朝から晴れてはいたものの、雲の多い一日であった。
風もあって、日が陰っている時だと肌寒い。
日射しはまだ強くて、ジリジリと焼かれるような感じ。
とはいえ、あの真夏のそれに比べたら、我慢できる程度ではあるが。
息子は今朝もお腹の調子が悪くて遅刻。
10時過ぎに送っていった足で、久しぶりに近くの林道をこえて帰ってきた。
道ばたにはキバナアキギリやミズヒキ、チヂミザサなど、秋の野草がたくさん。
いつも通りに路肩に車を停めて散策。
こうやって歩く気になったのも、何ヶ月ぶりだろう。
いつもは車の通りもほとんどなく、人と会うことなどまずない道。
それが、カーブを曲がった所で、初老の男性の姿を発見した。
自転車もあったので、てっきり近所の方かと思って、挨拶して早々に立ち去ろうとしたのだが…。
「この道、進んでいって抜けられっかい?」
いきなりの質問に驚かされた。
で、ずっと進んでいけば県道に抜けられると教え、どこから来たのか尋ねてみた。
詳しい住所は分からないものの、どうやら町中からやってきた様子。
この道に入り込んだのは初めてだそうで…。
放射線の話になってしまったので、10分くらい原発のことで立ち話。
ご自宅では、孫と自分たちは、産地の違う食材を使っているそうだ。
うちはそうではなく、今は以前ほど地場産に神経質にはなっていないと話した。
この人も原発は建設前から反対派だったようだ。
でも、反対したって、決まってしまえばやくざを雇ってでも立退かされるのだ。
この先、原発に何かあっていわきの放射線値が上がっても、避難勧告にはならんだろう。
その辺りに関しては私と同意見で、やはり家を建てている避難民の気が知れないとのこと。
悪気は全くなく、客観的に考えれば、どうしたってそこに結論が至るはず。
まあ、多くの住人は、それを考えないようにしているのかもしれないが。
それにしても、自転車でこの山道をこえるなんて、なんてすばらしい脚力。
こういう人たちは長生きするんだろうが、私らの世代の多くは早死にしそうだわ。
田んぼは刈り取りが始まって、畦道のヒガンバナが美しい。
ラジオの投稿で、ヒガンバナは全国でほぼ一斉に咲く、なんて話があった。
けど、それはやっぱり違うと思う。
こちらで咲き出したのは、その話から一週間以上、経ってからだったもの。
今日で9月もおしまい。
明日から10月で、今年もあと3ヶ月となった。
季節はどんどん進んでいくけど、置き去りにされているような気にもなる。
少しずつでも追いつけるようになりたいものだ。
風もあって、日が陰っている時だと肌寒い。
日射しはまだ強くて、ジリジリと焼かれるような感じ。
とはいえ、あの真夏のそれに比べたら、我慢できる程度ではあるが。
息子は今朝もお腹の調子が悪くて遅刻。
10時過ぎに送っていった足で、久しぶりに近くの林道をこえて帰ってきた。
道ばたにはキバナアキギリやミズヒキ、チヂミザサなど、秋の野草がたくさん。
いつも通りに路肩に車を停めて散策。
こうやって歩く気になったのも、何ヶ月ぶりだろう。
いつもは車の通りもほとんどなく、人と会うことなどまずない道。
それが、カーブを曲がった所で、初老の男性の姿を発見した。
自転車もあったので、てっきり近所の方かと思って、挨拶して早々に立ち去ろうとしたのだが…。
「この道、進んでいって抜けられっかい?」
いきなりの質問に驚かされた。
で、ずっと進んでいけば県道に抜けられると教え、どこから来たのか尋ねてみた。
詳しい住所は分からないものの、どうやら町中からやってきた様子。
この道に入り込んだのは初めてだそうで…。
放射線の話になってしまったので、10分くらい原発のことで立ち話。
ご自宅では、孫と自分たちは、産地の違う食材を使っているそうだ。
うちはそうではなく、今は以前ほど地場産に神経質にはなっていないと話した。
この人も原発は建設前から反対派だったようだ。
でも、反対したって、決まってしまえばやくざを雇ってでも立退かされるのだ。
この先、原発に何かあっていわきの放射線値が上がっても、避難勧告にはならんだろう。
その辺りに関しては私と同意見で、やはり家を建てている避難民の気が知れないとのこと。
悪気は全くなく、客観的に考えれば、どうしたってそこに結論が至るはず。
まあ、多くの住人は、それを考えないようにしているのかもしれないが。
それにしても、自転車でこの山道をこえるなんて、なんてすばらしい脚力。
こういう人たちは長生きするんだろうが、私らの世代の多くは早死にしそうだわ。
田んぼは刈り取りが始まって、畦道のヒガンバナが美しい。
ラジオの投稿で、ヒガンバナは全国でほぼ一斉に咲く、なんて話があった。
けど、それはやっぱり違うと思う。
こちらで咲き出したのは、その話から一週間以上、経ってからだったもの。
今日で9月もおしまい。
明日から10月で、今年もあと3ヶ月となった。
季節はどんどん進んでいくけど、置き去りにされているような気にもなる。
少しずつでも追いつけるようになりたいものだ。