昨晩はJCBホールにてSheryl Crowの最終公演。というよりも今回の世界ツアーのラストだ。
19時を5分過ぎれば暗転する。最近のLIVEは本当にジャスト・スタートが多く、のんびりできない。
暗闇にスャbトが当たりSherylがアコギを弾きながらソロで最新作「DeTours」の一曲目の
"God Bless This Mess"から始める。割とおとなしいスタートである。終盤になるとバンドの
メンバーが入ってきて、次の"Shine On Babylon"へと続いていく。「おいおいアルバム順かい」。
バックは2本のギターにベー、ドラ、パーカッションにキーボード、そして二人の黒人ボーカルだ。
そしてSherylもギターで加わるから結構な大所帯で音は分厚い。バックは皆彼女よりも若い。
彼女もすでに46才だから円熟の領域に入っており、堂々としたステージングを見せる。
白の上下の衣装が新譜のジャケを思わせる。年を取ってもいい女ぶりは健在でした。
新譜からも多くやったが、過去のベスト・ヒットのような選曲は古くからのファンも喜ばせる。
最初から最後までアリーナは総立ちで拍手を続ける人の波でした。自分もその中にいて
何とも心地よいグルーブを感じたものでした。アメリカン・ロックが衰退したと言われる今だが
その場では何か最良の時を感じていた。伝統的なカントリー・フレバーも時に聴かせるが
彼女の持ち味は南部的なフィーリングを持ったミディアム・テンモノあるような気がしている。
リード・ギタリストがスライドを弾けば、そこには南部嗜好時代のストーンズの影が見え隠れする。
"Can't Cry Anymore"もそんな曲だか、自然と体が揺れる気持ちよさだ。
そして最高に感激したのが新譜の中の"Gasoline"だ。歌い方はモロにラップだが、うねりのある
素晴らしい演奏が聴けた。終盤で"Gimme Shelter"が挿入されるにおよんでは「やはり」と
ほくそ笑むのでした。それからも"Run,Baby,Run"などが続き"Everday Is A Winding Road"で
本編終了。気がつけば90分の楽しい時間はあっという間だったね。
アンコールに出てきたメンバーは皆思い思いにトナカイの角をつけたりとクリスマス・モードの
いでたち。陽気なヤンキー気質か。Sherylも白いバニーの髪飾りでバニー・ガール風。
こういう人がPlayboy Clubにいればさぞや人気なのでしょう(笑)。
"I Shall Believe"をまずはしっとり歌い、最終公演ということでスタッフをねぎらい、
ステージに呼び入れる。座長としての気配りがうかがえる良いシーンだ。
それから"All I Wanna Do"ともう1曲をガツンと決めて舞台を降りた。会場中に投げキスを
振りまき、ハッピーな終わりで思わずうれしくなったものです。アンコールは20分か。
音楽もステキだったが、それを彩るライティングがホントに素晴らしかった。1曲1曲上手に
構成され、音楽に対する効果を上げていた。
アメリカン・ロックもまだまだ捨てたものじゃない。時にはこういった最高の瞬間を感じることも
できるのだから。この日のLIVEは今年の10本に入ってくると確信してます。
19時を5分過ぎれば暗転する。最近のLIVEは本当にジャスト・スタートが多く、のんびりできない。
暗闇にスャbトが当たりSherylがアコギを弾きながらソロで最新作「DeTours」の一曲目の
"God Bless This Mess"から始める。割とおとなしいスタートである。終盤になるとバンドの
メンバーが入ってきて、次の"Shine On Babylon"へと続いていく。「おいおいアルバム順かい」。
バックは2本のギターにベー、ドラ、パーカッションにキーボード、そして二人の黒人ボーカルだ。
そしてSherylもギターで加わるから結構な大所帯で音は分厚い。バックは皆彼女よりも若い。
彼女もすでに46才だから円熟の領域に入っており、堂々としたステージングを見せる。
白の上下の衣装が新譜のジャケを思わせる。年を取ってもいい女ぶりは健在でした。
新譜からも多くやったが、過去のベスト・ヒットのような選曲は古くからのファンも喜ばせる。
最初から最後までアリーナは総立ちで拍手を続ける人の波でした。自分もその中にいて
何とも心地よいグルーブを感じたものでした。アメリカン・ロックが衰退したと言われる今だが
その場では何か最良の時を感じていた。伝統的なカントリー・フレバーも時に聴かせるが
彼女の持ち味は南部的なフィーリングを持ったミディアム・テンモノあるような気がしている。
リード・ギタリストがスライドを弾けば、そこには南部嗜好時代のストーンズの影が見え隠れする。
"Can't Cry Anymore"もそんな曲だか、自然と体が揺れる気持ちよさだ。
そして最高に感激したのが新譜の中の"Gasoline"だ。歌い方はモロにラップだが、うねりのある
素晴らしい演奏が聴けた。終盤で"Gimme Shelter"が挿入されるにおよんでは「やはり」と
ほくそ笑むのでした。それからも"Run,Baby,Run"などが続き"Everday Is A Winding Road"で
本編終了。気がつけば90分の楽しい時間はあっという間だったね。
アンコールに出てきたメンバーは皆思い思いにトナカイの角をつけたりとクリスマス・モードの
いでたち。陽気なヤンキー気質か。Sherylも白いバニーの髪飾りでバニー・ガール風。
こういう人がPlayboy Clubにいればさぞや人気なのでしょう(笑)。
"I Shall Believe"をまずはしっとり歌い、最終公演ということでスタッフをねぎらい、
ステージに呼び入れる。座長としての気配りがうかがえる良いシーンだ。
それから"All I Wanna Do"ともう1曲をガツンと決めて舞台を降りた。会場中に投げキスを
振りまき、ハッピーな終わりで思わずうれしくなったものです。アンコールは20分か。
音楽もステキだったが、それを彩るライティングがホントに素晴らしかった。1曲1曲上手に
構成され、音楽に対する効果を上げていた。
アメリカン・ロックもまだまだ捨てたものじゃない。時にはこういった最高の瞬間を感じることも
できるのだから。この日のLIVEは今年の10本に入ってくると確信してます。