トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

2013宮古島トライアスロン参戦記

2013-04-26 23:25:00 | 泳ぐ・乗る・走る
 7回目のエントリーを迎えた今年の宮古島トライアスロン。過去2回に比べて体重は4~5kgは軽くなっている。でも、ダイエットと持久力の両立はできているのか?
以前、ダイエット中にマラソンに出た時に、低血糖気味になって朦朧とした記憶があるので、少し心配しながら、レースを迎えた・・・・・


<18日木曜日>
羽田から那覇経由で宮古島へ。
去年も、北朝鮮のミサイル騒ぎの真っ只中だった。
今年は、最後通牒というもっと物騒な状況下なれど、去年よりも
緊張感は無い。
これを平和ボケというのかなぁ…

さすがに7回目となると、緊張感はなくなるが別の意味での
高揚感がある。
今年は、あそこを走る自分は、どんなふうになるのだろうか?
とか、練習不足だけれど、たぶん完走は絶対出来る妙な自信とか…

今年は、ハンデキャップを負っている18才になった次男坊と一緒にゴールするぞ!
そして彼はどんな顔をするのか?楽しみ!


それに自ら開発したACORバイクポーターの利用状況を確かめるのも、ワクワクする。

自分の開発した商品を利用戴いて、間接的ではあるがお客様の楽しい人生の一ページを貢献しているとおもうと、涙腺のゆるみかけたおやぢには、幸せすぎてホロリとしてしまう。
正に仕事冥利に尽きる。
この味を知り極めようとすると、公私の区別なんて無くなってしまうことも多々あるが、それはそれで良い、自分で決めた人生なんだから。

メタボだった頃の自分は、なんだったのだろう?
当時の自分は、今の自分を絶対想像出来なかった確信・・・・
でも、変わってしまった自分・・・・・ 13年あまりの年月を経たいま、
その経緯をそれぞれ思い返すととても不思議な気がする。

そして、当時の自分と似たような人に出会うと 私の先輩や友人がいろいろ教えてくれたように、僕もいろいろ教えてあげたくなる。この素晴らしさを伝えたくなる。
・・・・・てなことを思いながら、宮古島に到着。

 宮古島には、既に今月一日からジロー村に住みついている"へんなおぢさん"が、迎えに来てくれた。何やら丸々一ヶ月宮古島に滞在するという。彼もトライアスリートで、今回のレースに出場するのだが、人生の大先輩で、東京地検(警察ではないところが、ミソ)に追われて脚が速くなったと噂されている、まさに"へんなおぢさん"である。

(現地の観光ガイドになった”へんなおぢさん”)

空港を出る。良い天気だ、暑い。まさに夏。道端にはハイビスカスの花が雑草のように咲いている。


(道端で、珍しい八重のハイビスカスを見つけた)

初めて宮古島に来たニョーボと次男坊を東平安名崎へ連れて行く。鉄砲百合が見頃だ。
レース中は鑑賞している暇なんて無いので、のんびりみるここら辺の景色は素敵だ。最近までやっていたNHKの朝の連ドラの撮影でも、よく使われていた場所だ。


夕方には、別のトライアスリートおぢさん達が合流して、夜は"郷家"というよく知られている地元料理の店で宴となった。

(へんなおぢさんと師匠)



<19日金曜日>
バイクを組み立て、レジストを済ませエクスポ散策。

シーポのT社長から、
「今年は、残念ながら神田さんとレース中に会うことは無いなぁ~」
と最後通牒を受ける(笑)


それから、来間島の展望台にも行った。


ここから、眺めるスイム会場の前浜ビーチは最高だ。実は、ACORウエットジェル(ウエットスーツの脱着を楽にするジェル)の写真は、ここからの写真である。



ビーチで、次男坊は海水浴。水温は暖かい。気温も28度とかいっていたので、内地の寒波が信じられない。

夕方、島入りする仲間を迎えに飛行場へ。おやぢ6人全員のアスリートが揃い、カーボパーティーへ。

<20日 土曜日>


朝、六時半にスイム会場の前浜ビーチへ。
600メートル沖合いのブイ迄往復する。新しいロングジョンのウエットスーツは泳ぎやすく、明日はコレで行くことに決める。

トラ仲間は、バイク組み立てやら、いろいろ忙しい。
その間に、家族を池間島と西平安名崎へ連れて行く。搾りたてのサトウキビジュースを飲み比べしたが、一番美味しかったのは雪塩工場の直ぐそばの色々な貝殻を販売しているお土産屋さんの一杯100円が、一番美味しかった。泡盛で割って飲んで見たい。

昼近くに、応援が一名島入りするので、空港へ。
昼食後、バイク預託に向かう。ワイドー花壇の前で全員集合写真



明日は、午前二時半頃に起床なので、今日の宴会は夕方4時位から開始。そして、午後七時には就寝予定だった。

この大会は、トランジッションバックが、三つ用意されていて、七回目となる今でも、「う?ん、あれっ?これで、いいんだよな…」で、結局七時を過ぎて寝る。メラトニンのお陰で、比較的スムーズに寝る。

<21日 日曜日>

朝二時半に起床して、トランジションバックのチェック。食堂に行ってオニギリを作る。
”ゆかり”と梅干を混ぜて、一口で食べられる大きさにして、8個ほど作る。
これが、個人的には一番喉を通りやすいし、レース中にも食べたくなる。
運動時の補給は、空腹になってからでは遅いので、(回復するまでの間に、モチベーションとパフォーマンスの低下が顕著) カロリーの高さよりも、食べやすくて、自分が欲する物が一番だと思っている。

皆、何かに憑かれたような雰囲気で、無言で夢遊病者のように、市役所前から選手用のバスに乗り込む。

ほどなく、東急リゾートに到着。
どうやら、仲間よりも先に到着したようなので、バイクの最終チェックを先にしてしまう。
いつも、感じることだけれど、トイレやなんやらかんやらで、あっという間に暗かった空は明るくなって、スタート時間が迫ってくる。
とりあえず、準備万端整いスイム会場へ…が・・・・
何やら、いつもと雰囲気が違う…
ビーチに選手を入れさせてくれない・・・・
まもなく、

「スイムは中止で、8時からスタートのデュアスロンになりました!」
とのアナウンス?
「えっ???っ?」
「裸足で走るのかよぉ??」
「靴第二RUN用しかねーっ」
「マジかよ?!」
大混乱!!
なにせ主催者側も初めてのケースなので、トンデモナイ状態。
ベテランのトライアスリート達も、テキストにはデュアスロンになった場合の為に、RUNシューズは二足準備せよと書いてあるが、過去そんなことをは無かったから、大変。
仲間の2名は、タクシーで宿に戻ることに。
僕は、仲間と宿が異なり、いつもと違って、準備が一人だったのでテキストに忠実に準備したので、たまたま運よくシューズは二足用意した。だから問題なかったが、預けたトランジッションバックを引き取りにいくと大混乱…
残念なことに、
自分勝手に動く奴
ボランティアさんに罵声を放つ奴
指示を待てない奴
役員の言うことを聞かない奴
まぁ…僕が逆の立場だったら、とても耐えられない。
人間の嫌な本性が透けて見えた瞬間だった。

何はともあれ、無事に第一RUN6.5kmの準備は何とか整った。
砂浜に1回歩かされて、気が付いたら、スタート?
「あ?あっ、今日は約50km近くも走らされるんだなぁ…スイムの方が楽チンだ。でも、よくそう思えるようになったなぁ…泳げなかったのに。
自分で自分を褒めてあげたい。」
しばらくして、走力のあるMさんの後ろ姿が見えてきたので、ドラフティングをして、ラクに走ろうと試みるが、ランの場合の効果は?????
なんて思っていたら、第一RUN6.5kmは終了。


バイクは、向かい風が強かった。でも、条件は皆同じ。
池間島まで、抜かされたバイクは数える程。抜かしたバイクは数え切れなかった。池間島までがとても近く感じたし、 俺って天才!すげ?ボディコアが使われているのがよくわかった。


向かい風の中、大腰筋が活躍している感触が良くわかるというのは、イコール酷使している事なんだと気が付いたのは、ちょうど半分走った東平安名崎を過ぎたあたりからだった。
急に失速して、さっきまでの快調なぺダリングは消え失せ、ボロボロ抜かされ始めた。
”這う這うの体”といった感じで後半を何とか走り切ったが、二回目の池間島の遠いことったら・・・

ランは、体が軽くなったおかげもあり、今までにないフィーリングだった。5kmを過ぎて、旧知の山倉紀子さんと並ぶ。
とても、感慨深いものを感じる。なぜなら、彼女が全盛期、琵琶湖のアイアンマンやハワイのコナまで2回ほど仕事がらみで応援にいった経験が実は僕にはあるのだ。
当時、僕はメタボでタバコを一日40本吸い、トライアスロンの応援よりも、正直いうとゴルフをしていたかったと本気で思っていたのだ。トライアスリートに対する当時の印象は・・・
「こいつら、頭がおかしい!」
「(紀子さん)この小さな体で、どこからそのスタミナが???」
「絶対、こんなことはしたくないっ!」
とマジに思っていたのだ。

それが、なんと・・・・・彼女をパスしている自分がいることに、驚きと不思議さと・・・
なんとも説明しがたい思いが湧いてきていた・・・

折り返し地点まで走り始めてから2時間3分あまりで到達する。しかし、だんだん心拍が上がらず、関節の可動域が狭まって、痛みはないものの失速しはじめた。
心拍が上がらないので、寒さも感じるほどだ。走り込み不足の影響だろう。
やはり、30km走を一か月に1~2回はやらないとダメなんだなと痛感・・・・・
ついに、福里の上りで歩いてしまった。エイド以外は必ず走ると決めていたのだけれど・・・・・
回りが歩いているので、ついつられて歩いてしまった。

歩きながら、年齢も同じランの得意なM氏がそろそろ現れるはずと思いつつ、坂の上から振り返り探す。
追いかけられている気配を感じない。
そういえば、すれ違ってもいない・・・変だ・・・どんどん平良の街に近づく、最終ランナーとすれ違う。再び振り返るが気配が無い。
まさか・・・・と思いつつ走る。

陸上競技場に近づく、K氏が声を掛けてくれる。バイクのチェックポイントで引っかかったらしい。これは想定内だったが、他に仲間3人がバイクで終了!!してしまった事を聞いてビックリ!師匠もかっ!?

もう一つ、ビックリはシーポのT社長が歩いているのを発見!強風の中で足を使いすぎたのだろうか?ゴール直前でパスすることに成功する。


ようやく、陸上競技場に帰ってきた。少し薄暗くなったけれど、一緒にゴールする予定の次男とニョーボを探す。
見つからない。
途中で電話もしたのに・・・・・
歩きながら、ゴールに向かうとなんとゴールの直前に居るのを見つける


障がいをもった次男と念願の一緒のゴール。本人もなんとなく楽しそうだった。
何を思い、何を感じたのだろう


ACORバイクポータープロの使い方のキモ

2013-04-14 13:40:00 | 商品情報
国内外のトライアスロンを始め、離島サイクリングに好評戴いています、
ACORバイクポーター

小さいサイズのACORバイクポータープロの使い方(バイクの入れ方)がうまくできないとの問い合わせがア多いので、



写真の小さい方左側ですね。

プロの名前のとおり、
①ハンドルを外す(DHバーも外します)
②リアディレイラを外す
③もちろんペダルを外す
等の作業と、箱に入れる前に以下の写真のように
フレームをタイヤで挟み固定する必要があります。

フレームを傷つけないように、緩衝材といれること
ホイルがずれないように、固定する事がポイントです。
(輪行袋に入れるときと、少し似ています)

また、リアディレイラーは、しっかり保護包装して、フレームの後ろ△部分の
間に固定しておきます。
その際、何度でも使えるタイラップバンド(DIYショップで売っています)があると
便利です(以下の写真)
バイクポーターの箱のサイズ以内に、コンパクトにまとめます。




ここまで、できると後は簡単です。
そのまま、箱に入れて、ストレスのかかる箇所は、緩衝材を入れるなどの処理を
してください。



隙間に、しっかりと養生してフロアポンプ(箱の中で暴れ無いように!)や
トランジッションバックに入れた着替え・ウエットスーツを緩衝材代わりにして
バイクを固定します。

キモは・・・・
外すべきものは横着せず外す
箱に入れる前に、しっかり固定する


わいどぉ~~~~~~~!