昨晩ブルーノートで見たJools Holland and his Rhythm & Blues Orchestraは鰍ッ値なしに
楽しい音楽を聴かせてくれた。本来よりは小編成といえども、ギター、ベース、ドラムスに
彼のピアノ、トロンボーン2本にテナーサックス、アルトサックス、トランペットの5管、
さらにフィーチャリンク・ボーカリストが女性3人と計12人。この間のPink Martiniも
大人数だったが、ホーンの厚みが凄くて、ビッグ・バンドしてました。かと思うと、小粋に
ブギウギ・ピアノを出してきたり、ブルースやR&B、ジャンプやスカなどホントに懐が深い。
ラッキーにもJoolsの真ん前の最前列に陣取れたので、彼のピアノの見事な指さばきも
堪能しました。ドラムスのGilson Lavisも彼と同じでSqueezeにいましたが、Popさは
このBandからは余り感じません。やはりPopはGlennの持ち味なんでしょうね。
Joolsの歌う"Remember Me"は「帰ってきたよ、僕を覚えてるかな」って言っているように
聴こえました。「We Remember You」って言ったの聞こえたかな? ホーンの誰もが
ソロになるとセンターに出てきてブイブイ吹く様もカッコイイこと。御大Rico Rodriquezも
1曲ボーカルを取ったが、まったりとした味のある歌声だった。3人の女性ボーカルも
それぞれソロを取ったが、Ruby Turnerがやはりソウルフルで最高だった。体はでっぷりだが
声は張りがあり素晴らしかった。他の二人に比べソロで歌う数も遥かに多かったのは
当たり前か。いや~75分はあっという間、もっと聴きたかった。
ローディーに「セットリストおくれよ」とおねだりするも、「今日はリスト作ってないよ」
と哀しい返事。ただ、本日ブルーノートのHPに上がってましたね。いろいろな音楽が聴ける
お江戸は、世界有数のミュージック・シティなのです。
3/22 2ND
1.DOUBLE O BOOGIE
2.HOW DOES IT FEEL
3.REMEMBER ME
4.WHINNING BOY
5.I GOT MY MOJO WALKING
6.I WENT BY
7.TENNESEE WALTZ
8.SALLY SUZAS
9.I'VE GOT YOUR UNDER MY SKIN
10.HIGH STREET
11.HONEY HUSH
12.THE INFORMER
13.TROUBLE IN MIND
14.PEACE IN THE VALLEY
15.TUXEDO JUNCTION
16.BUMBLE BOOGIE
17.C.C.RIDER
18.YOU ARE SO BEAUTIFUL
19.WELL ALRIGHT
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