真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

推し活

2024年09月04日 | Weblog
帝国劇場(東京都千代田区)で上演される舞台『モーツァルト!』のチケット料金が、1万8500円(土日祝のS席)と発表された。3年前、2021年の同公演・同席種の料金は1万4500円だった。約3割の値上げである。

初演時(2002年)は1万2000円だった。SNSでは「高すぎる」「この価格だと何度も観られない」との声が上がった。私はコロナ前までは歌舞伎、新国立劇場のバレー、帝劇のミュージカルを毎年見に行くのが楽しみだった。でも最近はお正月のバレーを1年2度位しかいかない。

近年、ミュージカルや演劇公演のチケット代が上昇している。そして、「推し活」なるものがすごく流行っていて、それに全てを賭けている人たちもいる。劇場でしか得られない価値があるからだ。

長い間高橋真理子のファンクラブに入っていた。1年に2度高橋真梨子のコンサートに行くチケットを購入するためだった。東京フォーラムでやる様になって、6500円くらいから始まったチケット代が9000円近くなった、

ファンクラブ発足当時から会員だったので、数十年会員だったけど、数年前に退会した。ファンクラグの年会費をうわのせすると1万以上のコンサーチチケットだったと思う。高橋真梨子も75歳だから、もういいかな〜と思って。

これまでよりも『推し活』にお金がかかるようになってきた。チケット代やファンクラブ会費は値上がりするが、自分の収入が上がるとは思えない。

楽天インサイトが2023年10月に実施した「推し活に関する調査」によれば、1年間で「推し活」に使っている金額は、「5,000円未満」が最も多く、22.3%。次いで「5,000~10,000円未満」「10,000~20,000円未満」で、それらを合わせて全体のおよそ半数を占める。 

そもそも、「推し活」をしている人はどれくらいいるのか。 博報堂が2024年2月に発表した調査(HAKUHODO & SIGNING「OSHINOMICS Report」2024.02)によると、各性別年代が均等になるように選んだ5万人のうち、「推しがいる」「推しがいると思う」と答えたのは34.6%。およそ3人に1人だ。 

ひと口に「推し活」といっても、中身は多様だ。同調査によれば、実際に行っている行動で最も多いのは、「公式のグッズや商品を購入する」。次いで「公式のSNSアカウントをフォローする」「公式のYouTubeアカウントをフォローする」「出演しているテレビ番組やラジオを視聴する」となる。

「推しはいるけど、お金は使わない」という層も一定数いる。 一方、「公式ファンクラブに入る」「近場で実施されるライブ・フェス・リアルイベントに参加する」と答えた人は、「推し活」にお金を使う人のおよそ30%。

「投げ銭する(注:ライブ配信などで金銭を送る)」「『推し』にプレゼントを贈る」と答えた人は、それぞれ7%前後。 最近は、生活が破綻するほどの出費をするなどの「推し活」の危険性が指摘されるが、ひと月の支出額は上述のとおり5000円から1万円がボリュームゾーン。

「推し」の対象が舞台やコンサート、ドラマや映画、アニメなどなんらかのコンテンツとしてパッケージされていれば、そこまで箍(たが)の外れた消費にはなりにくい。ファンのあいだには「推しは推せる範囲で推せ」という言葉もあるそうだ。

しかし、推したい気持ちに財布が追いついていかないのが、コロナ禍と物価上昇の影響だ。チケット代の値上がりや物価の上昇で、「推したい気持ちに財布が追いついていかない」という人もいる。 「推し活」という言葉も、最近でてきた言葉だけど、推しも色々だ。

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タマとポチとアオ

2024年09月03日 | Weblog
猫の名前に「タマ」とつけられていた歴史を遡るとおよそ400年前。現在の東京都世田谷区にある「豪徳寺」で飼われていた猫の名が「たま」だったと言う。豪徳寺は国の指定史跡で、招き猫発祥の地とされ、今も招福猫児(まねきねこ)と呼ばれる招き猫が所狭しと奉納されている。

その由来としては1633年、鷹狩り帰りにこの地を通りがかった彦根藩主の井伊直孝が、寺の門前にいた白猫に手招かれ、されるがまま寺に立ち寄り、法話をうかがったそう。

するとその間に外はみるみる雷雨に。白猫のおかげで難を逃れ、法話も楽しむことができたという幸運に喜んだ井伊直孝は、豪徳寺を井伊家の菩提寺と定めて支援をしたとのこと。お互いへ幸運を運んだこの白猫が件の「たま」だった。その逸話から、「たま」の名が流行したという説があるそうだ。

その他には、経典を守る益獣として中国から日本に猫が人為的に輸入された奈良~平安時代のころ(実際は遺跡から、弥生時代に既に存在したと判明しているそうです)猫は貴重な動物で、宝である「宝玉」から転じて「たま」と名づけた、という説もあるという。そのころは、猫を現代のリードのようなひもで繋いで散歩させるのが流行していたそうだ。

また、神秘的な存在として「魂」や「霊」を意味する「たま」と名づけられたという説や、丸くなって寝る様子から「たま」と呼ばれたという説なども存在するとのことです。

他方、犬の名前として「ポチ」が文献等に登場するのは、明治期以降の1800年代終盤~だそう。そのころに名づけも浸透していったとされている。理由は諸説あるが外国語に由来し、フランス語で「小さい・かわいい」の意味の「petit(ブチ)」、英語で「点々・まだら」といった意味の「spotty(スポッティ)」や「斑点」の意味の「patch(パッチ)」、犬を表す俗語「pooch(プーチ)」などが、聞き違いや発音変化によって「ポチ」になったとされているようだ。犬の「ポチ」は近代化の証ということ。

馬の名前として「アオ」というのが昔の定番だった。馬の「アオ」は、馬の毛色に由来するそうで、青みがかった黒い獣毛のことを「青毛」と呼び、その青毛を「あお」と略していたとのこと。

昔の農家でもない限り、農耕馬として馬を飼っている家はないから、馬の「アオ」は知らなかった。

広辞苑でも「あお」は「青毛」の意味とともに「馬一般の代表名」とする記述がある。日本にはこの黒い毛色(青毛)の馬が多かったようだ。知らないことが多すぎる〜。



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忘れたらアウト?

2024年09月02日 | Weblog
だいぶ韓国について知る機会が増え、文化の違いに驚くことも多い。特に韓国の恋人たちの〇〇記念日とやらがやたらあって、そういうアプリもあるというから驚く。私は面倒臭いと思うけど、韓国人の恋愛って執念すぎる様に感じる。

中でも「忘れたらアウト?!恋人たちの100日記念日」というのがある。この日は、韓国の恋人たちにとっては欠かすことのできない重要な記念日なんだそうだ。今時の恋人たちは三ヶ月を続けることが大変、ということなのか?

100日記念日とは、その名の通り、付き合ってから100日目を記念してお祝いする日で、この記念日には、普段とは違う特別な雰囲気や演出のデートを楽しむカップルが多い。

特に男性は、彼女を喜ばせるために綿密なデートプランを練って準備をする。これを聞いただけでも韓国人って暇なのかな〜、恋愛命ってことなの?って思う。

たとえば、大きなぬいぐるみを持って彼女を迎えに行ったり、100本のバラの花束をプレゼントしたり、車のなかや部屋を風船で埋め尽くして彼女が来るのを待ったりする。確かに、へジョンの家に行った時、大きなプーさんのぬいぐるみが部屋に置いてあった。

このようなロマンチックなサプライズイベントで100日記念をお祝いする。韓国には恋に関するイベントデーがたくさんあり、「告白デー」という日がある。

この告白デーは9月17日なのだそうだ。その理由は、9月17日の100日後は、ちょうど12月25日のクリスマスだからだそうだ。くだらない!

9月17日に告白して付き合い始めると、100日記念日とクリスマスが重なるということで、この日を告白デーと呼ぶようになったそうだ。そこまで考えて告白するなんて驚きだが、100日間続かないカップルなんか山ほどいる。

バブルの頃、12月24日のホテルの予約を取るために1年前から予約すると聞いたことがあるけど、どれくらいのカップルが1年後まで続いたか謎なのであります。アプリで知り合うカップルが多くなっているので、恋愛なんてそんなものでしょう?

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日本が終わる?

2024年09月01日 | Weblog
 世界各国の首脳に「おい、おまえ、元気か」と声をかける新総理総裁が誕生するのだろうか。

8月21~22日に行われた日経新聞の調査によると、「次の総裁にふさわしい人」で小泉氏は23%と1位に輝いた。これまで1位を独占してきた石破氏は18%で2位。小泉氏が「選挙の顔」となることを早くも示した結果となった。 

目先の支持率や選挙も重大だろうが、その先の国益はどうなるのだろうか。意外なところから「進次郎総裁」にツッコミが入った。「パパ活」で議員辞職した元衆院議員の宮沢博行氏(49)は8月26日配信の『ABEMA的ニュースショー』で、こうこき下ろした。 

「トランプ氏やカマラ・ハリス氏、さらには習近平氏、プーチン氏と会談している様子がとても想像できない。これやったらもう日本、終わるんじゃないかと思いますよ。台湾有事や尖閣諸島の問題がすぐ出てくるんじゃないかと思いますね」 不安視する声は元議員だけではない。

通訳として安倍晋三元首相の外遊にも帯同したことがある政治学者の天川由記子氏はワシントンのシンクタンクのCSIS(米国戦略国際問題研究所)時代の小泉氏の姿をこう語る。

 「’06年、CSISのシンポジウムに私がパネリストとして招かれた時、初対面の進次郎氏から、初対面で、『Hey!』と挨拶されてびっくりしました。日本語なら、『おい、おまえ元気か』という意味にあたりますから。驚いて、政治学者で彼の上司に当たるマイケル・グリーン氏に『今、Heyって言わなかった?』と尋ねたら、『上司である私にも、毎日そう挨拶してくる』と話していました。

もう少しちゃんとしつけなきゃダメだよ、とマイケル・グリーン氏に話したら、頑張る、と。「一介の研究員というよりも、箔付けで来たお客様扱いのようでした」 世界各国の首脳に「おい、おまえ、元気か」と声をかける新総理総裁が誕生するのだろうか。外交セクションの先が思いやられるシナリオだ。


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