女子サッカーW杯準々決勝、日本vsスウェーデンは1-2で日本の敗戦。なでしこの戦いはここで終戦(涙)。
スウェーデンのチャージにボールを支配されることが多く、フィジカルの優位性を取られセットプレーから失点。
前半は良い攻めの形を作れずにシュートも撃てずに0-1で終える。
後半もCKからハンドでPKを取られ、決められて0-2と差を広げられた。
選手交代を繰り返し、植木がPKを奪取するも決められなかったのは痛かった。
初戦でも外したがやり直しで決めていたし、自分が得ていたので蹴るのは妥当。責められない。
それでも攻め続け、林のゴールで１点差としたときはアディショナル・タイム10分の内に同点にできると信じていた。
しかしこのままタイムアップ。1-2で終戦となった。スウェーデンは足元もしっかりした良いチームだった。
昨年までの試合と違い、得点の取れるチームに仕上げた池田監督は称賛に値する。
個人的には最近の国際大会から見てベスト8を目標と考えていたが、こう良い試合を続けていくと
てっぺんを狙いたくなるというもの。欲が出過ぎたのかもしれませんね。
推していた杉田は先発で出たが大きな印象を残せずに前半で遠藤と交代した。
本大会での活躍はイマイチで遠藤に座を譲った感じであるが、巻き返しを図って欲しい。もっと出来るはずだ。
女子サッカーは五輪も年齢制限のないフル代表なので、アジアの出場権を獲得してパリ五輪でメダルを目指して欲しい。
15得点3失点でベスト8と躍進したなでしこJAPANは、世界に大きな印象を残した。
彼女たちの反撃は始まったばかり。サッカー・ファンは暖かい眼差しで見守って欲しい。
頑張れなでしこたち。好ゲームを沢山見せてくれてありがとう！
図書館で借りてきた「燕は戻ってこない／桐野夏生」を読了。
貧困から代理母として子宮を有償で貸す主人公の心の移ろいを描いている。
出産を終えた時の感情と行動は。
いつもながら著者の登場人物は腹に黒いものを持っている。人間綺麗ごとばかりの良い人ではないですから。
何処か斜陽のダークな感じを書かせたら天下一品。70歳を過ぎてもまだまだ書ける人。
この本は昨年単行本化されたものだが、今年も既に新作を出されているようだ。
いつ読めるかは分からないが、桐野ワールドはまだまだ楽しめそうだ。
