4階の廊下を歩いていると、5年い組がなにやらグループ学習をしていました。教室に入ってみると、算数の問題をグループで考えているところでした。
「一辺が1cmの正方形12個をすき間なく並べて長方形を作ります。何種類できますか。」という問題でした。着々と小さなホワイトボードに書き込んで、説明の仕方を相談しているグループもあれば、「わかれへん。」と困っているグループもありました。
時間になって、全部のグループが発表しました。実際に図を書いて、並べてみて考えたグループ、約数の考え方を使って問題を解いたグループとさまざまでした。他のグループの発表を聞いているうちに、自分達の気づきや考えも深まっていっているようでした。
今年から、新学習指導要領が実施されています。その中ではとりわけ、「思考・判断・表現」という活用する力を育てることを大切にしています。今日の5年生の算数の授業は『約数』という基礎・基本の内容について学習する時間でしたが、自分達の力で課題を考え、まとめ、表現するという学習をした結果、「基礎・基本」の内容を理解するという授業になっている、「基礎・基本」と「活用力」の両方を育てている授業でした。
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