今日は京都南座へ「香華」を観に行った!
池畑慎之介と高橋恵子の主演である。
有吉佐和子の原作は読んでいないのけれど、ピーターの女役がぜひとも見てみたくて…
和歌山の大地主の家に生まれたのに、不運な運命から静岡の遊郭に芸者として売られた朋子。
彼女はそこで芸者として厳しく芸を仕込まれ律儀で聡明な女性に成長していく。
一方、その母の郁代は、彼女とは正反対の自由奔放な性格で何度も結婚と離婚を繰り返していた。
そして、ついにある日、母郁代は朋子のいる遊郭に華麗な花魁姿で女郎としてやってくる。
まるで、性格も人生観も違う母と娘と言うのがなかなか面白かった。
楽しい舞台だった。
衣装が華やかで、ピーターの身のこなしはとっても軽やかだった。
瞬く間に時間が過ぎて行った。
ピーターって不思議な人だと思った。
ちょっと彼のことをネットで調べてみたら、今日の「香華」の役と何だか似ている人みたいだった。
とっても自然な感じがしたのはそのせいだったのかな。
どうも夏バテらしくて、最近、かなり疲れていたのだが、今日のお芝居で楽な気分になれた。
木莉