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天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

東京競馬場の遊園地へ

2025-02-23 06:04:25 | 身辺雑記

 

きのう、結と優希を妻と協同してみた。場所は東京競馬場。

今週が開催のラスト、来週から競馬は中山開催となる。ぽんぽん撥ねるマシュマロのような大きな器具で遊ばせる。

 

 

その後、すぐ、遊園地の中を一周する新幹線模型に乗りたいといって並んだのが運のつき。待ち時間の長いこと。30分以上待って空の雲が厚くなって雪がちらほらする。冷えてきた。30分待って2分の乗車ではかなわない。待つ間、空の雲を眺めて西行と雲、ないし空の組合せで句を考えたが決まらず、持ち越した。この淡い空は西行なのだが……。

次から新幹線模型には乗らない。子どもが希望しても却下することで妻と一致した。

梯子とミックスした大型滑り台がこの遊園地の売り。滑り台のバリエーションは知るかぎりここが最高。落ちるような急こう配もあって泣く子もいる。

ラーメンを食べたいというがここも列をなしている。ラーメンは家で食べようということで引き上げる。帰りにスーパーで妻がラーメンを買う。

競馬場は歩く距離があり帰宅したとき9500歩に達していいた。腹が減った。子どもたちも腹が減ったことであろう。

 

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サッカーも句会もコンパクトに

2025-02-18 04:44:11 | 身辺雑記

 

高尾山のふもと

 

ネット句会を三つ運営している。「流星道場」「ひこばえネット」「ジャッカル」である。

きのう「ひこばえネット」が終了した。投句締切15日、選句締切17日である。

投句の状況を見ていて14日中に14人のメンバーのうち13人がそれを終えた。1人だけ15日にずれ込んだ。それはFである。

Fはいつも最終投句者である。正午には投句するだろうと思い、午後を選句して句評を書く時間に予定して昼、帰宅してもまだ投句していない。まいったなあ……。

もしかして病気かと思いメールすると、「手持ちの句が無く……相変わらずの劣等生です。しばしのご猶予を」という。「まだ締切時間内でしょう」とも。

そうなんだけどさ、空気を読め!と言いたくなった。日本人の美徳をこういうとき発揮してよ、みんな待ってるんだから。

この句会には、また、いつも選句がラストのWがいる。Wも遅い。いつだったか17日23:30にやっと選句を上げたこともある。

 

先行する仲間たちから著しく遅れることに何の気遣いもない。小生はそれが不満で、句会の途中で、「投句締切20時、選句締切20時」を通達した。

「ジャッカル」は選句時間24時間であり、「流星道場」「ひこばえネット」より24時間短いがかえってきびきびしている。

全員がコンパクトに動いて欲しいのである。仕事を終えた仲間をそう待たせるな。それは言わずもがなでしょう、日本人なら、という気分。

 

サッカーで「コンパクト」という考え方がある。

間延びの反対に使われる言葉で、全体の前後の距離を適度に小さく保つ状態をコンパクトという。選手間の距離が適切だと、

パスをつなぎやすい。

相手ボール保持者を囲みやすい、奪いやすい。

といった効用が生じるのだ。

句会はサッカーのようなボール争奪戦ではないけれど、メンバーの意識が固まっているほうが盛り上がる。わけもなく待たせられると気持ちが沈むのである。

 

劣等生と卑下するFには、締切が近づかないとする気にならないという癖がついているだけではないのか。

小生は現役時代、出版社に38年勤務した。締切が近づいて来ないと仕事にかからない多くの人間たちを見て憤りを感じるとともにあきれた。その皺寄せが下流の部門に押し寄せる。原稿締切日に慌てないよう毎日たんたんと仕事をこなすことがそう困難のことなのか。残業などしなくても計画的に仕事すればいい。なぜそれができないのか。

 Fに助言した。「兼題が出されたときに一気に10句くらい作ってしまえ。時間に追われるのではなく、時間を追え。そうすれば時間の恩恵を受けることができる」。

小生は句会の終りに出される兼題を見て陸上100mのスタートダッシュのごとく一気に10句ほど作ってしまう。あとのんびり暮らし10日してまた作り、締切近くなって推敲する。

この原稿を書いていて、かのザ・ピーナツの「恋のフーガ」が口をついて出た。

追いかけて 追いかけてすがりつきたいの^^♪

時間を追いかけると楽しくなるのである。

 

 

 

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誕生日祝いの炙り寿司

2025-02-13 06:15:31 | 身辺雑記

「炙り寿司」。結局、この寿司7巻をいただいた。

 

きのう俳句を始めたSさんと会食した。

先日彼女に歳時記を買ってやったらお礼に食事したいという。「先生の誕生日が近いからそのお祝いを兼ねて」と。彼女には嫌いなものが多く会食はむつかしい。小生は<偏食女王>のニックネームを与えていた。ハンバーグは食べられるというのでネットで小生が「鉄重」を見つけた。

偏食女王はそう腹が空いていないらしく鶏肉と茄子を焼いて食べる。あと赤ワイン一杯。

小生は、「炙り寿司3種盛り」に惹かれた。魚の寿司でない牛肉の寿司である。「勇気があるわね」と偏食女王に言われる。炙っただけなので血がしたたる感じの赤さ。

血の赤さに触発されたのかSさんがふいに、「キラー・カーンって知ってる?」と問うではないか。キラー・カーンはジャイアント馬場時代のレスラー。得意技はモンゴリアンチョップ。彼女の父親がプロレスが好きで一緒によくテレビを見たそうだ。

あの時代のプロレスの話になったら俳句より興じる小生にふいにSさんは俳句の切字の意味について問うではないか。

菜の花や月は東に日は西に 蕪村

この句における「や」の意味、効果は何なの? という質問である。

話がプロレスになったり俳句になったり落ち着かない。それでプロレスで俳句を語ることにした。

俳句は、坪内稔典が「俳句は片言」というように短く言いたいことを言い尽くせない詩型である。よって構文の中に空間を作りそれによって恰幅を出そうとする。それが「菜の花や」である。ここで「見渡すかぎりいっぱいに咲く」といった散文を盛り込むことができる。またここで大きく切れることで地上と天空と空間を表現できる。片言が膨大な奥行を持つのである。

空間、間を作るということが秀句の要素である。

これはプロレスにも通じる。プロレスはK1みいたいに敵をガンガン攻めてノックアウトすればいいというものではなく、敵と自分との協同パフォーマンスを見ていただくものである。そこには間という余裕が必要になる。

これに秀でていたのがアブドーラ・ザ・ブッチャー。

地獄突きで倒れた敵を見下ろして4、5歩後退る。この間合いに観客から歓声が上がる。

彼が何をするかわかりそれを待つ嬉しさなのだ。歓声を聞くとブッチャーは4、5歩前進し、肘に全体重を乗せて敵の喉に落とす。完璧なエルボードロップ。動かない敵をそのまま抑え込んでワン、ツー、スリーである。

俳句とプロレスを一緒に語って盛り上がった。こんな話を聞いて喜ぶ人にはセンスがあるかもしれない。

彼女の父親と小生は似ているらしい。

やはりプロレスと大相撲が好きで外遊びもしたらしい。春は山菜摘み、秋は銀杏拾い。Sさんは小生に父を感じているのかもしれない。

 

アブドーラ・ザ・ブッチャー

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遠くを見てくつろごう

2025-02-10 10:24:50 | 身辺雑記

 

最近、国分寺市庁舎の3階にある「リフレッシュスペース」へ行く機会が増えた。

星乃珈琲店やコメダ珈琲店のように美味い珈琲が出るわけではないがここは広くて圧迫感がない。

人も少ない。窓から遠くを見ることができる。静かに遠くを見る場所はそうそうない。天守閣へ上がっても人は結構いる。東京スカイツリー、ランドマークタワーも同様だろう。

窓際に座っていたらむかし作った句を思い出した。

 

荒天の荒野を来り裘(かわごろも)

人の少ない環境で遠くを眺めることはいいなあと思う。

俳句を作ろうとして行くわけではないが言葉は浮かぶ。それは外の景色と関係なかったりする。

 

木曽人は春待つ山の向かう見て

山のあなたのの空遠く「幸」住むと人のいう……というのはカール・ブッセの詩を訳した上田敏であったか。そのあとをまるで知らないが、木曽谷に空の狭さをなぜかここで思った。

 

長汀に雲を遠見や春の人

「春の山」「春の川」は歳時記にあるが「春の人」はない。けれど湘子も先輩諸氏も「春の人」と使う。春の〇〇はどこまで許されるか知らないがやってみたくなる。

 

掃除機に追ひ立てられて春の野へ

窓の外に見えるのは都立武蔵国分寺公園。「煤逃」でここへ来たことがあるが妻の掃除機は外へ行けと言うがごとし。たまたま「機」という題が出されていてここで言葉が連結した。

 

右を見ると消防車。市役所と消防署は並んでいる。

 

 

 

さてこれだけ静かで人がまばらだと句会をしたくなる。

いっつ来て席が空いている。大人数の長時間の集まりはいけません、と注意書きがある。

4人の1時間半の集いは禁止事項に該当するか。するだろうが小声で静かな句会はできるかもしれない。

 

気に入ったのは自動販売機が売る商品がほかより安いこと。

ここのトマトジュースは120円だがほかでこの値段で買えない。120円の商品が多いこともリフレッシュスペースの魅力。細かい話ではあるが。

 

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わがウォーキングロード45分

2025-02-04 06:09:47 | 身辺雑記

スマホの動く数字が歩数計であることをしばらく知らなかった。時間がたつと増えることに興味を持ち、歩きながら数字を見て歩数を記録していることに気づいた。以後この数字ともに生きているといっていい。貯金は減る一方だがこの数字は24時まで増え続ける。1月、10000歩を越えた日が18日、9000歩を越えた日が7日。よく歩いたと思う。ファウストにメフィストフェレスがいるように、小生にスマホがいてその数字に励まされて歩いている。

いま、はまっている歩くコースは、まず西国分寺駅付近、府中街道横のバス亭と道路の中にある中洲のようなところから始まる。やわらかい。

 

 

一周240歩。短いのが玉に傷だが文句は言わない。

 

ここから歩く全コースの10分の7は下がコンクリートでないところ。毎朝、7:25~8:10の45分、歩行に没頭する。ここを5周ほどして出ると、目前にトミンハイムという集合住宅がそびえる。ここのとある棟は外来者を拒否しない作り。階段にすっと入ることができる。

 

 トミンハイム。14階、205段

 

以前、歩行中にスクワットをしていたが最近、歩行を止めるのが嫌になり階段上りを思いついた。似たような効果があるだろう。

 

 都立多摩図書館

 

トミンハイムを出るとすぐ、都立多摩図書館がありその先に国分寺市庁がある。

その裏は、都立武蔵国分寺公園。芝生である。ここは時計が2基立っていて時間が見えるのがいい。ここを縦横無尽に歩く。後ろ歩き、横歩きなど入れる。腕立て伏せ、逆立ちなども行う。

 

 

 

花壇といった様相だが生えていたのは茅。それを刈った後の凸凹の感触が芝生と違う乙な刺激をくれる。

 

 

都立武蔵国分寺公園。1周668歩(推定510m)の円形の芝地がある。

 

都立武蔵国分寺公園を経て、元のところへ戻るとおよそ5600歩。

この時間にこの歩数であると昼、帰宅するまでに9000歩に達する。まあ運動はこれでいいか。あまり頑張ると体が壊れる。

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