トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

年寄りは、好き好んで早起きしているわけではない・・・

2022-02-15 17:46:00 | 健康&ダイエット
 なんで、年寄りは朝が強いのか?と自分が若い頃は不思議に思っていた。齢還暦を過ぎたあたりから、その理由がだんだん見えてきた。

 近頃は、膀胱の伸縮性の経年劣化が原因で、どうしても夜中や早朝トイレに行きたくなる。前夜に飲みすぎているせいじゃない!?と家人の批判を承知の上で、自分自身を例に考察すると・・・・
◆尿意を感じぼんやりと目が覚める
◆でも寒い・・・・腰が痛くて直ぐにはパッと起き上がることなんて無理だ、眠れずに布団の中でモゾモゾをして、我慢の限界が近づく。この段階でかなりの割合で目が覚める。意を決してベットを抜け出すが、腰が痛くて、完全に目が覚める・・・・そして放尿・・・

◆この後は、ふつう4つの行動パターンがある。

①悶々としながら、時間をかけて眠りにつくパターン
②眠ることができず、結局数時間過ぎて起きる
③出発するのに1時間くらいかけて、朝サイまたはジョグに向かう
④眠ることができないので、風呂の中でスマホを弄っている

②~④に関しては、早起きを思われる行動パターンだが、決して自らがそれを前向きに望んでいるわけではない・・・・
 トイレから戻って一旦はベットの中で、昔とは違う現実を噛みしめ、老いた自らの肉体のことをいろいろ考えるうちに、ふと”残された時間”を思う。まもなく時間がもったいないと思い始め、その結果での③と④なので、行動を起こすまでにすごく時間がかかる。理屈では簡単なことなのだが、なぜか結論と行動に時間がかかる、多分これも老いのせいだ。

 決して好き好んで、暗いうちから目が覚めるのではなく、キッカケは生理現象。そして耄碌して軋んだ肉体の痛みのせいで目が覚めてしまうのが真実だ。・・・・生理現象と痛みが無ければ、もっとゆっくり寝ていると思う。

 でも、ネガティブなことだらけじゃない。玄関を出るまでは、うぢうぢ煮え切らない気持ちで、ベットに戻る理由を探しているけれど、朝焼けに染まる空を見るともう少し早く出発すればよかった!と思い、腰が痛くて早く走れないので、日の出に赤く染まった富士山に間に合わないかも・・・とチョッピリ後悔しながらも、少し幸せな気分になる。



 痛い腰をだましだまし朝ジョグや朝サイで、モルゲンロートの富士山を見る。そして関東平野を囲む峰々が綺麗にみえると なぜか良い一日を予感する。


 ポジティブにしてくれる他の理由の一つに、この腰痛というか足の痺れ、2016年だったか脊椎館狭窄症を発症したときに、少し我慢して走っていると血液が循環してなのか?脳内覚醒物質のせいなのか?わからないけれど、痛みが緩和することを発見した。自転車も問題なく走れた。《歩けないけれど、走れる!》という、ふつうの整形外科医を含めた常人ではあまり理解できない体の反応らしい。某大学の整形外科の先生は、痛くなければ、無理しない範囲でOK と言ってくれた。健常の部位は動かした方がいいとも言った。

 数か月前にも、頚椎が原因で、右手が痺れと痛みでどうすることもできなくなったが、走ってみたら、やっぱり痛みが緩和された。朝適度に運動すると、体の痛みがリセットされる感覚があって、最近は眠れないのなら、なおさら朝ジョグとか朝サイとかしようと思うのだ。