トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

ホイルテストの続き・・・

2010-07-31 23:41:00 | 旅 (自転車)
 辰巳のプールで、イベントが有ったので朝立ち寄る。暑さと午後の集中豪雨(雷)の心配があったので、早めに出発する。


 Tradizione ZEROのホイルテストは、バイクをトマージニsintesiからACOR GX2に変更。先週は、草津温泉からの下りで72km/hを出したが安定性はとても良かった。でも、ブレーキシューがコルクのままだったので・・・・・チョ~~怖かった。

 今日は平地だが、宇都宮まで走ることにした。新国道4号は自転車にとってはとても不親切な道で、春日部の先から従来の国道4号に入る。少しは走りやすくなったものの、栗橋の利根川の橋の部分などは、不親切極まる。こんな道路行政がまかりとおっているから、自転車文化後進国なんていわれるんだと、一人で憤慨する。この暑さがさらに腹立たしさを倍速してくれるようだった。

 少しの追い風も手伝って、順調に進む。3時ごろには宇都宮についた。
実は生まれ故郷であり育った街が宇都宮だ。自分が生まれ育った場所は、更地になって駐車場になっていた。子供の頃遠いと感じていた距離が、すごく近く感じる。国鉄の電気の技術者だった父親は転勤族だったが、単身赴任して、子供の為に引越しもせずにこの街に家族を留まらせてくれた。そんな感傷と思い出が交錯しながら、景色を確かめながらポタリングをしていた。小学校・中学校・・・・ここに駄菓子屋があったとか、いろいろな事を思い出しながら、目の前にある昔とは全く異なる風景に戸惑いを感じていた。


 駅前のイタヤホテルに宿をとった。実はジャパンカップの際に世界的に有名な自転車選手が宿泊しているホテルだ。
「誰かのサインとかないの?」
と聞いたら、何もないらしい・・・・ホンマかいな??
一流選手のコレクションを展示したらそれだけでも、名物になるのに・・・・
と思いつつ、シャワーを浴びる。

実は、これからがお楽しみ・・・・





tradizione zeroのテスト その2

2010-07-18 19:48:00 | Italia & Bike
 ホイルセットテストの大義名分があるにせよ、エライ女の顔色を伺いながら8時半過ぎに出発。スポーク構成がフロント20のリア24なので、山岳で試さなければと思いつつも、連日の暑さにモチベーションが萎える。

 運よく、昨日と同じオルベアの特急列車を見つけ、無賃乗車で笛吹峠の下まで連れて行ってもらう。

 それから、いつもの嵐山渓谷沿いの道を進むが、いまひとつスピードが上がらない。
コンビニを見つけては、氷と水を買ってボトルに補給するが、すぐに無くなる。

 定峰峠まで午後1時迄に到着しないと、その後の武蔵グリーンラインからの帰りが遅くなるなぁと思いつつ、一人という気楽さという気分も手伝ってケイデンスはまったく上がらない。

 白石車庫の自販機で飲み物を購入して、ノンビリ進むことにする。まもなく定峰峠に到着。上るにつれて風が気持ちよくなってきた。でも暑い。定峰峠のトイレの水道で頭から水をかぶる。涼感極まる!

 白石峠直前の上り坂はキツイかったが、止まることなくそのまま大野峠方面に向かう。稜線沿いを走る広くはない林道沿いの樹木の日陰は快適。それに蜩(ひぐらし)の声は、冷たくさわやかな風を誘うようで、最高だ。微妙なアップダウンを繰り返すが、白石峠からだと基本的に下り基調なので助かる。木々の間から時々見える関東平野と秩父側の山並みは最高だ。弓立山があんなに低く見える。久々に武蔵グリーンラインを走ったけれど、やっぱりここはいい。上るまでがチョット大変だけど・・・・・(笑)



 刈場坂峠は、駐車場があるだけになっていた。茶屋はもうない。定峰から上がると顔振峠までエイドが無いので注意が今後は注意が必要だろう。


飯盛峠を経て顔振峠で大休止。そばと冷やしトマトを喰って、マッタリとする。幾重にも山並みが見え、一番奥にはピラミッド型の武甲山がそびえている。時間は、3時を回り黄昏時も近いので灼熱の平地に降りる覚悟を決める。




北向き地蔵を経て鎌北湖に下るにつれて明らかに、温度が上昇するのを肌に感じる。

 鎌北湖におり、暑さに抗うことをあきらめ、高麗川を経て醤油王国に近い田波目のローソンで飲料休憩をする。

(高麗川にかかる木の橋、この下は水遊びができる良い場所がある)


高麗川沿いのCRは相当部分ができているのだが、関越高速の下の部分等が未工事で、とぎれとぎれ部分が多いが、坂戸市内に近づけば、下流の越辺川の天神橋まで一気に開通しているので快適だ。

 今日も向かい風で・・・・一人で走っていると20km/h以下になることも多い。荒川CRに出たら、新品のトレックに軽やかに追い越された。この機会を逃す手は無いと思い必死に追いかけ、無賃乗車することに成功する。どうやら家庭の事情(なんとなく理解できる)で夕方からやっと新車に乗れる時間ができたらしい。このトーマス氏の自宅は上流の方で、下流に向かって走り始めた矢先だったようだ。上江橋まで引いてもらい別れる。


 それからはチンタラ、クールダウンを兼ねて再度走り出す。ゆっくり走ると景色を眺めることができる。今日も空気が澄んでいて、丹沢から富士山そして、今日縦走した奥武蔵の峰々を見る事ができた。感慨もひとしお。

自宅に戻る。 本日158km走行


このホイルセットは、本当にかなりいいぞっ!自画自賛かっ(笑)

tradizione zeroのテスト その1

2010-07-17 21:36:00 | Italia & Bike
7月17日 土曜日
ホイルセットのテストという大義名分で、トマジーニで自宅を9時前に脱出
梅雨が明けたのか空気も比較的澄んでいる。

トライアスロンの仲間で、トーマス(機関車)としても信頼できるabeちゃんとツイタテくんが、本田飛行場で待ち合わせするとの情報をゲットしたのでそこへ向かうことにする。

しかし、すでに相当暑い。暑いと足が回らず・・・・モチベーションもあがらない。
上江橋の先で、オルベアに乗る紳士のトーマスを見つけたので、無賃乗車をさせてもらう。暑い中32~35km/hで引くので特急だ。とてもラクチンだったが、残念ながら飛行場の手前で分かれる。

abeちゃんとツイタテの目的は、グルメ探訪らしいが暑いので山の方へ行こうと誘う。
そこへちゃり子さん出現。森林公園経由で越生の山猫軒にむかうことにする。

ジリジリと太陽が照りつける荒川CRは暑い。前走するタイヤをボーと見ながら運転していると、時々接触して目が覚めるような事がたびたび。

まもなく、森林公園に到着。ここで残念ながらちゃり子さんと別れる。

ツイタテくんの引きと道案内で嵐山を経て都幾川に、弓立山をかすめて越生に入る。
あじさい道路に入り、急に涼しくなる。山猫軒に向かう道は、平地の暑さからは想像できないほど、快適な涼しさだ。苔むした清流の景色が、さらに涼しさを呼ぶ。この環境を堪能するには、必死になって上る気持ちもおきない。

先行する二人に山猫軒でのテラス席を確保してもらうことにしよう。

林道沿いの高台に山猫軒はあった。宮沢賢治の注文の多い料理店だったか?そんなのがあったような気がする。デッキにはハンモックもあり、涼しく素敵な場所だ。この時期流しそうめんでもやってくれれば最高なのだが、食い物メニューにはピザとカレーしかなかった。

でも、相当まったりと過ごし、時間の経過を忘れる。日が傾きつつあるなか、少しは平地の温度も下がったと思われる時間になり、帰途につく。あじさい山公園を見物。そこまでの道のりは、両側に見事な紫陽花が咲いている。

帰路は、ラクあれは苦ありの言葉のとおり、向かい風だ。でもトーマスが二人もいるので、ラクチン。物見山も問題なく超えて、石坂を下り越辺川沿いの新道を確認する。快適な迂回路が天神橋まで開通した。
通称物見山街道は、高坂にショッピングセンターができたので以前よりも交通量が増え、ストレスを感じるようになったが、この新道を使うと快適!

夕方になったとはいえ、まだ暑い。荒川CRはトーマスabeの引きで秋ケ瀬までたどり着く。ここから川口の会社まで仕事があるので行かなければならないが、向かい風がキツイ。でも、この時期には珍しく、丹沢の大山から富士山、陣馬山・大菩薩嶺・武甲山・堂平山まで綺麗にみえた。富士山は、歌のように頭を雲の上に出し~♪だった。

なんとか川口に到着。所用を済ませ、浦和に戻る。 156kmの走行。

このホイルセットは、なかなかいいぞっ!狂いも発生していない。

Hibike...の価格とトマジーニ

2010-07-12 18:19:00 | Italia & Bike

ドイツの有名なWEB販売のサイトHi bike......
で、信じられない価格で表記されている件について
女将のバーバラ・トマジーニからメールが来た。

その内容は、Hibikeとは直接取引もしていないし、在庫も無いはず。
また、万が一オファーがあっても貴国から輸出するなといった主旨の内容だった。

トマジーニファンならたぶん知っていると思うが、彼らのマインドの中にはより企業化してトマジーニの商品を世界中に拡大しようなんて野心はない。だから、生産量は毎年さほど変わらない。言うまでも無いが、自分のブランドで台湾や中国で造る事もしない。

自分達のプライドが満足できて、かつお客様にも喜んでもらえるようなバイクをトスカーナでつくりながら、時々オリーブオイル畑の手入れをして、ファミリーが暮らせるようなことを考えてブランドを継続しているような印象がある。

だから、その自分達のライフスタイルを壊すような、商業至上主義というか?なんというか?ハチャメチャな、HibikeのWEBの表示には相当女将は怒ったようで、文面から彼女の冷静な怒りが感じ取れた。自分達のスローフード的なイメージが壊されると危機感を感じたのかもしれない。有る意味それは、トマジーニのバイクオーナー期待と造り手のマインドが一致するような部分だったような気がする。
少なくとも、一オーナーとしての(正確には2台)として、今回の彼女の行動にはエールを送りたい。いや、エールを既に送った(笑)