6月8日(木)「2年生 算数」
「まっすぐな線のことを直線というよ」新しい算数の言葉を学びながら、ものさしを見ている子がいます。早く直線をひきたそうにしています。
2年生の教室では長さの学習に入っていました。ものさしを扱いながら、1㎝や、1㎜について学習しています。
これまでに、10㎜=1㎝というところまで学習してきました。
問題を提示します。「これは何cm何㎜ですか?」子どもたちは、教科書の問題を見ながら、7㎝5㎜と答えます。正解です。
しっかりと目盛りを数えながら読むことができていました。
続いて「これって何mmなのかな」「75㎜!」とこれも答えられていました。先生とくり返し丁寧に確認していきます。
さらに問題を提示します「7㎝は何㎜ですか」「わかった!」と子どもたちも前向きに取り組んでいました。答えは70㎜です。でもこれでは終わりません。
先生が「どうして70㎜って分かるの?」と問い返します。ペア同士で話しあうと同じことでも色んな声が聞こえてきました。
「1㎝て10㎜でしょ、だから7㎝は70㎜」「10㎜が1㎝だから7㎝は70㎜だよ」一見同じことを言っているように聞こえることでも、7㎝をに分解して70㎜を出しているか、1㎜が何個分で70㎜になっているか、子どもたちによって見え方が違うようです。大きなものを束で考えたり、分割して考えて行くことはこの先、何年生になっても大切な算数の学習のもととなる考え方の1つです。自然と子どもたちからそのようなつぶやきが出ているのが素敵ですね。
その後の友だちの説明にも納得したようすでした。
子どもたちは1㎝=10㎜を使って、同じ長さを単位を変えて説明することができていました。
次は直線をかく時間の予定です。長さをしっかり読むことができていたので、正しい長さの直線もうまくかけそうですね。