10月14日(金)
気候も穏やかで過ごしやすい5時間目。ふと、職員室から運動場を見てみると、いつもお馴染みの元気な笑顔が今日はさかさまになって見えます。一年生のみんなが、鉄棒で「こうもり」のようにぶら下がっていました。
今日の体育は「てつぼうあそび」でした。鉄棒を使って、いろいろな体勢で止まったり、いつもとは違う体の動かし方をして、運動能力の基礎を高めていきます。「つばめ」(手とおなかで、ななめに体を支えます)では、『(力を抜いたり、腰の位置が低すぎると)おなかが痛くなっちゃうよ、気をつけて~』と先生が言うと、みんな、自分がバランスをとりやすい位置を考えて、「つばめ」に取り組んでいました。「どうしたらきれいに止まれるかな…」と考え、実際に動かしてみる時間が体育では大切です。
次は「つばめ」の体勢のまま脚を前後にふります。中には、勢いがついて腰がはなれ、そのまま逆上がりができそうな子もいます。先生の『1.2…10!!』のあとには、「できたー」「おなか、いった~」「ふぅー!!」とみんな、力を入れていたのが分かる声が出ていました。
鉄棒では、握る力や、腹筋、足の振りあげなど、日常ではあまり意識していない体の動かし方をします。日ごろの生活とは違った動きを沢山することで、様々な運動能力につながっていきます。
これから、寒さが厳しくなってくる二学期終わりまで、北小学校では鉄棒が人気になります。今年は校務員さんが、補助器をきれいに塗り直してくれました。いっぱい使って、どんどん技を磨いてほしいですね。