月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

神戸キノコ観察会

2012-10-15 20:20:21 | イベント
デジカメ歳時記のいりささんからお誘いを受けて、神戸キノコ観察会に参加してきた。

早起きして向かった六甲山地の公園には20人以上の人が集まり、大所帯での観察会となった。三重と同様、神戸の地も渇き気味のようで、ちょっと期待できない状態だったけれど、とにもかくにも出発進行。



アカマツが健在の林は環境としてはキノコにとって理想的な感じだったが、やはりキノコは少なく、特に秋のキノコがあまり見つからない。ヌメリイグチやハツタケ、フウセンタケ類などが少量ずつ。タマシロオニタケやテングタケなど、夏のキノコが細々ながら、まだ発生を続けているという感じだった。

そんななかで、木材腐朽菌の類は比較的元気で、ナラタケ、ハタケシメジ、チャツムタケ、ヒメカバイロタケなどがそこそこの量で発生していたので、みな歓声をあげて楽しんでいた。キノコに気をとられてくっつき虫だらけになる人が続出(^_^)
結果的には50種類くらいあっただろうか。少量ずついろんな種類が見つかった感じ。キノコの種類は三重とわりと似通っているなあ、という印象があった。



そのあと連れて行っていただいた別の場所では、ナラタケが爆生中だった。食べるにはちょっと遅いっていう状態だったけど、予想外の余禄にみんな大喜び。写真のは、なぜか地面から生えているナラタケの群生。

はじめての参加だったにもかかわらず、気さくに話しかけてくださる神戸キノコの方々とたくさんおしゃっべりもできて、ずいぶん楽しめた。わざわざ遠出した甲斐があったというもの。

お誘いくださったいりささん、神戸キノコ観察会の皆さん、ありがとうございました。