図書館で借りてきた「十字路が見えるⅣ 北斗に誓えば/北方謙三」を読了。
エッセイ・シリーズの最終巻は、コロナ禍に入って知人や愛犬の死の話題も多く、著者自身の病気と手術の話さえある。
少し弱気になった感もあり、より人間味が出ていて悪くない。長く生きていれば平穏な日々ばかりではない。
そういった凸凹を隠さずに話してしまうあたりが、このエッセイの良さであったのかもしれない。
3巻までは巻末に既発の短編を連作のように置いていたが、最終巻ではそれは無く、代わりに総括的に対談で終えている。
著者が元気なうちに歴史小説でない、ハードボイルド作品の新作を読みたいと願っているが、無理な願いなのだろうか?
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