真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

受験生の大敵

2018年01月12日 | Weblog
明日から2日間センター試験が始まる。毎年この時期は厳寒で、雪の影響で電話の遅延などがあり、受験生たちが神経を尖らす時期でもある。私もセンター入試の当番に当たると、その数日前から緊張していた。

勤務校と他大との連携でセンター試験を行うわけだが、ことさら英語のヒヤリングテストがある日に当番が当たると、終わるまで神経を使う。機械の不具合が出ないこと、物音が立たないことをひたすら祈る。いつの時代も入試は嫌なものだ。受験生だった時も、大学教員になった時にもこの入試に関わって来たのだが、いつも独特の雰囲気に緊張する。

大学受験生の大敵といえば、他の受験生とか、風邪を引かないことなどの健康管理だと思うけど、実は今は全く違っている。スマホが受験生にとっての大敵なんだそうだ。ついつい、ユーチューブを見てしまい、時間を浪費してしまう受験生も多いのだそうだ。広辞苑の改訂版が明日発売されるのだが、きっと、この世代は広辞苑を開いたこともその存在すらも知らないかもしれないほど、スマホ依存が著しい。

今や受験生の大敵はスマホなのだ。そこで、予備校によっては、授業終了後、スマホを翌日まで預かるなどして、勉強時間を増やしているとか、スマホにロック機能をつけて、そのロックを外すには課金されるなどのアプリも開発されている。

いわゆる、スマホホリックに落ちいている高校生がたくさんいるということだ。私も、昨年にスマホが壊れてパニックになったことがある。その時にスマホがないと何もできないのだなと痛感したのだが、スマホのギガ数も上がっていて、私は ギガすう128を購入したのだが、今や256が出ている。

128あれば、パソコンの代わりに充分使えるし、256になれば完全にスマホはパソコンになる。パソコンは要らない時代になるかもしれない。ただし、データによると、スマホへの依存度やスマホの利用時間が長いほど、学力が落ちるという調査結果もある。

誘惑に負けて、ついついスマホを触ってしまうという受験生がスマホ断ちをするには、受験の1週間前くらいからスマホ断ちをする必要があるんだそうだ。とにかく無事に受験できることを願うばかりです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする