昨日、U小学校に行き、バタバタと働いて、やっとお昼の時間になり、1人図書室でお弁当を食べていた。
携帯電話は、ずっとマナーモードに設定してあるのだが、電話が入っていて、メールまで来ていたので、まず、メールから開けてみた。
夫からのメールだったのだが…びっくりするような内容だった!
「宝塚市役所に火炎瓶投げ込み放火事件発生。ただいま市役所炎上中」
えっ?!何かのいたずら?と思ったけれど、確かに夫からのメールである。
続きを読むと
「私は屋外へ避難済みで無事です」
と言うことでほっとしたのだが、ずっと学校の図書室で、子供たちの応対をしていた私は、午前中に起こったそんな事件も全く知らずにいたのだった。
電話も、大阪の友達からのもので夫のことを心配してのものだった。
仕事を終え、帰宅して、しばらくすると夫が仕事を終えて帰って来た。
ちゃんと肩に黒い鞄もかけていたが、何だか呆然とした様子である。
昼ご飯は食べられなかったのだという。少し喉も変だと言っていた。
3階にいた彼は、放火事件が起こった時、他市から来た市会議員たちを連れて市役所内を案内するために、事務所から出たところだった。
警報が鳴っていたが、やけに小さな音だし、また、誤作動かいたずらだろうと思っていたら、下から職員が1人とんできて、「本当の火事だ!」と叫んだそうだ。
見る間に黒煙が立ち込めてきて、フロアの全員が階段を使って避難したそうである。
収税課の女性課長以下30人の職員たちは、(顔に火炎瓶を投げ付けられた職員も)皆で必死で消火に当たり続けたそうだ。
でも、火炎瓶とガソリンまでまかれたので、たちまち火は燃え広がり、爆発までおこした。
すぐに消防車が到着し、他の市からもどんどん応援に駆け付け火事は沈下したのだが…
しばらく黒煙が立ち込め、壁はどこも真っ黒焦げになり、変なにおいが立ち込めていたそうだ。
特に1階はかなりな被害に遭い、書類も黒こげになり、空調などの設備がだめになり、しばらくは業務も再開できないらしい。
何1つ持たずに、すぐに避難したので、携帯電話も持っていない人が多く、夫は、たまたま電話だけは身につけていたので、他の人にも使ってもらったそうだ。
でも、そんな中で水を持ってきて火事の避難をしている人たちに紙コップで水を配ったり、おにぎりを買って来て配ってくれる人もいたらしい。
私は、夫の話を聞きながら、手つかずのお弁当をごみ箱に捨て、ともかく無事で良かったとほっとした。
夫はすぐシャワーを浴び、着替えをして、冷たいマンゴージュースを飲み、人心地ついたようだった。
ところで、市役所の収税係と口論になって火炎瓶やガソリンをまいて火をつけた男は私たちの同年代。
何だか凄く嫌な感じがする。
木莉
本当に何よりでしたね・・・。
これからの方が大変でしょうね、
お疲れが出られませんように・・・。
暑い日々が続きますね、
楽しいことや、ささやかな嬉しいことを見つけて
暑さに負けないでお健やかにね・・・。
リトルへのお越しを楽しみにお待ちしていますね。
怪我人だけで死者が出なくてほっとしています。
でも、身体は大丈夫でも、精神的に大きなショックを受けた人はいそうです。
夫のいる3階は黒焦げになったくらいですが、1階はしばらく使えないようです。
火炎瓶とガソリンなんて、本当に怖ろしい!