Hobo's File by KINO

道の向こうへ歩いて行けば 違った空が見えてくるんです

空の下の違った風景を見ていたら 色々感ずることもあるんです

サプライズはあったものの....

2011-01-30 20:50:00 | 音楽
昨日はマチネ公演でNeal Casalを下北沢のラカーニャで見てきた。前回の来日は見逃しているが
2年ほど前にRyan AdamsのBandであるCardinalsのギタリストとしての姿をBostonで見てるので
それ程の久しぶり感はない。開場となり真ん中の円卓の所に席を確保、昼間から酒を飲んでの
観戦となる。10分押した15:40頃に髭面のNealがステージに上がり、アコギを持って歌いだす。
淡々と数曲歌うと、おもむろに「静かだね」とボソっとつぶやいた。いや、ホントにクワイエット。
いつもなら鰍ッ声かけたりするんだが、耽美的な曲が続きそんな雰囲気でもなかった気がする。
「古い曲をやるよ」と"Maybe California"なんかをやった後で、"So Far Astray"(これは良い曲だ)
を歌うと、Scrappy Jud Newcombを呼び入れた。これはちょっとしたサプライズだった。
翌日にGoateeでジョイント公演は決まっていたが、この日一緒にやるのは予定外。
Judはいくつもバンドを鰍ッ持ちしたり、バックも沢山しているからこんなセッションはお手のもの。
スライドを随所に織り交ぜながら、5~6曲サメ[トして音に厚みを加えてくれた。
それでもこの日はジョイントではないので、彼の曲は当然のようにやらなかった。で 本編終了。
アンコールでは再びNealがソロでピアノから始めて4曲程歌って幕。80分位だったのだろうか。
バンドでエレキを弾く姿を見てしまったので、ちょっと物足りなく感じました。POPな曲も
あまりなくてちょっと拍子抜け。そんな訳でワタシの好きな"Lucky Stars"も"Camarillo"もなし。
まあ、聴きたけりゃリクエストすれば良いのだが、クワイエットな空間ではそんな雰囲気でもない。
2部は見ないから、寒空の中とっとと帰宅しました。もうちょっと暖めて欲しかったぜ。


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日本勝つ!

2011-01-30 09:23:00 | スポーツ
深夜に行われたアジアカップ決勝対オーストラリア、本シリーズの集大成とも言える耐えて勝つを
実践。延長で見事に1-0で勝利、興奮しましたね。予想通りロングボールとそのこぼれ球で
攻めてくるオーストラリアに川島、今野、吉田を中心によく守っていた。放り込まれるので
守備が中に絞り、サイドがフリーになる展開も多かったが、後半岩政を入れて空中戦に対抗でき
破綻は少なかった。危ない場面も最後は川島のスーパーセーブで逃れていた。運も良かったが
川島当たってたな。そして李のボレーもフリーとは言え、ふかさずに枠をとらえたことは見事!
辛口のセルジオ越後が最後には応援解説しかしなかったことも珍しい。
海外組は安定した働きを見せていたように、冬から海外に出て行った人たちのこれからの
底上げも楽しみだ。しかしザッケローニは最初から結果をだしたのは凄い。前準備期間が
ほとんどない中、試合の中で選手に考えを浸透させていった感が強い。それだけに6試合
できたことは大きいだろう。おまけに2013年のコンフィデ杯への参加資格が取れたのも最高だ。
参加の決まっているスペインやブラジルとアウェーでできるのはW杯への最高の強化試合です。
バタバタする試合もあったが、逆境に踏ん張る試合続きで強化にも効果があったことだろう。
終わってみれば素晴らしいアジアカップであった。南米選手権も楽しみになってきました。
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古き良きアメリカの香り

2011-01-29 22:05:00 | 音楽
少し前になったが1/23(日)にCotton ClubでChip TaylorのLIVEを見てきました。
「なんでこのアーチストがこの場所で」という感じですが、ワタシも同行のTOMO先生も
ゆったりと座って飲食しながら見るのは歓迎です。眠っちゃうリスクとは背中合わせですが(笑)。
これはTom'sの店への売り興業だったのでしょうか?だとすればTom'sのリスクは軽減され
今後もやって行けるのではと思わせます。但し入りは半分くらいだし、この手の音楽のファンは
通常の飲食をあまりするとは思えない。店は思惑外れたのでは。ある面、麻田さんの勝ちか。

1stが伸びたようで客入れが30分ほど遅れるが、開演までの1時間余りを飲み食いしながら
話してました。話題は当世若者気質、大人げない大人達他諸々。10分程押して麻田さんが
出てきてMCが始まる。Chipが一時ブラックジャックと競馬のギャンブラーだったこと、2年前に
オファーして来日が実現したことなとが話されたが、だとすればTom's閉める前にオファーして
それから返事が来ちゃったのか。それでやることに?だとすりゃまだあるかもね。ゾンビは歓迎。
紹介を受け、Chipと共にギターのJohn PlataniaとフィドルのKendel Carsonがステージに上がる。
Kendel嬢は見るからに若そうだが、前のパートナーのCarrie Rodriguezのチカーノの持つ
妖艶さには一歩譲る感じは否めない。て言うか、ワタシがCarrieのファンなので贔屓目もある。
彼女はリードボーカルも3曲ほど取ったが、清楚なアメリカーナって感じで悪くはない。
今後、キャリアを積んで行けば化けるかもしれない。Chipとのデュエットの相性も悪くない。
そしてJohnもソロはそこそこに、Chipのパッキングに徹した控えめなサメ[トと心得ていたね。
1曲オリジナルをやっていたが、インストかと思ったら後からボーカルが着いてきて驚いた。
結構、コーラスも付けていた。二人のサメ[トがいることで、ワンパターン化しないのが楽しい。
一人で長時間やるのって、やる方も見る方も結構きついからね。で 御大のChipであるが
時折ハーモニカを吹き、ギターを弾きながら朗々と歌っていた。立ち振る舞いにも、何とも
育ちの良さが感じられましたね。Carrieとのアルバムからはほとんどやってはくれなかったので、
知っている曲はあまりなかった。そして何よりも驚いたのはMCが凄く饒舌なことだ。
ホントよくしゃべるオッサンだった(笑)。DylanやJanisのこと、プロボクサーのJoe Frazier
(徴兵拒否から復帰したモハメド・アリに黒星をつけたヘビー級チャンピオン)の事も歌っていた。
そして3兄弟の兄と映画「暴力教室」を見に行って、兄は映像に感激し、Chipは音楽に感動した
事を話し、その後すぐに"Rock Around The Clock"を歌ったのでした。一緒に見に行った兄貴は
「帰郷」でオスカーを取ったJon Voightとのこと。奇遇にも前日に彼の代表作でもある
「真夜中のカーボーイ」のDVDを見ていたのでした。何も気に留めていない偶然でしたね。
Chipは初期のアルバムに入っていたJohnny Cashの"Big River"も聴かせてくれた。
終盤で彼は一人の日本女性を招き入れる。かって加藤和彦が率いるVITAMIN-Qの前座で見た
ことのあるドブロ弾きのChihanaがステージに上がった。持ってるドブロは加藤氏から譲り受けた
もののようである。次のアルバムを麻田さんがプロデュースするらしく、Chipに1曲
"Guitar Girl"と言う曲を書かせ、この日の登場となったらしい。結構押し込むじゃない麻田さん!
この強引さが興行でも欲しいよねと思うワタシです。しかし、彼女はドブロは良いのだが
ボーカルの線が細いのは困りもの。まあ本人は作者にコーラス付けさせて気持ちよかったかな。
次の"Wild Thing"にも彼女は参加した。ジミヘンでもお馴染みのこの曲の印税あってこそ、
優雅にギャンブラー生活を謳歌できたのではと想像する。ジミヘンのようにハードではなく
フォーキーなたゆやかな風が場内にには溢れていた。これはこれで気持ちの良いものだった。
最後の曲はテネシーと歌うのが聞こえたので"I Wasn't Born In Tennessee"と思うが怪しいね。
何せ彼のソロは1枚しか持ってない(汗)。Carrieとのデュエットアルバムが好きなのです。
だもんで"Let's Leave This Town"が聴けなかったのは残念でした。アンコールは無かったが
105分もやってくれて大満足。「90分やる」と言う麻田さんの約束は見事守られたのでした。
決して店に合ったミュージシャンではないと思うが、彼らは十分にテキサス辺りの雰囲気を
運んできてくれた。彼の歌からは古き良き日のアメリカの香りがした気がします。



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新たなる船出

2011-01-29 07:32:00 | ノンジャンル
昨日、家へ帰るとONKYOからPCが届いていた。夕食後、早速セットアップに取り鰍ゥる。
外付けHDDを付けてバックアップしたものをコピーしたりして復旧するが若干のファイル等は
消失している。まあしかたがないが、貯め込んだお気に入りがほとんど戻るのは助かる。
但し順番がアルファベット順になっているので、この辺りは順次並べ替えた方が良いだろう。
メールやネットの表示が異なり、画面は少し大きくなって、テンキーが付くなど違和感が
少しあるが、この辺は慣れの問題か。Blu-Rayとか機能開発も順次行うとしよう。
まあこのPCが長持ちしてくれるのを祈るばかりだ。

本日はNeal Casalのマチネ公演行ってから、夜はアジアカップの決勝です。今月は結局
Dave MasonとBill Frisellは行かなかった。まあ、PC買うことになったので緊縮財政にも
少し心がけます。香港での散財も控えるとするか(笑)。Chip Taylorの観戦記も後で書きます。

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勝ちは勝ち

2011-01-26 19:57:00 | スポーツ
PK戦だろうと勝ちは勝ち。これで日本のファイナルが決まった深夜の韓国戦。
最後に追いつかれたのはいただけないが、カッブ戦を通じて先制されることが多い中、
それでも引き分けたり、逆転している所を見ると、日本も地力が付いてきたのかも。
かっては韓国に先制されて逆転できる気などしなかったものだ。いや図太くなった。
延長の後半終盤も、相手コーナー付近で長友と本田が必死に時間稼ぎ。尊い姿でした。
それでも守備が引き過ぎで最後まで持たなかったのは課題だ。決勝で当たるオーストラリアは
平気でロング・ボールを入れて来るだろう。出場停止明けの吉田の腕の見せ所か。
次戦は川島のどや顔見せずに、2点取って逃げ切らないと。しかしここまでくれば
優勝してブラジルのコンフェデ杯へ行くしかないだろう。フォルッア!日本

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観念しました

2011-01-25 21:21:00 | ノンジャンル
やはりPCご臨終のようです。人間あきらめも肝心。これで4台潰したのか。
今は生き延びているというか、ろくに使っていないモバイルもどきのA5ミニノートで
書いている。やりにくい。これは旅行用でしかないと思っていたが、思わぬ活躍の場が
ありました。画面が小さくてネットやるには厳しいネ。しかし慣れればそれなりうてる。

と言うことで昨日から検索して、ONKYOのアウトレットで買うことにした。
ONKYOってPC作ってたのね。ブルーレイに地上デジタル、OFFICEついて7.8万円は安い。
WINDOWS7 64ビット、インテル入って、HDD500G、メモリ4Gとスペックも良好。
返品商品の調整品で3か月しか保証がないが、まあ新品で保障切れてすぐ壊れることも
あるからね。その辺ギャンブル。1世代前の商品で3Dではないが、そんなのいらんもの。
1週間位で来るのだろか。前のHPよりアップグレード感は強い。こうなるとそれなりに楽しみ。

本日、これから風呂に入り身を清めて日韓戦突入。楽しみです。
日曜に行ったCHIP TAYLOR1も忘れず書かないとと思ってるが、これは明日かな。
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ついにPC逝ったか

2011-01-25 00:28:00 | ノンジャンル
本日急に画面が消えた。再起動してもハードディスクが動いてないようだ。
そう言えばプチッと消える時、変な音がしたような気もする。年末から不調だったが
ついに逝ったか。いやつらいな。明日もう一度見てダメなら買うしかないか。
2年と10か月じゃハズレのPCですね。今月外付けに1度バックアップ取ったのが
せめてもの救いか。
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正念場の日韓戦

2011-01-23 07:41:00 | スポーツ
つい見てしまいましたアジアカップの準々決勝2試合。最後は眠くて沈没しましたが(笑)。
オーストラリアはイラクに辛勝の1-0。どっち転んでもおかしくなかったが、ロングボールに
ヘッド一発で決まっちゃった。しかし両チーム延長の終盤は疲れてヘロヘロ。
ロートルのオーストラリア恐れるに足らず。次の韓国・イランも延長で1-0だが、こちらは韓国が
リードしていた気がする。いつもながら日本の前に立ちふさがる韓国。昨年秋以来の日韓戦で
火曜日は燃えるね。先の韓国戦ではアルゼンチンを破った勢いか、日本の方が良い試合を
していた。しかし韓国はしぶといからね。ここ抜ければ優勝できるよ。吉田の代わりは
岩政か永田なのだろうが、今野がコントロールすれば中は何とかやってくれるはず。
あとは攻撃陣が2点取れるかだ。前戦で香川が爆発したように、ここらで本田の噴火に期待だ。
スカウト陣に印象付けてプレミア行きを決めて欲しいものです。
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痺れる~

2011-01-22 00:56:00 | スポーツ
日本苦しみながらも地元カタールを3-2で逆転。いや~痺れたし、燃えた一戦だったな。
二度に渡って先制され、吉田のレッドカードで10人になるも逆転勝ちしたのは評価大です。
アウェーのレフェリングも感じたが、それは想定内。香川も2ゴールと復調したのも大きい。
特に2点目の密集でのゴールに繋がるトラップは素晴らしかった。やっと持ち味発揮です。
3点目も彼の踏ん張りが伊野波の決勝点を生んだ。やはりこの男の活躍なくしては優勝なしだ。
これで本田のFKが決まればコンプリート。準決勝に期待です。イランと韓国どちらが来ても
勝ってくれるのでは。それ位気持ちも結果も右肩上がり。頑張れ日本!
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コイツは凄いゾ、但し行けるかは微妙

2011-01-20 22:17:00 | 音楽
ブルーノートのHPを覗いたところ、Robert Randolphの来日が発表になっている。
こいつは見たい!昨年出たCDはベスト10には入れなかったものの、かなり良かった。
ということで行くつもりは十分なのだが、日にちが4/28-5/2。GWの旅行があるからね~。
行けるとしたら4/28か。この日はAsaのLIVEもあったけど、行くならこっちか。
新宿にまだリキッドルームがあった時代に見たけれど、すっごいグルーヴだったよな。
当時は皆で楽器持ち替えたり楽しかったけれど、今はもっと洗練されてる感じもする。
あ~ムリしても行くか!


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二つの顔を持つBand

2011-01-20 19:43:00 | 音楽
もうかなり前になるがTorontとCleavelandで1日を挟みLos Lobosを2度見たことがある。
前者は街中の広場でのFree Concert、後者はライヴハウスでの公演だった。前者はタダなので
老若男女が沢山集まる中をチカーノ風味溢れたTex-Mexの顔を全面に出した明るいステージ、
後者は研ぎ澄まされたナイフのようにシャープでたたみかけるようなRock Bandとしての顔。
たった2日でこうも違った顔を見せてくれた彼らに、懐の深さを感じたものでした。
そんな彼らのたった1日の東京公演は昨晩Billboard東京での2ステージ制ということで、どんな
LIVEを見せるのかは興味深かった。1stが延びたということで客入れが遅れ10分押しのスタート。
いつもの客に比べれば遥かにラフな客席である。こころなしかカジュアル席の熱気も上々だ。
結論から言えばこの日は、Torontで体験したチカーノ風味たっぷりな顔を見せていた。
フロントの4人で2曲ほどアコースティックな感じて始めるも、弦楽器に南米の香がぷんぷんする。
ドラムスやサックス&キーボードのSteve Berlinが入ってエレクトリック化しても高フ鋭さよりも
温かな風が終始した感じだ。それならもっとDavid Hidalgoにアコを弾いてもらいたかったな。
終盤になるに従いエンジンはヒートし、Ceasar Rosasが煽るので観客も総立ちで体を揺すらせる。
アンコールは"La Bamba"~"Good Lovin'"~"La Bamba"で大盛り上がり。しかしカバーだぜ(笑)。
"La Bamba"やる時は一般向きのステージだと思ってるのだが、どうなのでしょうか。90分。
どんなところで、どんな聴衆に対しても、彼らはTPOをわきまえたLIVEをやるプロです。
センターで淡々とギターを弾くLouie Perezがバンドのドラマーだったことを、どれ位の人が
覚えているのだろうか。時は流れ、それでも狼たちはたくましく生き延びている。


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おそれいりました

2011-01-18 01:20:00 | スポーツ
いくら予選落ちが決まっているとはいえ、サウジアラビアに5-0の勝利は脱帽です。
アジアの強豪にこんな大差で勝つのを初めて見ました。ワタシが掲げた3-0を軽くクリアとは
何とも頼もしい。おまけに本田、松井の主力を欠いてのこの結果、ビックリさせられました。
早い時間に縦一本を岡崎の飛び出しで、軽く1点。取れるときってこんなに簡単なのか(爆)。
岡崎は終わってみればハット・トリックだ! 前田もサイドからのパスをキーパーの鼻先で
足と頭で2得点。これで本人も一安心か。本田に代わった柏木もフィットしていたし、サブの
伊野波、岩政、本田卓もテストできて万全の試合になっちゃった。ザッケローニのしたり顔が
目に浮かびます。松井は離脱するようだが、捻挫の本田は休養が取れてよかったね。
次の準々決勝は地元カタールだが、これを勝ってあと2試合やるのが最低のノルマ。本音は
優勝してのブラジルでのコンフェデ杯出場だ。そろそろ香川の得点の雰囲気も出てきた。
次のカタール戦は香川に決めて欲しいものです。韓国と決勝できるとイイね。

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残念ながらデヴメは見送り

2011-01-16 19:45:00 | 音楽
明日、明後日と中野サンプラザでDave Masonのコンサートがあるが、ヤフオクで安価落札
できなかったので、見送ることと致しました。チケット売れてない為か、絶対量不足。
おまけに出ると売人は強気だし、買人も結構良い値をつける。これでは出る幕無し。
9千円の価値を今の彼に見出すことはできないのです。これがクラブとかで座って近くで
見れるのなら、8,400円とかでも出しちゃうのかもしれないが。ちょっと残念な気もしますが
今月は既に結構通っているので止めにしました。次は1/19のLos Lobosに参戦です。
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もっとハードボイルドを.....

2011-01-16 18:55:00 | 
昨日、北方謙三の「抱影」を読了。数日前から読み始めていたが、買ったのは去年の10月頃。
暫く寝かせておりました(笑)。こんなのばかり。「PC叩くの控えて、もっと読書をしよう」ですね。
もとい本書であるが、氏の久々のハードボイルドの書き下ろし。すっかり時代作家の顔が
メインとなっている現在、学生時代からハードボイルド作家として読み続けていた者としては
寂しい思いをしている。行き止まりのアンハッピーエンドの作風は、アメリカン・ニューシネマと
重ね合わせて読んでいた気がする。本書もそんな点からは、典型的な北方ハードボイルド作品と
言えよう。「男はだれもが胸の中の檻に獣を飼っている」。結構、感化されたような気もする(爆)。
栗本薫、ロバート・B・パーカーと長年親しんだ作家が相次いで亡くなった今となっては、氏にも
昔のファンを喜ばせる作品を年に1冊位は届けて欲しいと思っている。「ブラディ・ドール・
シリーズ」なんかも、いつでも復活させられるだろうに。ジェフリー・アーチャーの新作も
ページが開かれるのを待っている。音楽と違い、小説はなかなか新しい人に入れないのが
現状である。東野圭吾のドラマや映画は面白く見ているが、小説は読んだことないですね。
今度、一冊読んでみることにしますか。本日、WOWOWのドラマ「幻夜」は終わり、1/29には
映画「白夜行」が公開になる。こちらも見に行きたいとは思っております。

本日、500円で買っておいたDVD「テルマ&ルイーズ」を見たが、ニューシネマっぽい作品だね。
だいぶ昔にBSで見た記憶があるが、バーバンドとしてCharlie Sextonなんかが出ている。
但し全然記憶ないんだよな。それにしてもリドリー・スコットは色々な作品を撮る有能な監督だ。
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やっぱりBandでしょ

2011-01-16 09:26:00 | 音楽
昨日、Glenn Tilbrookの東京公演3日の中日を覗いてきた。いや、ここんところ寒いです。
ニットキャップで耳を覆い、防寒態勢で吉祥寺へ向かいましたよ。着いたら少し早いが松屋で
牛丼戦争の最中240円牛丼をかっこみ、Star Pine's Cafeへ向かう。ビールを買い、中頃の
サイドテーブルがある通路側の席に陣取る。狭いところで飲んでるのは楽じゃないからね。

15分押しの18:15Glennが出てくる。グレーのスーツ姿でアコギを抱えて歌いだす。冬なのに
髪は扇風機でたなびいている。彼って汗かきだからね。この日はSE的にipadみたいなものが
置いてあり、時々鳴らして楽しんでいた。お気に入りの1点ですか?2曲演奏すると、ドラムスに
Simon Hansonが座っている。再編Squeezeでタイコを叩いている彼が、東京と横浜には帯同。
と言うことで純粋なソロでなく、これ以降はBandを感じられる時間となった。やはりドライヴ感が
違う。1部はソロ曲も多かった(ウ~、タイトルがわからん)が、Squeezeの曲は今まで以上に
響くものでした。言ってみればSqueezeの疑似体験。ワタシみたいなOld層は生体験してるが
Squeeze見てない人も結構居たのでは。まあ、年齢層高いから心配することもなかったか。
"Take Me I'm Yours""Annie get you gun"等など、特に1部ラストの"Up the junction"は
素晴らしかった。いつもPaul McCartneyを引合いに出すが、Glennは相当なPop職人と思ってる。
この曲はPopの極致、"Some Fantastic Place"なんかと共にドリーミンな歌が聴ける。
後者は残念ながらこの日はやってくれなかったな。体が温まったところで45分で終了。

15分の休憩の間に2本目のギネスを飲み始め、心地良し。気分はイングリッシュ・パブです。
2部は12弦のアコギを持ち、シールドをはずし"Black Coffee in Bed"で聴衆とコール・アンド・
レスャ塔Xでにぎやかにスタート。いつもながらこの曲は盛り上る。数曲やってから、今度は
ストラトに持ち替える。「まってました」の時が来た。ますますSqueezeっぽく成っていきましたね。
Dave Edmundsの"I Hear You Knockin'"なんかのカバーが聴けたのも楽しかった。
怒涛の演奏は3度のアンコールを含め75分。"Is that love?""Pulling Mussels from the shell"
"Good bye girl""Tempted"等々の珠玉のSqueezeナンバーがエレクトリックのバンドもどきで
聴けたのは収穫です。オオラスは聴衆からのリクエストを募っての6弦アコギに戻っての
"Erectric Trains"。合間に2人でダンスするシーンもあり、SimonはGlennをJustin Timberlake、
GlennはSimonをMichael Jacksonと紹介するなど、終始和やかなムード。シニカルで冗談好きな
Englishmen。外は寒かったが、場内は暖かかった。ソロとしては最高の雰囲気と演奏だった
のでは。2時間堪能しました。千円の値上げも何のそのです。

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コメント