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kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

My Best Visconti (^_-)-☆

2021年03月17日 | 日記

                                             

                                

今日3月17日は、かつての映画ファン(過去形‥)Kimitsukuが好きだった

映画監督 Luchino Visconti 45年目の忌日です。

北イタリア王国ミラノの貴族の家に生まれ、最初の頃はロッセリーニやデ・シーカと共に

ネオリアリズム映画の担い手として、1960年『若者のすべて』などを製作しました。

その後、自身の出自である貴族の没落や芸術家を描いた、重厚で耽美的な作風に傾倒し

1971年『ベニスに死す』、1972年『ルートヴィヒ』、1974年『家族の肖像』などを遺しました。

他にも『夏の嵐』や『山猫』、『地獄に堕ちた勇者ども』、『イノセント』等など

見応えあるイタリア映画が数多く、現在では‥たぶん 製作不可能な絢爛豪華な作品ばかりです。

      

田舎の映画少女だった中学生の頃から、叔父が映写技師をしていた映画館は

フリーパスで入場できたので、話題の『自転車泥棒』や『戦火の彼方』も、リアルタイムで観ています。

初めて観たヴィスコンティ映画は『夏の嵐』で、ちょっと衝撃的なドラマでしたが

その以後は好んでヴィスコンティ映画を観るようになりましたね。

キラ星のごとくある作品の中からMy Best 3を選ぶとしたら

矢張り  でしょう。

  

1971年『ベニスに死す』

現在にまで至る、美少年&同性カップル趣味のベースになっている耽美的作品です。

                         

 1972年『ルートヴィヒ』

これぞヴィスコンティ映画 悲劇のバイエルン王ルートヴィヒⅡ世の壮大な叙事詩です。

                         

1974年『家族の肖像』

晩年のヴィスコンティ自身を投影したような、孤高な老人の魂に心うたれます。

     

最近の映画はちょっとネ‥と思っていましたが、先日のTVで観た

『君の名前で僕を呼んで』は、なかなか良かったんじゃないのぉ~

 

コメント
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