10月1日(金曜日)5年生のオンライン人権参観を行いました。
5年生は、「多様な性と生」をテーマに、どうすれば様々な立場の人が気持ちよく過ごせるか、そのために自分はどのような行動をすればよいか、自分自身を見つめる活動を行いました。
自分ってどんな人ですか?担任の先生からの問いに、みんな元気に答えます。「よく笑う」「怒りっぽい」「野球が好き」「絵を描くことが好き」「虫が好き」人それぞれ、違いがあることが分かります。
次に、ある学校の校内を描いたイラストを見ながら、そのイラストにはどのような人が描かれているか意見を出します。「メガネをかけている人」「男の人」「女の人」「車イスの人」「友だちと話しているひと」「外国の人っぽい人」「カップル」ほかにもいろいろな人が描かれています。
さらに、その人の立場になってみて、どのようなその人にとって快適な環境なのか、みんなで議論します。「身体にハンデがあるからと言って、特別扱いは嫌だ」「みんなと一緒がいい」「普通に接する」「誰かと一緒に過ごしたい」など、たくさん意見が出ました。議論を通じて、一人ひとりが気持ちよくするためには、相手の気持ちに立って、行動することが大事だということを学びました。いよいよ来年は最高学年になる5年生、しっかり自分の意見を言い合える姿は、とても頼もしく見えました。運動会やレイクスクールでも、大活躍を期待していますよ。
今日ですべての学年でオンライン授業参観・学級懇談会が終了しました。どの学年の児童も熱心に課題に取り組み、仲間とともに活発に議論する姿がたくさん見られました。また、多くの保護者の皆様にご参加いただき、画面上ですが、皆さんと人権について一緒に考えることも出来ました。貴重な機会を皆さんと共有できたことを教職員一同嬉しく思います。ご参加いただいたすべての皆様、ありがとうございました。