前戦に3-4と敗れたサッカー日本女子代表は選手を入れ替えて、ブラジルとの第二戦に臨んだ。
フォーメーションは4-3-3か。パスが繋がらず試合の入りは良くなかった。
前半は相手ボールをバックスが弾いてポストに当たるあわやオウンゴールのシーンや、ゴール前でバックスがお見合いしてあわや失点のシーンも。
それでも17分にCKから南が放ったシュートが相手に当たってコースが変わってゴール。
そして2分程して田中が相手GKの位置を見て遠目から打ったシュートが決まる。ちょっとラッキー・ゴールだったが2-0としたのは大きい。
30分頃に飲水タイムが設けられたが、日本の多くの選手は首の後ろを冷やすなどかなり温度は高そう。前半は2-0で終了。
後半は両チーム共選手交代を繰り返す。ブラジルは前掛りに攻め、日本は守る時間が長くなり効率的なカウンターも少なかった。
それでも真ん中を固めて大きな破綻は起こさない。GK田中がボールを掴みそこなって危うい場面も、南がコースを切ってシュートは外れた。
日本の方が攻撃の数は少ないが、ブラジルよりもゴールには近づいていた感じであった。
あとは無失点での逃げ切りができるかに注視したが、7分のアディショナルタイムをこの日は守り抜いて終えた。2‐0の勝利。
日本の苦手のロング・ボールを放り込む事をしないブラジルですので、こういうチームには日本はちゃんと勝っていかないと。
アゥエーのブラジル遠征は1勝1敗の五分で終えたが、新参の古賀と谷川も2試合使って目途がついたのは大きい。
これで今年の代表活動は終了。来年の五輪予選の北朝鮮に勝利して、是非ともパリ五輪へ行って欲しい。頑張れ!なでしこ達。