この前、日帰りバス旅で見た里山は今、雨の中で、一層、瑞々しくなっていることだろう。
毎日、雨である。
でも、そろそろ梅雨も明けるかなと思っている。
夏が来た方がいいのかどうかわからないけれど、去年のように猛暑になったとしても、来るものは来るのだから仕方ない。
10年ぐらい前は、夏恐怖症だった。
夏が来ると思うと、ぞっとして、たまらなく憂鬱になったものだ。
今でも、口では色々文句を言っているが、わりと平気になった。
炎天下の体温を越える暑さの中を歩くと、全身クラクラして気を失いそうになる。
でも、それもまあ、いいかという気持ちになって来た。
さすが年齢を重ねるというのは凄いねと思う。
暑さで死ぬこともあるのに、まあ、良いかとお気楽になっている。(*^-^*)
どんなことの中にも、何かいいこともあるはずだと、思えるようになった。
少し前に見た豊かな緑の風景を思い出して、そこには今雨が降って、もっと緑が溢れている様を想像してみる。
ところで、今朝、恐ろしい放火事件のニュースを知った。
京都のアニメの製作所でガソリンが爆発して、ビルが燃え、33人もの人が亡くなったそうだ。
どういうわけで放火したのかは知らないが、むちゃくちゃなことだと腹が立った。
ここ数年、天気も変だが、人の方も凄く変になったのだろうか……ぞっとして、心が冷え切った。
木莉