トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

上海にて

2012-04-25 12:57:00 | 旅 (自転車)
昨日は、上海から北へ600kmくらい離れた田舎町へ出向いた。
そこには、カーボンバイクの製造工場があるのだ。

元々この会社は、織機を製造するメーカーらしいのだが、
いまでは、加えて繊維製品そのものの製造を行い、
かつカーボンもフィラメントから製造しているらしい
(実際には見ていないので・・・・)
巨大なグループ企業だった。
ミーティングルームの写真を見ると・・・・
あっ!これは・・・


いまさらながら、訪問しなければ、解らないことも沢山ある。


ロクなレストランが無い?田舎町の為なのか?
広大な工場内に立派な来客用のレストランを併設してあった。
しかも、旨い!久々に食べた子持ちシャコエビ!





工場の中身も、まず想像していたようなものだった。
見た限りでは、隠すほどの技術じゃない。
1990年台に、サンタクルーズのケストレルで見た技術と違うところは
ヒーティングがオイルでなくて高温のスチームになっていることぐらい
だ。オートクレープの真空釜はなかったので、カーボン製品を
製造する形状に制限が出てしまうだろう。

資本はお金持ちの中国なのだが、働いている人材は台湾人を
含め台湾の自転車工場で経験を積んだ人材が数人いて
その点では、安心できそうな印象だった。


上海周辺と異なり、近くに原子力発電所があるので
(いまさらイイねなんて、言えないけれど・・)
電力供給は潤沢らしく、操業制限が行われてない点もいい。


道路のインフラが悪いせいなのか?車のサスが逝かれているのか?
上海でも、この地でも車にのって腰に響くことが多く、
昨年8月以降治まっていた坐骨神経痛が再び表面化してきて、
なかなか面倒な出張になってきた。

面白いことにWifiだと、ツイッターとfacebookは繋がらないのに
3G回線だと繋がる。ある意味規制してもザルではないのかなぁ(笑)
ある意味中国らしい。

空港でタクシーを拾うのに時間がかかり昨夜深夜にホテルに戻る
疲れた。




宮古島トライアスロン後の 恥ずかしい話・・・・

2012-04-21 09:53:00 | 他愛無き事
宮古島から月曜日の夕刻戻った。

疲労感は感じているものの、いまいましい筋肉痛もほとんど無かった。
火曜日には、倉庫にコンテナが入ったので、商品の検品に出向く。
肉体労働だけども、まったく作業に問題ない自分の体が、誇らしかった。
ただ一点を除いて・・・・

どうも一点が調子が悪い。左側の恥ずかしい部分がどうも、変だ。
恥ずかしい部分・・・・それすなわち左側の睾丸の調子が良くない。
重たいのだ・・・・
その昔、何十年も前に 
自慰行為をやりすぎた感覚に酷似しているが、
いま、タマの中のタマは枯渇していると思われるので、
それが原因になるはずもない。

翌日、水曜日に友人でトライアスリートのドクターに電話する。
泌尿器科を紹介してもらうことにした。

泌尿器科!初体験である。

先生は、六十過ぎの良い感じの先生だとは、友人から聞いたものの・・・

たぶんパンツを脱がなくちゃいけない・・・恥ずかしい
綺麗な看護婦さんがいたら・・・・ウレシ恥ずかし(笑)
歳甲斐もなく、大きくなっちゃったらどうしよう・・・・恥ずかしい

なんて期待?を胸に病院の扉をあける。
受付の女性は、皆キ・レ・イ・・・・

しかし、自分の心理を分析するに論理的矛盾を感じた。
綺麗な看護婦さんだったら、恥ずかしくて
ブスの看護婦さんがったら、恥ずかしくないのか?
いや、パンツを人前で脱ぎ、イチモツをさらすという行為は
目の前が、異性であろうが同性であろうが恥ずかしいではないか?
いやいや、そうだったら銭湯の脱衣場で毎回恥ずかしいと感じているのか?
なんて事を考えていたら、名前を呼ばれ診察室に

感じのよさそうな初老の先生。
状況の説明を経てあっというまに、
「パンツとズボンを膝までおろして、診察台に横になって」
と事務的に言われ、恥ずかしさを感じる間もなく、タマタマを触診される。
今まで、痛い部分が曖昧だったけれど触診されて、自分でも原因について
思い当たることがあった。
さらに、超音波で、ゼリーと塗られいろいろチェックされる。
診断が終わり、あれよあれよという間に
キレイな看護婦さんにゼリーを綺麗に拭き取ってもらう・・・・
・・・・ウレシ恥ずかし・・・・。

残尿検査で、別の美しき女性の前に恥ずかしい部分をさらす。
こんな短時間に、コイツを複数の異性の前に公表するのは
我が人生史の中で、初体験である。
カノジョは、トライアスロンはやらないけれど、
宮古島には2回行ったことがあるという。

「綺麗な島ですよね・・・・」
とカノジョが言ったので、
「キミのが、もっと綺麗だよ・・・!」

と喉まで出かかったが、この情けない恰好では、
絵にならないと思い。言葉を飲み込んだ。


さらに、血液検査の為に血を採取され、
しかも、有り難いことに?2回も刺してくれて、
初めての泌尿器科の体験は無事に終わったのであった。
原因は、副睾丸(陰嚢内の精巣上体)が炎症を起こしているらしい。


触診されて思いついたことが、ひとつ・・・・
宮古島トライアスロンの時に サドルが少し前下がりになっていたのだけれど、
面倒なので調整せず、そのまま競技に突入してしまった。
微妙な位置なのだけれど、腰骨が寝てしまい、腰が安定しない感覚が
少々不快だった。さらに左側のタマに圧迫感を感じていたことを
思いだした。どうやら原因はこれかもしれない。

今回のバイクは、カーボンのプロトタイプで試験中の製品で、
時間の余裕もなく、あわてて組んだので細かなポジションチェックをしなかった。
サドルの高さだけを合わせ、競技に参加してしまった。
横着しないで、細かな調整をしなかったのが、この発端と思われる。

薬を三種類もらい。飲み始めて3日たったら、
嘘のように不快感は無くなった。
来週、念のために血液検査の結果を聞きに行くことにしよう。




宮古島トライアスロン 恥ずかしい話

2012-04-16 06:37:00 | 泳ぐ・乗る・走る
6回目の宮古島トライアスロン……
北朝鮮のミサイル騒ぎで開催さえも危ぶまれていた宮古島トライアスロンが、昨夜無事に終わった。
練習不足は正直だ。競技を楽しむというよりは、とても辛かったというのが正直なところ。
制限時間ギリギリのゴールを目指して、時計を見ながら走ったり歩いたり、
思うようにならない自分の肉体がもどかしかった。
練習も満足にしていないのに 目標は明るいうちに帰ってくること なんて語っていた自分が恥かしい。

恥かしいと言えば、今回も選手の捨てたゴミは目に余るものがあった。
日本で一番素晴らしいと言われるこの大会。
それは、レースそのものだけではなく、この島の自然、ボランティアの人々、
一生懸命応援してくれる子供達が他に比較する対象が無いくらい素晴らしいからと僕は思っている。
今回の恥かしいこの光景は、それらを裏切る行為そのものだ。
無秩序に捨てられた、沢山のサプリや補給食の袋、スポンジ、ボトル。
捨てる人は恥ずかしく無いのだろうか?
エイドステーションから遠く離れた場所にも無造作に捨てられていた。
自分さえ良ければいいのか?
他のアスリートが捨てているから、良いと思っているのか?
参加したうちの一人として とても恥かしい。

独学でロングのトライアスロンに挑戦する人は少ないはずだ。
先輩の皆さん。スクールの指導者の皆さん。メディアの皆さん。
素晴らしいこの大会を ズーーーっと楽しむ為に 、
マナーも教えて欲しいと思います。



スポーツバイクマーケットにおける流通変革はあるのか?

2012-04-06 20:15:00 | 自転車事情
 先月の22日トヨタ自動車の豊田章男社長は、不振にあえぐ電気メーカーの現状にふれ、電機業界で不振おびただしい企業の多くは、テレビの安売りを招いた流通構造に 苦境の原因があるとの見方を示した。(日経新聞)流通側は過去最高の増収増益傾向でいながら、製造側が疲弊する構図は、以前のママチャリビジネスにおける商業型の自転車メーカーと流通大手の構図を彷彿させる。いくつかの老舗のブランドがいつの間にか無くなっていったことを思い出す。

「適正価格が維持されない限り製造側はとてもつらい、そうならないように・・・・」とトヨタ社長が系列販売の維持とアフターサービスを含めてのブランドの価値を熱弁したそうだ。系列販売云々の件については、そのまま自転車業界にイコールとは考えにくいが、

http://love.ap.teacup.com/applet/steelbikes/201202/archive


それ以外については、意見を同じくする。


 今日の日経新聞に、大手流通の繁栄を裏付けるような記事が、

セブン&アイは過去最高益を前期に記録!
イオンモール最高益!
ABCマート経常益最高(ジョギング向など好調)

なんて、掲載されていた。流通大手は、なかなか景気がよさそうだ。

 昨年の話になるが、2011年6月30日イオングループは、2016年をメドに1000店のショップの設置と年間800億~900億のスポーツバイクの売上を目指すことを発表した。資金力にものをいわせて、このままスポーツバイクの販売チャネルもママチャリ同様に大手流通が牛耳ることになるのだろうか?
 2月には人材募集の広告が専門誌に掲載されていた。密かに人材を引き抜く動きがあるとも聞く。人材育成についてもそれなりに投資するらしい。


 でも、新聞記事の中で、上記のABCマートがショギングむけのシューズが好調らしい。でも、私の仲間のランナーやトライアスリートが、この手のショップで買うという話を聞いたことが無い。なんちゃってランナー(初心者)が相当多いのだろう。現在のところ、スポーツバイク市場もまだ同じだ。が、少なくとも、”それなり”のユーザーは、”それなり”のグレードのバイクを欲しがり ”それなり”の専門店で買いたいという購買動向を示す。
 問題は、”それなり”の中身だ。その中身を研究して実行できるとすれば、ドラスティックな流通変革もありうるかもしれない。

 P&A(パーツ&アクセサリー)のビジネスを大幅に縮小する中小のプロショップが増えてきた。確かに、昨今のボーダレスなユーザーの購買動向を 店主の魅力だけで繋ぎとめるのは難しい。でもP&Aを辞めたらますますショップの魅力が無くなってしまう可能性もある。反対に流通大手は、P&Aも充実させるとの方針と聞く。P&Aの分野に関して言えば流通変革は既に始まってしまったようだ。

ソーヨータイヤのこと (へんな?新製品紹介

2012-04-01 08:14:00 | 商品情報
ソーヨータイヤのこと (へんな?新製品紹介)
SOYOトゥルータッチワイパー 525円(税込)
新製品でました。使ってみました。凄く良いです。おススメです。
ボディ用とチェーン用があります。




・・・・なんてホイホイ買うのは、少々せっかちかもしれない。
少々薀蓄を語らせてください。


そもそもソーヨータイヤってなんだ?
恥ずかしながら小生も数年前までは・・・・
「競輪業界に寄生してなりたっている会社」
程度しか思っていませんでした。ごめんなさいm(__)m

営業の現場でも・・・・

「大丈夫なの?」

「信頼性が・・・・・」

「有力チーム、どこも使っていないじゃん」

なんてのが大勢で・・・・もし、関係者の皆さん見てたら、再びすみませんm(__)m



でも、数年前の有るとき、友人のイタリア人から、ソーヨータイヤの会社の内容を調べてくれと言われて、
あれっ!まさか!え~~~っ!そうだったの!自分の不勉強ぶりを恥じました。
ソーヨータイヤの会社は、(株)ダイワボウプログレス・・・・
そしてその親会社は(株)ダイワボーホールディングス。
あ~~~上場企業で糸屋のダイワボウじゃんっ!
知っている知っている!チャリンコタイヤも作ってたんだっ!!知らなかった~~っ!!
と気が付かされた次第です。


ちなみに2011年3月期の連結決算では、
信者がとても多いシマノ教では、2217億円強のお布施を集めています。
かたや自転車業界に信者の少ないダイワボウ教は、4525億弱のお布施を集めています。
シマノ教の倍以上です。ダイワボウグループは本業の繊維・ゴム・紡績に加えOA機器の販売まで、様々な事を広く手掛けています。

 ダイワボウは、もともと繊維やゴムの材料屋さんですから、最高の素材の情報や材料が手に入るのが当たり前なんです。戦前の1941年に老舗の紡績会社4社が合併してできた会社ですが、それ以前の歴史をたどればシマノよりも古い(女工哀史の時代かな?)と思われます。

 そうなんです、ソーヨータイヤは競輪業界に寄生していたのではなく、歴史・実績・商品力から信頼されて成り立っていたブランドだったのです。(昔思っていた事、不勉強でしたすみません)


という訳で、この製品。よく考えられています。一部、開発途中の時のプロトタイプを使ったショップさんでは誤解があるかも知れませんが、繊維に関しては世界有数のプロなので問題点を完璧にクリアして製品化してきました。
勿論弊社にて取扱いをしていますのでヨロシクお願いします。まず、使ってみてください。

余談ですが、ダイワボウさん、いまさらカーボン繊維をつくる気ないのかな?(笑)