トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

サイクリングで発見する美味・・・・・その1

2023-08-08 21:17:14 | 食い物&飲み物

 #サイクリング で 地方を旅して 「これはっ!」と思う食材に出会えることは、残念ながら多くは無い。

その多くは、観光地向けのどこにでもあるようなお菓子であったり、地場の農産物や水産物をつかった食材だったりする。それはそれでふつうに美味しいのだけれど、何としてもまた食べたいと思う食材は稀だ。

 

昨年、通常は走ることのできない南アルプススーパー林道を、広河原まで走る機会があった。

40年以上前に、ここを歩いてサデの大岩か、北岳に岩登りに行った記憶がある。

懐かしさよりも、改めてこんな凄い山域であることに畏怖の念を感じてしまった。

 

この時に入手したこの ハードバウムクーヘンは・・・・

赤ワインとの相性が素晴らしくて・・・・己の舌に再び贅沢な記憶をセーブさせてしまったような気がする

 

これ以来、僕の舌というか、食に関する欲望は「ハードタイプのバウムクーヘン」に異常に反応するようになってしまった。

 

言い方は良くないかもしれないけれど、安物の赤ワインであっても、このバウムクーヘンと一緒に楽しむと、限りなく素晴らしい満足感を提供してくれることに気が付いてしまったのだ。

 

ネットで注文する気になったのだけれど、本体価格に近い送料をみて、貧乏性の僕は少し躊躇してしまった。それに、控えめに言ってもカロリーは低くない。

ダイエット中の自分にとっては、ふさわしくない行動でもある。

 

先日、日光にサイクリングしたときに、やはりハードタイプのそれを見つけた。

しかも、日本のホテルの老舗、金谷ホテルのベーカーリーが提供するのだから、極端なハズレはないだろうとの独善的な判断で即購入(笑)

ここのベーカーリーは、ステキなモーニングサービスもやっているのに、パン好きにはとてもいいかもしれない。

正直、僕はご飯に味噌汁&納豆派なのだけれど、パンが旨いのか焼き方が旨いのか?再び訪れたいと思う場所だった。

 

やはり、期待を裏切らない風味だった。

スィーツと酒は、ピンとこないかもしれないけれど、

ブランデーとチョコレートの組み合わせの様に

コレと赤ワインの組み合わせは最高だ。

サイクリングをしていなければ、知らなかった味でもある。

南アルプスのハードタイプとの比較を楽しみつつ

旨い赤ワインを開けたい・・・・

と思う今日この頃・・・・(笑)

 

 

 

 


トスカーナから来たオリーブオイル

2020-01-17 08:21:00 | 食い物&飲み物

 世界的に知られるイタリア・トスカーナ州のハンドメイドバイク工房Tommasini(トマジーニ)。この工房が所有・管理するオリーブオイル。ふつう、イタリアのメーカーは有名になると中国や台湾で、自転車を生産するために経営をシフトするのが一般的だ。でも、トマジーニはそれを良しとせず、自らのブランドコンセプトを育んでくれた、地元に還元すべきといいう考えでオリーブオイル畑を買収してきた。そして自転車づくりと同じようにコダワリを持ってトスカーナらしいオリーブオイルを作ってた。写真のように、イリオ・トマジーニ自らトラクターを運転して畑を管理する。




 昔はギフトレベルの生産だったけれど、ミラノショーなどの展示会のイタリア商工会議所のレストランで振舞われ、初めてこれを口にした時の感動は忘れられない。10年ほど前から、ようやく商業ベースにのるようになり、日本にも少しづつ入ってきた。いまでは多くの人たちが、年初めに入荷してくるのを楽しみにしている。何年も輸入していると、毎年味が微妙に違うことに気が付く。当初は、辛みが適度でさわやかな味が好みだったが、だんだん口が肥えてきて、辛みが強く青臭いクセのある味が好みになってきた。このレベルになると、好みがわかれるのでなんとも評価がむずかしいが、明らかに1000円以下で売っている安物とは別物だ。

 イタリア産のオリーブオイルはピンキリで、トスカーナ州のオリーブオイルはイタリアのオリーブオイルの中でももっとも評価が高く生産量も一番だ。イタリアのほとんどの州に、様々な種類のオリーブ木があり、それらの特色を生かしたオリーブオイルを生産している。が、不思議なことにイタリアは世界で一番のオリーブオイルの輸出国であり、輸入国でもある事実はあまり知られていない。実は地中海を挟んだチュニジアやモロッコから大量に輸入されているらしい。これが何を意味するかは想像におまかせしよう。

 昨年11月の収穫時期にトスカーナのTommasiniを訪問する機会があり、自転車で周辺のオリーブ畑をまわる機会があった。地球温暖化の影響は、南太平洋の島々だけでなく、日本では大型台風が襲来した。日本ではあまり報道されていないけれど、イタリアも同様で本来地中海性気候のトスカーナは、少雨乾燥した気候のはずだがオリーブ果実の収穫時期に連日、雷と豪雨が襲い、収穫前の実が落ちてしまったそうだ。畑によっては例年の半分以下だと聞いた。ホンモノは入荷量が少ないと予想される。


右側がブドウ畑(ワイン)左側がオリーブ畑

丘陵地帯に延々とオリーブ畑が続く



和の調味料との相性は抜群!
◆味噌汁直前に大匙1~2杯 
◆オリーブオイルと岩塩とバルサミコ酢でカルパッチョ 
◆ポン酢+オリーブオイルで最高のドレッシング 
◆柚子胡椒とオリーブオイルでいろいろ使えます、ゆで上げたパスタを混ぜれば・・・食べすぎ注意! 
◆焼き鳥にかけるとあら不思議 (トスカーナのステーキは塩とオリーブオイルで食べますね) 
◆豆腐にオリーブオイルと塩、さらにトマトを加えれば、カプレーゼみたい(笑) 
◆梅酢の漬物にオリーブオイル 

・・・・、塩・醤油・味噌との相性が抜群なのでいろいろ試して!

以下、リリースからのコピペ

【最高ランクの品質基準をクリア】
Tommasiniのオリーブオイルは、DOP(EU全体で定められている特定の特産品を保護するための最高ランクの品質管理基準)・IGP(DOP基準と似ているが、全工程が決められた場所である必要はない)の品質基準の100%エクストラバージンオイルと同じ最高品質規格で製造されています。さらに、オリーブの実を詰みとったその日に、グリーンの実のみを選別して過熱せずに搾油します。これは品質基準や風味豊かな味わいを維持するために欠くことのできない手順です。また、これらの要件を満たさなければ品質認定をうけることはできません。Tommasiniのオリーブオイルは最高レベルの証明書でもある「Collegio Toscano Olivicoltori」の認定を受けています。

【オリーブの種類】
『エクストラバージンと記載があっても、まったく味が違う?』と思っている人は多いと思います。実は、ワインと一緒でオリーブの種類や製法・生産場所・気候が違えば、全く味わいは異なるものができます。Tommasiniのオリーブオイルはトスカーナ原産のオリーブをブレンドして絶妙な味わいを醸し出しているのです。
◆Frantoiano(フラントイオ・トスカーナ原産)
トスカーナの主要品種でとてもスパイシーでパンチがあります
◆Leccino(レッチーノ・トスカーナ原産)
トスカーナの主要品種で、フルーティな味わい。甘みを感じる人もいる。まろやかなオイルになるそうです
◆Canino(カニーノ・ラツィオ州原産)原産地は、トスカーナの隣の州ですが、ローマ時代からオリーブオイルの生産地として有名だったそうです。
◆Moraiolo (モライオーロ・トスカーナ州原産)トスカーナの主要品種でとてもスパイシー。色は緑が濃くポリフェノールの含有量が高い
◆Pendolino (ペンドリーノ・トスカーナ州原産)



食欲の秋である…

2012-10-19 09:26:00 | 食い物&飲み物
最近、冬眠を控えたツキノワグマが、餌の不足で里に頻繁に出没している・・・
との報道を良く聞く。
小生にとっても、この季節は
炊きたての薫り漂う飯釜 の前に何度となく出没し、
ウロウロしゃもじを持つ衝動を抑えられないことが多い。
彼らと違って冬眠するつもりは無いのだが・・・・・

小生は彼らと違い、冬眠に備えて脂肪蓄積する必要もないので、
ラン、バイク&スイムで脂肪燃焼を試みるも、
その努力虚しく…日々チェックしている体重計の数値は
明らかに増加傾向にある。


さらに、この季節は悩ましき食材が豊富である。
単に味わいのみならず、彩りや香りがさらに米の摂取量を増加させる。
でも出来の良い新米なんぞは御菜は不要。
漬物少々もしくは梅干しだけでも、
飯釜前に小生を何度となく出没させてしまう。


巷、糖質カットダイエットなるものが流行しているらしいが、
そんなモノ糞食らえだ。 この時期、それを実行できる輩は、
食文化のレベルが低いか、冬眠に耐えられず凍死あるのみである。


台湾で取引先との酒の飲み方講座 その2

2012-07-12 00:38:00 | 食い物&飲み物
続き……実践編 (笑)

1、ビールをつがれても、グラスを持つことなかれ
日本人は、ついグラスを持ってしまいがちだが、それは、必要以上のアルコールを摂取してしまう事と考えよ。
グラスをおいたまま、つがれると半分以上は泡なので、カンペイと言われても、飲量はそれなりに抑える事ができる。 



2、「フォッターラ」(乾杯!)の呼びかけには、「ワンダーラー」と応えるべし
”フォッターラ!”の言い方は英語のUS$4.00-(4ダラー)の発音に近い。

情けない顔をして、
「ワンダラー、プリーズ!」
と言うと、大抵の場合渋々許してくれる。

ワンダラーの場合は、飲むフリでも許されるし たぶん、ばれない(笑)
が、運悪く酒癖の悪そうな頑固者が相手だったら、
「ツーダラ~、プリーズ(US$2.00-だから半分‼)」
とにこやかに懇願すれば、イッキを回避する事が可能である。



3、紹興酒やウイスキーを飲む時は、水をもらえ
この手の酒を飲む時は何故か?理由は不明だが、大き目のコップに移してから、ワンショットグラスに似た容器で飲む時が多い。
小さい容器だと思って侮るなかれ。これでKTVのトイレで撃沈してしまった奴を何人も私は知っている。
この場合、必ず氷水をもらうべし。同量以上の水分を補給すべし。
何故か、水は独りで飲んでも咎められることはない。

4、ジャンケンゲーム等の前に出来あがってはいけない
ゲームは、負けると罰?として酒を飲まなければならないルールが一般的だ。
ゲームが始まった段階で、出来あがっていると感覚が麻痺しているために飲み方が荒くなり酒量も増え、かつ負ける回数も多くなる。こんな場合は、最悪のスパイラルに陥ることを肝に命じるべし。
この状態になると ほぼ90%以上の確率で、撃沈していろいろ迷惑を掛ける事になる。
かっこ悪いでしょう!?(笑)


5、食事を楽しむ事を優先させよ
海に囲まれた台湾は、日本に似て豊かな海鮮料理を楽しむことができる。同時に酒を楽しみたい欲求を抑え、食べる事を優先させるべし。また、貝類のスープは、日本人好みの薄味で、ダシがよく出ていて大変美味しい。実は、酔う前にこの手のスープを多めに摂取しておくと二日酔い防止に有効だ。


6、可能ならば日本人の仲間の酒豪と同席すべし
酒に強い日本人の仲間がいれば、少なくともリスクは分散される。
古今東西国を問わず、客人を酔い潰す事を楽しみ?にしている人は、必ずいるので、助っ人が居ると助かる。
酒に強いに越した事はないが、そうでなくても生贄(笑)がいれば、災いから逃れる事が、できるかもしれない。
しかし、後あとで生贄になった仲間の世話が大変なことも……ある(笑)


7、日本国内で鍛えておくべし
自分なりに酔い潰れない酒の飲み方を 国内で研究すべし。
ある意味、投資と努力が必要なのだ(笑)

このノウハウを知り得た上で、酔い潰れてしまうのは、仕事の関係で飲食していると云う意識が低すぎる。酔ったフリをするのも重要。新人は生贄にされる可能性が高いが、何度か訪台しているうちに、コツが分かるはずだ。

翌日の仕事が、二日酔いのために業務遂行が困難なる者は、懲戒処罰の対象になると心得よ(笑)

台湾で取引先との酒の飲み方講座 その1

2012-07-11 17:09:00 | 食い物&飲み物
取引先との会食は、何処の国でもあることだが、
仕事で身近な台湾の取引先との会食は、
慣れるまで恐怖だった。

まず、学習しなけれればいけないのは、
乾杯(カンペイと聞こえる)は、酒をグラスの酒を飲み干す
ことであって、早い話がイッキである。
さらに、一人だけで、グラスに口をつけてはいけない。
飲みたい時は、誰かとアイコンタクトをとって
「カンペイ!」
と高らかに叫びながら、飲み干すのが、
鉄の掟なのである。

台湾の 豊かで豪華な料理を前にして、
チビチビと酒と肴を味わいながら、
ゆったり、マッタリと飲むなんてのは、あり得ない。
台湾スタイルの飲み方は、自分の流儀に反する事なのだが、
「郷に入りたら、郷に従え!」
なぜならば、ホスト側の気持ちを酌み、
その慣習に従うのが、礼節というものであるから…
当然、酒量は非日常的なℓになれど、
仕事でのお付き合いなので、
決して取り乱してはいけない。

とは言え、肝臓のアルコール分解力には、遺伝と日頃の
努力?と鍛え方?に大きく左右されるので、
飲み方の工夫をしなくては、いけない。
これは、20年以上にわたる台湾訪問の中で、
学んだノウハウなので、門外不出としたいと思っていたのだが、
近年、あまりにも多くの若者が撃沈して
トイレにこもりきりになったり、
ゴミ箱に抱きついたままになったり
(吐き気で、それから離れられないらしい)
その他、多くの粗相しでかし、
かつ、世話が焼けるので公にする事にした。

続く……