トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

専売店政策、昨今・・・・

2012-02-21 21:51:00 | 自転車事情
その昔、町の電気屋さんは、ナ○ョナ○店会の店とか、日○チェーンストールの店とか、それぞれの家電ブランド毎に専売店化をすすめていた。
洗濯機やテレビの修理もそれぞれの店でやっていた。お客様と店との付き合いは、映画「三丁目の夕日」を彷彿させるものだった。しかし今日、それはいつの間にか消え去ってしまっている。

ちょうど、私が社会人になって間もなくモーターサイクル業界(以下MC業界)では、ホンダは、WING、ヤマハはYSP、スズキSBS、カワサキはグリーンショップだったか、専売店政策を強力に推し進めた。

私は、その渦中に居てショップ様が専売店になって戴くにあたり、経営リスクをどう減らしてサポートしてゆくのかを考える立場でもあった。顧客のブランドロイヤリティを高める為に、まだカタカナしか使えない8ビットのPCで、顧客管理システムを構築して専売店の為の顧客の囲い込みやいろいろな販売促進策を考えたりしていた。


 当時400万台ほどあった原付を含めたオートバイの需要は、専売店になっても十分な経営が維持可能なマーケットだった。自転車併売店だったショップが、自転車を捨ててMC業界に専念した経営者も多数いた。


 しかし、かつて400万台ほどあったこのMCマーケットは、いまやその約10%ほどの40万台になってしまったらしい。
 ターゲット顧客の余暇活動の選択肢が、ゲーム機器に代表されるように多様化して、「猫も杓子も、とりあえず原付免許をとって・・・」というかつての販売環境が無くなったことも事実だが、一番の影響は少子高齢化が原因だ。
 
 今となっては、各社専売店政策は、残念ながら其々のMCメーカーの収益には貢献していない。海外依存型企業にとって国内の販売はいうなれば経営上はオマケのようなものだ。それぞれの専売店の名を冠したショップの数は劇的に減少して現在に至っている。

 昨年8月に発行された日本生産性本部のレジャー白書は、スポーツサイクルのマーケットを1980億円ほどと試算している。そしてこの市場はジョギング・ハイキングと同様、堅調とされている。確かに冬場の2月の荒川サイクリングロードを走ってみても、4~5年前では考えられないような台数が走っている。
 とはいえ、この市場に新規参入しようと目論む大手流通の動向も無視できない。昨年7月に新聞発表された目標数字の規模を見ると、MC業界出身の私は、かつてのヤマハオートセンター現在のレッドバロンみたいな存在になるのかもしれないと思ったほどだ。(人材のヘッドハンティングの雑誌広告も開始された)


 またこの白書で気になるのは、スポーツ部門のなかで、サイクリング・サイクルスポーツ顧客のデジタル活用率は高い部類に属している点だ。これは、インターネットを介した顧客の購入行動はP&A(パーツ&アクセサリー)市場を中心に現実には大きな太い流れとなって無視できない状況になっていることを意味している。さらに円高の影響で彼らの購買動向のボーダレス化はさらに進む傾向にある。にも関わらず、完成車ブランドのP&Aの仕入販売を強いられるのは、現実の顧客の購買動向と遊離しているような気がする。今月になって、某専門誌はついに海外WEB通販の広告を請け負ってしまった。
 こんな市場環境の中で、かつてのMC業界よりもスポーツサイクルのブランドの数は多い。すなわち消費者の選択肢が多様化している現実を考えると、単一のブランドに絞り込むリスクは相当大きい。
 
 2010年の日本人の平均年齢は45歳だ。それから20年後の2030年には、1割の人口減少と平均年齢は51歳に上がる。この予想現実の中で踏まえたマーケティングを実行しなければならないのだが、少なくともMC業界は、今日の平均年齢45歳の予想現実を理解していながら失敗してしまった。結果として、多くの専売店は併売店に戻った。或いは中古車販売に活路を見出さざるを得ない状況に至った。

 ニッチな部分で、海外MCブランドが日本の少子高齢化の人口構成を踏まえた国内向け商品開発・市場創造活動通じてなんとか成功したが、その理由は、そのブランドの専売店でしか買えないことを徹底したせいだ。
 何故、国産よりも絶対性能の劣る海外ブランドのMCが受けたのだろうか?しかも価格は国産よりも安くはない。少なくとも彼らのターゲット顧客は、最新性能・軽量・最新マテリアルそしてレースでの活躍等の要素を、必ずしも商品を選択する条件にはしていないのだ。懐古的なデザインの復活という意味では、少々クロモリブームと相通じるものがある。(それにデキの悪いカーボンやアルミよりも、出来の良いクロモリの方が乗り味が軽快だったりするからねっ!)

 こんなことを つらつら考えると今スポーツサイクル業界で実行されている専売店化政策は、どのくらい他業界のそれを研究したのだろうか?とても興味深い。



やばい・・・・

2012-02-20 18:52:00 | 泳ぐ・乗る・走る
今月 東京マラソン
来月 奄美240km
再来月宮古島トライアスロン
5月 クロモリレースと新島トライアスロン
6月 彩の国TRとセントレア70.3
7月 復興支援 七ヶ浜TR


仕事と遊びの境目が不明確というか?けじめがないというか・・・・
その中で、カッコよく言えば、
数々のマーケティング活動を実施してる!?(のか俺?)
でも、その中から生まれた商品もある。
この非常識なグレーの環境は、傍目には
良く思われたり
苦々しく思われたり
いろいろだが、この環境だからこそ思いつく事もたくさんある。

たぶん、普通のケースと大きな違いは、
その昔、某オートバイ会社に勤務そうだったけれど、
仕事がそれになってから、興味を持つパターンだ。
最初から、オートバイが特別好きだった訳でないし、
最初から、自転車が好きだった訳でもない。
まして、トライアスロンなんてハネムーンでいったハワイ島で
レンタカーを借りてボルケイノドライブ(火山見物ドライブ)
に行こうとしたら、週末のアイアンマン世界選手権のせいで
レンタカーは売り切れだった。その時、
「憎しっ!トライアスロン!クソッタレ!」
と思ったものだ。

それが、いまではお迎えが来る前に一回くらい出てみたいなんて
思っている自分がいるから可笑しい。

東京マラソンの完走は、自信があるけれど、奄美がヤバイ。
減量が思うようにいっていない。
しかも、来月初めから台湾だ。
ここはダイエットしている人間にとって、とても辛い場所だ。
奄美240kmは三か所のチェックポイントがあって、
かつ厳しい時間制限があるらしい。
アップダウンも相当だそうだ・・・・う~~ん
どうしよう!

ティアグラハブ

2012-02-10 13:15:00 | 自転車事情
今日は、昼のトレーニングはお休み。
なんか気乗りしない。こんな時は無理をしないに限る。
こんな割り切りができるのも、おやぢになった証拠かもしれない。

昨日まで、毎日3本ローラー台にのっていた。
心拍をビルドアップさせて30分ほど漕ぐのだけれど
最高で、160チョイまで上げる。

ティアグラハブで組んだホイルは、練習にはちょうど良い。
良い言い方をすれば、実際の路面で走る感覚に近いかもしれない。
30km/hのスピードを維持しようと思うと150以上の心拍があがる。
30分でちょうど15km走る計算だ。半分の15分を過ぎたところから、
汗がポタポタ落ちる。

3本ローラーは、ボンヤリして漕ぐことができないので、この負荷は
ちょうどいい塩梅なのだ。

ところが、NOVATECのホイルを履くと同じような心拍で、
スピードが簡単に35km/h以上になってしまう。
自分が天才になった錯覚だ。
YOUtubeで、レースの映像を見ながら一緒に走るのだけれど
一流選手のケイデンスをまねてはしる。そんなことしてたら、
今週初めなんか、平均速度が38km/hを超えていた。
風の抵抗・路面抵抗がないから速いのだなと分析しいていたけれど
比べてみると それだけではなさそうだ。
が、チョット3本ローラー台には不向き。
自分を信じる事は大切だけれども、
NOVATECを3本ローラーで乗ると過信の原因をつくってしまう。
外でガンガン走るときの為にとっておこう


3本ローラー台には、ティアグラで組んだホイルが
とても、実走行に近いような気がする。
この抵抗のある回転力がインナーマッスルに
適度な刺激を与えてくれるっ!
スピードが出ないこともメリットになることもある。




齢、半世紀を過ぎて・・・ダイエットは・・・

2012-02-06 17:19:00 | 健康&ダイエット
歳をとると、苦痛に鈍感になると以前書いたが、
これは全ての苦痛に対して鈍感というワケではないと思う

持久系の運動の苦痛に対する忍耐力は、経験上優れていると思う。
しかし、飲む・喰うの欲望に対する自制心は、若い頃に比べて希薄だ。
その結果、ダイエットが思うように出来ない。

”飲む”と”喰う”の抑制力がなんで希薄なのか?
それは、短くは無い年月を経て、さまざまな物を食し、
経験を積み、さまざまな酒の味を理解し、
アテの吟味力も向上してしまう。

若い頃は、旺盛な基礎代謝力が有ったので、
質よりも量の方がプライオリティが高かったのだ。

量よりも、美味しいものに対する欲求は、
棺桶に入る前に、できる限り味わい尽くさなければという
強い思いが・・・・
崇高なダイエットへの試みを邪魔しようとするのだ。

その結果、この強い思いが基礎代謝を上回るカロリーを摂取することになる。
特に、アル中以外の一般人は、夜に”飲み・喰い”するのが一般的なので
脂肪を蓄積する最良な方法だ。

おやぢは、なんでダイエットしたいのか?
☆たまに行くキャバクラで、娘ほどのオネェちゃんに、「うっそぉ~!スッゴ~~い!信じられないっ~!」て言ってもらいたいから
☆定期健康診断をしたら、痩せないといつプッツンいってもおかしくないと脅かされた。
☆ウエストが太くなってスラックスを買い替える必要が発生した時、小遣いを減らされた。
☆タバコを辞めたら太ると思ったから
☆妻(恋人)から、「痩せてね」って言われた。
☆妻から、「別に痩せなくてもいいけど・・・生命保険はタップリ加入しとけっ!」といわれた。
☆妻(恋人)の年齢が、自分よりも20年以上若い時・・・・
・・・なんて不健康な理由では、ダイエットは長続きしない。

☆バイクのヒルクライムで、昨年の自分を超える
☆トライアスロンで、エイジ入賞する
☆マラソンで自己ベストを出す
☆マスターズのスイムに挑戦して結果をだす

なんて健康的な目標をどういう戦略で達成するか?ってロードマップを作ると
けっこう長続きするんだ。

えっ、おまえのダイエットはどうだってかっ?
残念ながら、先月末だと目標に対して、1.2KGオーバーだったが、
昨年末の忘飲忘食からは、約3kg ウエストは3cm以上縮んだ(笑)

おやぢの場合は、暴飲暴食って言葉はあたらない。
忘飲忘食が正しい。すぐ忘れるからな(笑)