が二人の結婚延期を発表しているが、それはおためごかしであり、世間には「破談」という雰囲気が濃厚。
小室家のいろいろがよろしくないのなら早くすっきり「結婚解消」を打ち出せないのか。
日本人の悪いところはできもせぬことを伸ばして逃げること。東日本大震災で生じた核のゴミも「中間貯蔵施設」という名称でつくると100年になり200年になるのではないか。
皇女の結婚は最終的に誰が決めるのか。秋篠宮家なのか天皇家なのか、宮内庁なのか。本人ではなさそうである。
皇女自身に最終的な決定権がないのであれば、蛇の生殺しにしておかず、早く皇女に引導を渡すべきではないか。若い身空の乙女がかわいそうである。
いっそ眞子さまには皇籍を打ち捨てて駆け落ちせよとそそのかしたくなる。
平成の白蓮になってしまえ。
柳原白蓮こと伊藤燁子は、華族であり、大正天皇の従妹であり当時の世間を沸騰させる大事件となった。この素材を作家林真理子が『白蓮れんれん』にまとめている。仮に眞子さまが駆け落ちして皇籍離脱するならば、なにせ現役の皇室の中の女性であるからそのインパクトは伊藤燁子をはるかに凌ぐだろう。
相手の生活がはっきりしていないし収入のことも不明ゆえ燁子が宮崎龍介のもとへ走ったときよりギャンブルである。
眞子さまの胆力が試されるときである。
イギリスはさきごろ問題児のヘンリー王子が結婚した。相手メーガン妃は金銭問題はなかったが、血統のことなど昔の基準ならそうたちがいいとはいえなかった。女優は聞こえがいいが要するに「河原乞食」である。彼らが祝福されたのは、イギリス人全体のものの考え方が変わってきたためであろう。
日本の皇室のイメージを変えたのはなんといっても皇后となった正田美智子であった。美貌と才知を兼ね備えたフレッシュな女性として皇室入りした。
ここ50年の日本女性の功績度ナンバーワンといってもいい活躍をしてくれた。
眞子さまが自由と恋に心中するならば皇室のまるで新しい顔になる。皇室に砂をかけて逃げた女性として生きてもいいのではないか。与えられた身分のしがらみを断ち切って野へ下った女性というのも悪くないと思う。
ブレーキを踏むよりアクセルを吹かせ、若いのなら。
このままだと、
点々とバナナ黒ずむ眞子さまは
という寂しい結果しか見えないではないか。
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