Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

沢木お得意のボクシングもの

2023-08-30 16:07:37 | 映画

facebookのコピペでの手抜きにて失礼致します。

TOHOシネマズ日本橋で「春に散る」を観た。沢木耕太郎の原作本は未読だが、彼の著作はかなり読んでいる。
初期からボクシングのルポは書いており、この題材はおてのものかと。

極真空手の有段者であり、この映画をきっかけにボクシング・ライセンスを取得した横浜流星と
ボクシング経験者の窪田正孝の拳闘シーンは真に迫るものがある。
本来ならドクターかレフェリーが試合を途中で止めていそうだが😆
但し、ストーリー的には昭和の浪花節の域を出ないか?
相変わらず横浜の台詞回しは一本調子で、トレーナー役の佐藤浩市の受けの演技を光らせる。
白髪頭の佐藤は親父の三國連太郎を思い出させるが、
風貌ではニック・ロウの方がより三国に似ていると思っているワタシです😅
もはや仙人の様な鶴太郎の演技も光っていた。かっての三羽烏のもう一人哀川翔は立ち位置を含めイマイチか?
登場時の橋本環奈のブサイク・メイクにのけ反ったが、この娘は演技が意外にちゃんとできる。
たっぱが足りないので役が限られるかも知れないがまだまだ楽しみです。
それに引き換え山口智子はガタイも良いしまだまだ可愛い❤️。暫く一線から離れていたが、最近はよく目にする様になった。
芸能界から離れていた時に旅人として数々の素晴らしい紀行文を上梓した。
そちらの方で見直した人でもある。流石に老舗旅館(廃業)の一人娘である。
キャラ立ちをしっかりと描いている点で瀬々敬久監督は良い仕事をしている。座布団一枚!

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