図書館で借りてきた「十字路が見えるⅣ 北斗に誓えば/北方謙三」を読了。
エッセイ・シリーズの最終巻は、コロナ禍に入って知人や愛犬の死の話題も多く、著者自身の病気と手術の話さえある。
少し弱気になった感もあり、より人間味が出ていて悪くない。長く生きていれば平穏な日々ばかりではない。
そういった凸凹を隠さずに話してしまうあたりが、このエッセイの良さであったのかもしれない。
3巻までは巻末に既発の短編を連作のように置いていたが、最終巻ではそれは無く、代わりに総括的に対談で終えている。
著者が元気なうちに歴史小説でない、ハードボイルド作品の新作を読みたいと願っているが、無理な願いなのだろうか?
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初期からボクシングのルポは書いており、この題材はおてのものかと。
ボクシング経験者の窪田正孝の拳闘シーンは真に迫るものがある。
本来ならドクターかレフェリーが試合を途中で止めていそうだが。
相変わらず横浜の台詞回しは一本調子で、トレーナー役の佐藤浩市の受けの演技を光らせる。
白髪頭の佐藤は親父の三國連太郎を思い出させるが、
風貌ではニック・ロウの方がより三国に似ていると思っているワタシです。
たっぱが足りないので役が限られるかも知れないがまだまだ楽しみです。
それに引き換え山口智子はガタイも良いしまだまだ可愛い。暫く一線から離れていたが、最近はよく目にする様になった。
芸能界から離れていた時に旅人として数々の素晴らしい紀行文を上梓した。
そちらの方で見直した人でもある。流石に老舗旅館(廃業)の一人娘である。
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長く富山で行われているワールド・ミュージック・フェスの東京出張版。2日間の内の初日に足を運んだ。
太鼓のリズムやエレクトロニカな鍵盤が鳴れば体も揺れる。
ワールド・ミュージックはダンス・ミュージックですからノリが命
真ん中に位置したDJブースで、打ち込みのバック・トラックに合わせ、鍵盤とドラム・パッドを叩き、ボーカルを乗せていく。
鍵盤の響きはアラブの香りがタップリ。
大柄のボーカルにギター2本、ベース、ドラムスでエネルギッシュな演奏で押し通した。
会場が一つになっていく気持ち良さを強く感じた。
アンコール1曲演って65分。心地良い疲労感。満喫
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夏の出稼ぎの一環だが、高価なブルーノート東京は避けて5千円の本公演に足を向けた。
小ぶりの会場の右手3列目の良席。
曲名も多くは言ってくれるのがありがたい。
ファンは有難いね〜。ジブリ映画を観た上海の中国人からファン・レターが来たと嬉しそうに話す。
もはや海外と対峙する事は辞めた感じの矢野さんだが、知らずに映画と共に海を渡るって事ですか。
次いで"魚肉ソーセージと人"なんて曲も出して来た。
この曲でのピアノ・タッチはとっても雄々しかった。
常田富士男って、今やどれだけの人が記憶しているのだろうか?
宇宙から送られて来た電話やメールの話は誇りに満ちていた。宇宙で作られた貴重な歌詞ですもの!
キーを思い出すまで時間がかかったが、ちゃんと矢野節になっていたのは流石です。
教授の"千のナイフ"。スキャットを混えながらのピアノ演奏は教授への鎮魂歌でしたね。素晴らしかったよ。
大団円の100分。
新譜も買わなくなって久しいし「そろそろ矢野さんも卒業か?」と思っていたが、今日の選曲は最高だった。
ソロの方が自由度は増すのか?すっかり後ろ髪をしっかり掴まれて帰る羽目になった様だ。
ではまた来年何処かでお会いしましょう。
女子サッカーW杯でベスト8とまずまずの成績を収めたなでしこJAPAN。
NHKでの放送を観て、女子の現状と見直したと感じた一見客もいたと推測する。
そんな人たちを繋ぎ止める活動をサッカー協会とWEリーグは行っていかなければいけない。
今日から始まったWEリーグカップをYouTubeで配信することをWEリーグは決めた。
18時から4試合をチョコチョコ換えながら見ていた。若干観客は増えた様だがまだまだ少ない。
W杯出場選手は休ませがちだったが、ベレーザの植木は2得点を挙げて勝利の立役者となった。
しかし無料配信されていたのをどれだけの人が知っていたのだろうか。
WEリーグはもっと広報活動を活発にしなければいけない。
そしてカップ戦は各試合無料枠を設けて、リーグ戦の有料動員へ繋げるべきである。
アマチュアのなでしこリーグの頃は、INAC、ベレーザ、浦和の3強以外は大きな戦力較差があり、
選手個々のスキルも低かった。プロ化しWEリーグとなってからは各チームの戦力較差が少なくなった。
仕事終わりに練習するのではなく、1日を計画的に全体練習できることは大きい。
贔屓目かもしれないがスキルも戦術も観る価値のあるレベルまで来ている。
まずは観てもらうことから始めないと。それなのにサッカー協会が女子をなめている感もある。
女子部を持つJリーグチームは年に何回かはWヘッダーとして、女子の試合を前座として行うべきである。
夜はJリーグ、昼間はWEリーグを行えばよい。JリーグのチケットでWEリーグも見せるプロモーションは必要だ。
鉄は熱いうちに打て。W杯の余韻が残るうちに、WEリーグの関心も深めていかなくちゃ。
初年度、2年度と各1試合ベレーザのホームゲームを見に行った。赤羽から歩いて行けるし、今年も行きますよ!
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お初のジャズ・ブラス・バンドだが、Lake Street DiveのAkie Bermissが鍵盤とボーカルで参加という事で足を運んだ。
フロントにトロンボーン、テナーサックス、トランペットのホーン隊、後ろにギター、ベース、ドラムスが陣取る布陣。
曲はオリジナルの様だ。ホーン隊だけで演る曲もあった。
待ってましたの感は強いが、以降はキーは叩くもボーカルは無し……寂しい。
それでもホーン隊の頑張りでコール&レスポンスも繰り返し、盛り上がって本編終了。
やっと彼のボーカルが聴けたが、曲はちょっと分からなかった?80分。
演奏自体は悪くなかったが、満足度はイマイチか。まあ、こんな日もあるさ。
図書館で借りてきた「下町ロケット/池井戸潤」を読了。
直木賞受賞作であり、著者の代表作と言えよう。TVドラマを先に観ており記憶も鮮明である。
国家事業とも言えるロケット開発に、下町の中規模工場がサプライヤーとして参画するという夢のある話。
そこに到達するまでに、同業者からの嫌がらせで会社破綻に迫られる辺りは著者の真骨頂。
著者の作風は昭和的であり時代劇的な勧善懲悪ものである。ストレスを発散させ、後味の良さを残してくれる。
下町の職人の技術が大そうなものであるとは良く語られるが、ここでもうまく取り入れている。
機械化に対する人の技術と汎用性とが柱での物語。まあ、続編も順番に読むとします。
図書館で借りてきた「グループサウンズ/近田春夫」を読了。頁を捲るのが楽しく、興味深く読ませてもらった。
リアルタイムにGSを体現した著者は鍵盤弾きであり、有能な文筆家でもある。
下井草秀をパートナーにして会話形式で主要バンドを掘り下げていくやり方が成功の秘訣。
我が身を振り返っても、なかなか思い出せないことも他人の一言で氷解することは多い。
そういった世代には格好の相棒を得た感じはする。ワタシもGSは体現しているが、何せガキんちょだったので不鮮明。
更にはゴールデンカップスからエディ藩、タイガースから瞳みのるを招いての嬉しい座談会。
最近Thumbs Upで両者のライブがあったが、GS時代から仲良しの遊び仲間とは初めて知った。
色々と今だから話せるような裏話が満載で面白過ぎる。鬼籍に入った人も多いが、長生きして語らっていって欲しいね。
そして作り手側として作・編曲家の鈴木邦彦との対談も掲載されている。これも時代を感じさせる話で興味深い。
今や死滅しつつある職業作家の凄みを垣間見せてくれる。良き時代と一言で言いきってしまいたくない。
思わずザ・ゴールデンカップスのレコード引っ張り出してきて"本牧ブルース"一緒に歌ってます(笑)。
スペインvsイングランドの女子サッカーW杯決勝は、スペインが前半に挙げた1点を守り切って1-0で勝利。
初優勝を挙げた。パスを繋いで攻めるサッカーはスペイン男子のティキタカに通じる所があった。
技術に裏打ちされた堂々の優勝。今回の大会で世界の勢力図も変わった感じ。
スペインに4-0とグループ・リーグで勝利した日本も自信をもって今後のパリ五輪予選に臨んで欲しい。
ローマは一日にしてならず。今回のベスト8は確かなる前進である。
頑張れなでしこJAPAN、そしてスペイン優勝おめでとうございます!宮澤の得点王もめでたい!
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マチネ公演のタイトルは「Such A Day」。夜ならDr.Johnを気取って「Such A Night」なのかな?
ギタリストの安宅浩司とのツーマン。
この日は彼のボーカルも沢山聴けたが、彼はバッキングで聴くのが殆どで歌を聴くのは初めてかもしれない。
朴訥だがなかなか味わい深い。
満喫!。
関西人らしくMCは多め。
この曲はロジャーを思って作られたらしい。
アメリカ南部最深部の音を出すバンドだったが、スチョリの音は柔らかい古のアメリカン・ポップスの香りが漂う。
それはドラマーの辻凡人にも感じている。
だとすればバンドのアメリカンの泥臭さはギターのチョウ・ヒョンレとキム・ガンホによるものが大きかったのだろうか?
"野良犬と僕の町"が聴けなかったのが少し残念。でも好きですよ。
生でFIFA+の放送を観れなかったが、ダイジェストでスウェーデンvsオーストラリアの3位決定戦を観た。
結果2-0でスウェーデンが勝ち、前回大会に続き3位となった。
前半のPKに後半の追加点とそつの無い攻めでした。得点王の可能性のある選手にPKを蹴らせない辺り勝負に徹していた。
日本がベスト8で敗れた相手だが、開催国の大サポーターの前で勝利するとは力のある証拠です。
オーストラリアの4位は、日韓W杯で韓国がトルコに敗れて4位に留まったことを思い出させてくれた。
相手の負けを喜ぶのはフェアでないが、来年のパリ五輪のアジア枠を共に争う身としては、豪の勢いが止まってホッとした。
今晩のスペインvsイングランドの決勝戦は、NHKで放送もあり是非観戦したい。宮澤の得点王の可能性も残ってます。
スペインが勝てば予選で4-0と快勝した日本の自信にも繋がるかもしれない。日本はイングランドが苦手ですしね。
今回の大会で一見客の視界に女子サッカーが入って来ることを願っております。決勝の熱戦に期待大!
ここ数日で唐突に出てきた遠藤航のリヴァプール行き。あれよあれよという間に公式に入団発表となった(驚)!
リヴァプールの中盤の退団選手に対する補強が上手くできなかった事もあるが、まさか30歳の遠藤が。
南野が入団した時よりも遥かに驚きです。プレミアの中位・下位チームへの移籍話はあったが、まさかのビッグクラブ。
噂では4年契約らしい。通常ビッグクラブでは30の声を聞くと出番が減り、移籍へと傾く頃である。
最初は途中出場から始まると思うが、気の利いた男ですから無難にこなして信用を得るのではと期待してしまう。
何せドイツのクラブでも日本代表でもキャプテンを張るデュアル王ですから。日本人をよく知るクロップ監督なのも良し。
三苫ではなく遠藤からビッグ・ニュースが来るとは思わなんだ。楽しみでしかない。怪我だけには気を付けて欲しいね。
サッカー女子W杯準決勝イングランドvsオーストラリアは、3-1でイングランドが勝って初の決勝進出!
これで決勝はスペインとの欧州勢対決となった。どちらが勝っても初優勝となる。
長めのボールを入れるイングランドに対し、パスをつないで前へオーストラリアも進めるがシュートまで行けない。
そんな中、前半の内にイングランドがファイン・ゴールで先制。前半を1-0で終える。
後半、オーストラリアもエースのカーがドリブルからゴールを奪って同点。
俄然地元のオーストラリアに波が来た感じ。それでもイングランドは試合巧者だった。
相手ゴール前のイーブン・ボールを奪うとゴールを奪って2-1とリード。
オーストラリアがゴール前に放り込んで来るのを冷静に跳ね返し、機を見てカウンターで追加点。
これで試合は決まった。開催国のオーストラリアも準決勝まで来たのは大健闘。まだ3位の可能性も残している。
日本と同じくパリ五輪アジアの2枠を争う相手であり、嫌な相手が結果を残した感じ。良きライバルです。
決勝はヨーロッパの強豪国同士で、ある意味順当な決勝戦なのかもしれない。
準決勝を見た感じでは、イングランドのパワフルさが目を引いた。レッドカードの選手を決勝で使わなければイングランド有利か?
図書館で借りてきた「半沢直樹 アルルカンと道化師/池井戸潤」を読了。
現状のシリーズ最新刊であるが、時系列的には大阪西支店の若手時代に戻った話。2020年の書下ろし作品。
顧客へ無謀なM&Aを仕掛ける銀行側に対抗し、融資を勝ち取る半沢の姿になぞ解きを絡める。
相変わらずの爽快なエンタテインメントだが、獅子身中の虫となるのは現実には難しかろう。
まあ、それだけに読者の共感を呼ぶシリーズなのでしょうね。
未ドラマ化作品だが先祖返りとなるので映像化されるのかは疑問。
筆者も他の作品を書きたがっている節もあり、これで小説も打ち止めかもしれない?
女子サッカーW杯準決勝スペインvsスウェーデンは、2-1でスペインが勝って決勝進出!
共に日本と対戦した両チーム。
スペインがポゼッションで有利に進めるもフィジカルで勝るスウェーデンもゴールを許さない。
80分過ぎにスペインが先制するも、スウェーデンもゴール前にボールを放り込んでセカンドボール勝負。
この作戦が功を奏して同点に追いつく。それでもショート・コーナーからゴールを挙げたスペインが決勝点。
7分のアディショナル・タイムを逃げ切って初の決勝進出。予選リーグで日本に0-4とやられたが、立派に立て直した。
明日のイングランドとオーストラリアの勝者と優勝を争う。地元の豪州が上がってくると盛り上がるが、どうなるかな?
しかし女子も上手くなったね。長いパスも蹴れるし、守備も巧みだ。
もはやアメリカが頭一つ出ていた時代も終わり。
ヨーロッパの各クラブが女子にも力を入れるようになってイングランド、スペイン、イタリアなども選手層が高まった。
かってはドイツとフランス位だったが力も拮抗してます。
今日はFIFA+で観ていたが、日本語のアナウンスもあってとても良い。我が家のTVで観れるので明日も楽しみです。