後半は介護人としての比重が大きくなった。1月に旅に出るが、ここ暫くはドタキャンの
リスクを負いながらの計画作りとなろう。突っ張って生きてても、鬼畜じゃないですから!
なるべく穏やかな終焉を迎えさせてやりたいものです。まだ先のような気もしますが(爆)。
「元気が一番、現金二番」ってのがバア様の得意なセリフです。健康に留意して遊ばないと。
それでは皆様良いお年をお迎えください。三が日はカキコせずにまったりと過ごしますので。
自分縛りとして、月に映画1本平均の年間12本観たらベスト5を選出しようと決めていた。
いままでそこに到達する事はなかったが、ついに今年は16本で初めてノルマ達成(喜)。
BSやDVDで映画を観る事は多いのですが、やはり大画面・大音響の映画館で
観るのは最高です。
個人的にはスペクタクルなハリウッド大作がいまだに好き。そして別格はウェスタンです。
1.ヘイトフル・エイト
ウェスタン背景にタランティーノ節炸裂となれば一押し映画となる。
回想シーンにネタがあるのは何度か見ている得意技。
マカロニ・ウェスタンじゃないが脂ぎったギトギトした感じがたまりません。
2.ローグ・ワン
スピンオフものであるが、スター・ウォーズのテイストを生かし、
3と4のストーリーにちゃんと繋げている辺りは見事。1位でもおかしくない。
来年の8作目の繋ぎとしては最良の1作に仕上がっている。
3.インフェルノ
トム・ハンクスの当たり役シリーズの3作目。シリーズ物はテイストが大事。
世界の名所を見せながらの謎解きはいつもながらの面白さ。画もホント綺麗だ。
今年1月に行ったトルコのイスタンブールがラストに出てきて懐かしかったな。
4.レヴェナント
ディカプリオのオスカー受賞作だが、彼はこれ以前に取っておくべきだったね。
冬の山河が美しい復讐劇のウェスタン。熊との格闘はちょっと漫画チックかも(笑)。
5.レッキング・クルー
西海岸の名うてのミュージシャンの伝説を紐解くドキュメンタリー。
黒子集団だけに動く姿自体を見るのが珍しかった。
世が世ならセクションやトトみたいに独立して活躍したのかも知れない。
邦画も6本観たのだが、ベスト5には残念ながら入る事はなかった。
「ジェーン」もウェスタンなのだが、心臓を打ち抜く銃弾を放つ事は出来なかった。
来年も一日一善....じゃない毎月一本でベスト5選出できるように映画館へ向かいます。
今年は昨年に比べ3本減の74本のライヴを観ました。まあそれでも充分ですが(笑)。
ヨーロッパへ2度、ニュージーランド、アジア、国内でも名古屋、広島、金沢と旅し
現地の会場でもLIVEに通ってます。世捨て人として旅人生活を楽しんでいます。
何度も観聴きしているミュージシャンでも場所と会場が変われば違った音が聴こえる。
この一期一会感に惹かれ、足繫く通っている感じがしますね。
勿論、初モノは未知の魅力に溢れゾクゾクします。今年も何度かそんな感じを味わいました。
昨秋に10年パスメ[トを更新しましたので、あと10年位は海外へ出たいものです。
例年通り、良いLIVEにはランク付けをしませんので時系列での10本です。
1.Paul Carrack 1/21@Milton Keynes Theatre,Milton Keynes
SqueezeやClaptonのバンドで観たことはありますがソロは初めて。
新譜を出したばかりで知らない曲が多かったが、彼のコクのある歌声に聴き惚れた。
キーボーディストのイメージだったが、ソロではギターを弾きながら歌う曲が多く、
ちょっとビックリしました。
2.Tedeschi Trucks Band 3/30@名古屋市公会堂
広い武道館を避け、名古屋の小さいホールの前の方で観たのは正解でしたね。
曲数は武道館の方が多いようでしたが、Susanのボーカルは更に自信を増していた。
大人数なれど自由さも感じられ、いつも外さないLIVEを観せてくれる奴らです。
3.Neil Young & Promise Of The Real 6/13@Zenith Arena,Lille
Crazy Horseと別れ若い連中とロックしだしたNeilをユーロ2016の合間のリールでキャッチ。
ソロ・アコースティックとバンド・エレクトリックで3時間、それも代表曲のオンパレード。
痺れたな~!
4.Bruce Springsteen & The E Street Band 6/14@Malieveld,Den Haag
Neilの翌日、列車でオランダに移動してデンハーグでBruceをキャッチ。
Tom Waitsの"Jersey Girl"やDetroit Medley等も演り、なかなか楽しい選曲でした。
連日の3時間超のスタンディングで疲れ、ロッテルダムからパリへと向かう
夜行バスの車中はぐっすりと寝入ってました(笑)。
5.ELO 6/24@Barclaycard Arena,Birmingham
1978年@武道館での来日公演以来のELOをJeff Lynneの出身地バーミンガムで観る。
めくるめく映像と音との融合に感動の嵐。ャbプな楽曲に時代を忘れた90分。
メンバーが誰であろうとも、Jeffが居ればELOになる事を再認識。また観たいです。
6.Punch Brothers 8/4@ブルーノート東京
噂のPunch Brothers来日公演は絶賛の嵐。Chris Thileだけでなく、他のメンバーも凄腕。
個人的にはChrisがWatkins兄妹とやっていたNickel Creekの方を愛していたのですが。
7.Joan Osborne 8/8@Cotton Club
長らく「ワタシのいつか観たい人」のランキングに入っていたこの人がまさかの来日。
滅多に複数回行かない私が2回も足を運んだ。いろんなタイプの歌が歌える素敵な人。
初日にサインもらう際にリクエストしたDeadカバーの"Brokedown Palace"を
約束通り最終日に演ってくれたのには感激です!
8.Vaudou Game 8/30@渋谷WWW
スキヤキ・トーキョーのアフリカの夜ではトーゴから来たVaudou Gameに驚かされた。
留めのないアフロ・ファンクの心地良い波に飲み込まれてしまった。
世界は広い、まだまだ知らないびっくりするような奴らが沢山いる!
9.Caetano Veloso 10/9@恵比寿ザ・ガーデンホール
Montreux Jazz Festivalの中での来日だが、ギター1本でふくよかな演奏を聴かせた。
前回の来日がバンドだったので、こういうのも悪くない。
大阪がソロ公演で羨ましかったが、結構長く演ってくれたので満足してます。
10.Ryan Adams 12/9@Studio Coast
天才Ryan君、ついに東京へ降臨。真摯な歌と演奏を堪能。来春の新譜も期待してます。
大好きな"Oh My Sweet Carolina"を演ってくれなかった事だけが心残り(涙)。
次点は相変わらず多数。スタンディングを嫌がるオヤジ連中は捨てておき、
観たいモノは頑張って立見も辞さず観に行きます。一期一会の機会は大切にせねば。
それでもバジェッターなので高額なものにはリミッターを鰍ッてしまう悲しき貧乏性。
さて来年はどんな生音に出会える事やら。世界はワタシを待っている(爆)。
こうバタバタ逝ってしまうと、そろそろAretha Franklinも観ておかないと心配です。
今年も映像物の購入は非常に少ない。これじゃあ昨年と同じコメントですね(爆)。
特に映像盤は音盤以上に輸入盤と国内盤との価格差が大きい。ワタシも基本輸入盤派。
邦楽はともかく、洋楽は厳しいよね。売れないものは出さなくなるのは当然でしょ。
一概にYoutubeだけのせいでもないだろうが、画も音も金出して買う人は減ってる筈だ。
先はどうなるかは分からないが、今年も細々と映像盤10枚選んでみました。
1.The Musical Of Dr.John Celebrating Mac And His Music / Various
Dr.Johnを囲んでのニューオリンズ音楽の下世話な宴。地元の人達に留まらず
沢山のミュージシャンが出演して本当に豪華絢爛。今は亡きAllen Toussaintの姿も。
ハウスバンドもDon Wasをバンマスにエエ感じ。
私の敬愛するMcCrary Sistersがコーラスで顔を出しているのも嬉しいですね。
2.The Life & Songs Of Emmylou Harris / Various
Emmylouを敬愛するミュージシャンが一堂に会したお祭りと言う点では、
前記のDr.Johnと基本趣獅ヘ同じか。ちなみに制作会社も同じ。
こちらが1位でもよかったが、ホーンやギターの鳴りの派手さで一歩譲った形。
こちらのハウスバンドでもDon Wasがベースを弾いている。バンマスはBuddy Miller。
ど真ん中ストライクの見慣れた顔ぶれだが、Emmylouがボーダレスに多くの人々と
活動を共にしてきた事の証でもある。アメリカーナの女番長ここにありって感じですね。
3.Live At The Olympia Paris / Melody Gardot
今年来日した時はブラジルの連中との企画ものであったが、こちらはオリジナルを
憂いあるボーカルで聴かせるバンド編成でのもの。ブルージーでとっても良いです。
このスタイルでの来日を期待します。それまでこれを観て待ってます。
4.Harmonies From Heaven / The Everly Brothers
本人達と敬愛するミュージシャンが彼らについてのエピソードを話すものと、
1968年のシドニーでのTV放送LIVEとの2枚組。LIVEは白黒で画像もイマイチながら
エバリーズのライヴ・パフォーマーとしての力を見せつけてくれる。
Phil亡き今となっては彼らのLIVEを観る事ができないのが何とも残念です。
5.All Things Must Pass
Tower Recordsの栄枯盛衰を綴ったドキュメンタリー映画。これがなかなか面白い。
思えば1978年の初渡米時に、嬉々としてLAやSFの店に行ったものです。
6.An Evening With Graham Nash / Graham Nash
新譜「This Path Tonight」の限定盤に同封のShane Fontayneと二人でのLIVE。
新譜曲は少ないが"Bus Stop"に始まり代表曲のオンパレードで楽しいですね。
7.Two Friends,One Century Of Music Multishow Ao Vivo
/ Caetano Veloso, Gilberto Gil
盟友二人が座ってアコースティック・ギターを弾き歌うLIVE。
バックも無く、ノーギミックだがそれがとても新鮮に聴こえる。
8...It's Too Late Stop Now...Volumes Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ & DVD / Van Morrison
発掘物として1位に挙げながら、映像物が弱いので8位に登場(汗)。
画像もイマイチで音盤に比べ曲数も少ないが、74年当時の動く姿が観れるのは貴重だ。
カレドニア・ソウル・オーケストラも動画で観ると豪華さに驚かされます。
9.Detour Live At Liverpool Philharmonic Hall Featuring Larkin Poe
/ Elvis Costello
日本にも来たDetourをリバプールで収録。ワタシがマカオで観た時はスケール・ダウンして
バックの装飾もLarkin Poeのお姉ちゃんたちも居なかったので、これで疑似体験。
まあ、ソロなのにたっぷりと演ってくれて、相変わらずサービス精神旺盛な人です。
10.Gotta-Ni / 二階堂和美 With Gentle Forest Jazz Band
新譜「Gotta-Ni」同封の今年1月のビッグ・バンドをバックにしてのLIVE。
既存曲だが新たなアレンジで曲を再生している。生きがいいし、ノリがいい。
6曲ってのが物足りない。秋にNHK・FMの収録を観に行ったが素晴らしかったです。
少ないながらも実りはそれなりにあったという事で。
メジャー・レーベルのオヤジ達への搾取の罠は止まる所を知らない。
ビッグ・ネームのオルー・タイムでの高額リイシュー箱が続き、
はやりのアナログ再発も高価ですね。不買運動はしませんが、通り過ぎます(爆)。
デラックス盤や未CD化のリリースは歓迎していたが、今は昔のできごと。
ブートまがいのLIVE盤もオフィシャルと判断付かないものを過去に数枚買ったが、
腹立たしいので今は売っぱらってます。版権会社と著作者に正当な利益が
支払われる形でないものはダメよ。こういったものをAMAZONやHMVで売っちゃまずい。
とは言いつつYouTubeとかタダで観ていれば矛盾してるよな、俺(汗)。
「新・名盤探検隊」以降のリイシュー物はまだ高いよ。おまけに何度も同じものばか
りリリースするようでは努力も足りないというもの。相変わらず安価な輸入盤派です。
そんな中でも光るものはあるので、捨ててはおけないのも事実。ちゃんと買ってます(笑)。
1...It's Too Late To Stop Now...Volumes Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ & DVD / Van Morrison
名LIVE盤の別日のアウトテイクがてんこ盛り。1973年とゴムまりのように弾力性のある
張りのある歌声に溢れている。第一集では聴けない曲もあって興味は尽きない。
決して悪くないのだが今年の新作は枯れた金太郎飴的であり、こちらの復刻に1票です。
昔の録画で画像はイマイチでもDVDも付いてるし、手抜かりなし。値段も含め最高の箱!
2.Close To Me More FAME Recordings / Dan Penn
「まだあったのか」、またまた英ACEがやってくれた。Dan PennのFAMEお宝音源集。
24曲中22曲が初出と申し分なし。この人のデモはいつもしっかりした作りなので好き。
出せは必ず上位進出です。さて、この次はあるのか?
3.Colecao / Marisa Monte
ブラジルの歌姫Marisa Monteが他人のアルバムやコンピレーションに客演したものの編集盤。
まとまりには欠けるものの、その美貌と共にこの人の声にとろけます(喜)。
新譜出してまた来日してくれる事を待ち望んでおります。
4.Debut Again / 大滝詠一
過去に他人に提供した楽曲のデモを中心とした編集盤。
本人存命ならばリリースされなかっただろうが、出してくれてありがとうです。
5.Boots №1 The Official Revival Bootleg / Gillian Welch
セピア色のジャケ「Revival」でデビューした彼女の同盤の別バージョンやアウトテイクを
集めた編集盤。表ジャケは同じ水玉のワンピースだが、エレキを弾くカラー写真!
エエ感じの曲ばかりで嬉しい反面、こんなもので小金稼がずに旦那名義ではない
自分名義の新譜リリースが待ち遠しい。フアンとしては彼女の歌をもっと沢山聴きたい。
タイトルから判断して、小金稼ぎが続きそうな嫌な予感がしないでもないのですが。
6.ST / The Boys Band
長らく待っていたCD化が「AOR1300」のシリーズでついにリリース。
だってこれレーベルがAsylumなんですもの(喜)。爽やかなサウンドで申し分なし。
7.Messin' In Muscle Shoals / Bobby Hatfield
前年に韓国のBig Pinkでも出ていたが、「名盤発見伝」での国内リリースにて購入。
The Righteous Brothersの片割れのソロは、タイトルにマッスル・ショールズと
あるようにスワンプ臭い音が詰まっている。この辺大好きですからハマりました。
但し、1,944円(税込)は廉価版とは言い難く、不満は残る。勿論、割引購入ですが(笑)。
8.Resolution / Andy Pratt
「新・名盤探検隊」でリリース。過去にもリイシューされた事があるようだが、
ワタシは未知の人でした。チェックするととってもャbプなピアノ職人盤で素敵。
さっそく輸入盤で1stの「Records Are Like Life」も買って聴いてみました。
今だ現役のようなので、少しずつ聴いてみようかと思ってます。
9.Southern Soul Deep Collection : Soul Treasures Vol.1 & 2 / Various
1枚もの2枚だが、これを分けるのは酷なので2枚組とかってに捉えています(笑)。
シングル主体の時代はアルバムを出さずに消えていったミュージシャンも多い。
特にソウル系はそんな人ばっか。従ってこのようなコンピとして初見となるものでも
素晴らしき歌唱は枚挙にいとまがない。好きなんですよねサザン・ソウル。
知ってる名前はほんの少しだが、流石に鈴木啓志の選曲は素晴らしい。
もっと上位に持ってきてもよいのだが、所詮はVarious Artistsですので。
10.Jennifer Warnes / Shoot Through The Heart / Jennifer Warnes
「Jennifer Warnes」だけが何故かCD化されていなかったのだが、遂に英BGOからリリース。
2in1のもう一方は持っていたが、文句を言わずに購入。密かに個人的に喜んでます。
Longbranch Pennywhistleも出る(た)ようですが、やはり韓国Big Pinkなのか.....
アメリカーナが減少し、Soul・Blue-Eyed Soulに良き新譜が多かった印象です。
勿論以前から両方共熱心に聴いて参りましたが、アメリカーナの連中が、
枚数を重ねる毎に金太郎飴的に同じような事を続けるのには飽きが来る感じもします。
ランク外になりますが、Paul Simonとかは外部の刺激を上手く取り入れてると思います。
その反面Dawesの新譜は凡庸なロックに成り下がってたようで失望しました。
彼らには西海岸の伝統を継承した音作りをして欲しいと願います。好きだからこそ。
Soul系も多分に金太郎飴的なのですが、半端ない歌心を持つ奴には惹かれてしまいます。
1.Radius / Allen Stone
疾走感のあるFunkyな曲もあれば、しっとりとした"Where You're At"のソウル・バラードと
お気に入りのアルバムです。これ聴いちゃうとMayer Hawthorneが甘茶過ぎてランク外へ。
初来日見逃しているので、来年は彼のBlue-Eyed Soulを生でも浸りたいものです。
2.A Cure For Loneliness / Peter Wolf
三つ子の魂百までも。衰えぬ魂の歌に聴き惚れる日々。J Geils Band時代の曲や
LIVE音源を挟むなど作りは荒いが、ミディアム・スローなテンモフ曲が心に染みる。
3.Cautionary Tale / Dylan LeBlanc
「Black Rose」の頃のJ.D.Southerを思わせる陰りのあるボーカルと楽曲。
オヤジのLennyとは違ったテイストなれど、聴き込むほどに好きになる歌声。
4.This Is Where I Live / William Bell
昨年の来日もビックリしたが、古巣STAXから新譜が出たのでまたビックリ。
いつの作品かと思わせるほど変わらぬ唄が聴こえる。これが良い!まだまだ現役ですよ。
プロデュースがカントリーやSSWを得意とするJohn Leventhalってのも驚きだ!
5.True Sadness / The Avett Brothers
縦ノリのブルーグラスとロックの融合、プロデュースがRick Rubinと変わりない
金太郎飴的であるが(笑)、歌を真ん中に据えたアレンジはワタシのツボを外さない。
6.Side Pony / Lake Street Dive
ャbプな楽曲は既知感のあるものだが、パンチの効いた女性ボーカルに
ハーモニーが被さる辺りはホントに気持ち良い。ソウル風味満載の良質なアルバム。
1月に来日するが、不在で観れないのが何とも残念です(涙)。
7.Johannesburg / Mumford & Sons with Baaba Maal,The Very Best & Beatenberg
前作でアコースティック路線が減退し、普通のロック・バンドに成り下がった
Mumford & Sonsだが、アフリカのミュージシャンと実験的なEPをリリースした。
Paul Simonの「Graceland」の焼き直しとも言えなくもないが、この試みは良しです。
EPだし企画物だと思うので、次のアルバムがどうなるのかに注目してます。
8.Real Midnight / Birds Of Chicago
実質、黒人女性と白人男性の二人組のようだが、随所に入る女性ハーモニーが効果的。
フォーキーだが、時にゴスペルっぽい感じがするのも黒人ボーカルならではか?
プロデューサーがJoe Henryと聞けば、それだけで安心印です(笑)。
9.Livin' On A High Note / Mavis Staples
親父や姉妹が逝ってもこの人は元気一杯。ツアーもまめに演るし、音盤も次々とリリース。
声は太くざらついて来たが、力強さは不変です。
著名ギタリストをプロデューサーに招く昨今ですが、本作ではM.Wardがその任を務めた。
ミュージシャンに彼女のファンが多い証明ですね。真に彼女もMusician's Musician!
10.New York Is My Home / Dion
ブロンクスの顔役は今も歌を作り、黒っぽいフィーリングたっぷりに歌う。
この人も生涯現役間違いなし。Paul Simonと一緒に歌うタイトル曲は最高です。
相変わらず沢山買ってますが、もっとちゃんと聴かないとと思うのは毎年の事(汗)。
音楽は嗜好品ですから、100人居れば100通りの私的ベスト10があるもの。
何がよくって何が悪くともなし。気持ちよく聴ける音楽を長く聴き続ければ良しです。
聴き直せば順位も変わりましょうが、これが今の私の今年のベスト10。