6月5日(月) 3年生算数
3時間目、3年い組では算数の授業が行われていました。今は「大きい数の筆算」の学習中です。
問題を提示します「0~9のカードを1枚ずつ選んで、4けた+4けたの計算をつくりましょう。」ただし今日は、カードを裏向けた状態で選ばなくてはいけません。つまり何が出るかは選ぶことができません。さらに先生から「5000ぴったりをめざそう」とさらに追加されました。
「あー、千の位に1来てくれへんかなぁ」「うわぁこのままでは万を超えちゃう!」と繰り上がりや、位ごとの計算を意識したつぶやきがあちこちから聞こえてきました。
クラスでは5035と、かなり5000に近づいた答えになったペアがいました。先生が、「本当に5035か確かめてみて」というと、
子どもたちはすぐに確認していました。ペアで取り組める安心感と競い合うことで、計算に対する意欲が上がっていました。
「何のカードが欲しかったの?」と聞かれると「千の位に1と4」「その場合は繰り上がりがない時がいい!」「繰り上がる場合は1と3」と繰り上がりを見越した、位に注目した良い意見が出てきました。
つぎに先生から「好きなカードで作っていいけど、ちょうど5000にできる」と問われます。繰り上がりに注目している子が「最初を10にして…」
「次は1繰り上がってくるから9をつくってさ…」とみんなちょうど5000をつくる為に話し合いながら4けた+4けたの筆算を作っていきました。
「あ、できた!」「やった」と言ってる子のそばで、十の位を6と4で悩んでいるペアに「繰り上がってくるからこれだと11になっちゃうんだよ」「だからつくるのは9だよ」と子どもたちなりのヒントを出し合いながら、解決していく様子もみられました。
クラスではいくつもパターンが出て、繰り上がりに注意しながら計算する事が自然と身についていく時間と
なっていました。
2時間目の国語も、3時間目の算数も、話し合いやすい空気と、いろいろ意見を出し合う姿が見られた3年生の学習の時間でした。、