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kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

!(^^)! RUZI友さんとの出会い !(^^)!

2015年10月13日 | 日記
                     
 たった2日間のミニ東京旅行でしたが、楽しいことが一杯ありました。趣味が同じ人と話すって本当に
楽しいですよね。今回の『出会い‐NOBUNAGA‐』で隣席になった人、楽屋口で出待ちして知り合った人、
開場時間前に座ったベンチで話した人など、短い時間ながら5人の方と新しい出会いがありました。
 時系列で並べてみると、11日夜の公演で隣り合った
①千葉から来られたAさん。10数年来のRUZIファンで、これまでの来日公演は殆ど観たというツワモノ。
 Kimitsuku同様、明日の昼公演も観る予定というのでより話が盛り上がりました。札幌在住で、ナマの
 RUZIさん鑑賞は初めてのKimitsukuからみると羨ましい限り。おまけに4月中旬K社主催で行なわれた
 ミハイロフスキー劇場公演鑑賞ツアーに参加されたそう。6日間の日程で参加者13名、費用は45万円。
 宿泊はサンクトペテルブルク中心部に近い コリンシア・サンクトペテルブルクに3連泊。
 劇場の専属通訳が案内してくれ、『白鳥の湖」鑑賞、バックステージツアー、劇場関係者との会食および
 意見交換会など料金以上のお得なサンクトペテルブルク旅行だったって…。いいなぁいいなぁ
 1月に来日するミハイロフスキー公演で再会しましょうネ…と、約束しちゃいました。
  Aさん今までに観たRUZIさん演目では、『海賊』アリが印象深いそう。若くて綺麗でキレが良くって…。
 今回の『ボレロ』15分も『NOBUNAGA』50分も、とても短かく感じられ、出来ることなら『時よ止まれ~
 いつまでも終わらないで…と祈る気持ちで観ていました。会場総立ちのスタオベに応えて、何度目かの
 カーテンコールで回転を演ってくれた時は、割れんばかりの拍手喝采。両手を胸に当てて感謝を現わす
 RUZIさんの柔らかな笑顔が素敵だったわぁ 
②楽屋口で出待ちしていて知り合った方は、都内昭島から見えたBさん、此の方も熱烈なルジマニストで
 東京公演だけで満足できず関西まで追っかける過激派。最後のアリを踊った2007年には、全国各地を
 駆け巡ったってヨ。もう信じられな~いクレージー女性でした。Kimitsukuが『四大傑作集』を探していると
 話すと直ちにオークション検索して見つけてくれました。札幌へ戻ったら直ちに落札しようっと…
  Bさん有難う&Aさんまた明日お会いしましょうね。近くのコンビニでを買ってホテルへ…。
                    
  12日の公演は14時開演です。昨夜の興奮いまだ覚めやらぬKimitsuku、チェックアウト後は皇居周辺
 散策を楽しみました。何かの大会らしく大勢の老若男女ランナーが走っています。堀端にはウメモドキ、
 ウツギが垣根を成しているのを眺めつつ、桜田門から皇居内へ進み入り、初めて二重橋を拝みました。
 東御苑へ廻って美術館でアート展、お休み処で放映されていた皇室アルバムを観てから天守閣跡へ、
 北桔梗門から外へ出て乾門と半蔵門を廻って国立劇場まで…優に3時間は歩いたでしょうか。
  13:20、まだ開場には早いのでベンチで休んでいると、
③リッチそうな年配のご婦人が「失礼します」と…。何気ない会話など交わしているうち、彼女は藤間蘭黄
 ファンで追っかけしているとのこと…またオペラに造詣が深く、特にP・ドミンゴが好きと分かり、アレコレ
 話が弾みました。息子さんがニューヨーク滞在中でメトロポリタン劇場に近いマンションは、かのドミンゴも
 セカンドハウスとして使っているらしく時々見掛けるって…。
  オペラや芝居を観に来てもこんな風に知らない方と親しく話すことって無いのよねぇ…なんて言いながら
 ヨーロッパで鑑賞したオペラの話を聞かせてくれました。多分ひとり暮らしなのでしょうか。あらぁ札幌から
 お見えなの、ホテルは今度いらしたら我が家に泊まって下さいな、楽しくお話したいわ…ですって。
 思い掛けない展開に驚きながらも開場時間になり、それぞれの座席にと別れました。30分ほどの時間で
 すっかり意気投合してしまって、些かビックリな体験でした。 
  昨日の座席と近い7列目8番は、矢張り花道の直ぐ左側。今日は2回目だから流れは分かっています。
 期待に胸を震わせながら待っていると、
④隣席に素敵な和服の方が…藤間藍黄のファンでしょうか。第一部の藍黄さん『山帰り』が始まりましたが
 さほど熱心に観ている風なし。10分間の休憩時間に、「藤間藍黄さんのファンですか」と聞いてみると
 「いいえ、この人が好きで…」とRUZIさんの写真を指差しました。20年来のファンなんですって…
 「以前は年に2回くらい来日公演があったのに、最近はちょっと少なくなりましたねぇ。いつか観た公演は
 盲腸の手術直後とかで動きが良くなかったけれど、今日はどうでしょうね…」なんて話していました。もう
 RUZIMATOVさんも自分も若くはないのだから、観られる時に観ておかなくっちゃ…と。同感ですぅ
  舞台が暗転、『ボレロ』の幕が開きました。先ずリズムが始まり舞台中央にRUZIさんがポーズを取って
 います。昨日も観た舞台なのに、この異様なドキドキ感は、どうしたことでしょう単調なリズムに乗って
 身体全体で表現するのは、魂の慟哭祈り苦悩…RUZIさんの動きに集中するのみ。
 終盤に差し掛かり、オゥとかヤァとか RUZIさんの声が聞こえました。動きが激しくなり、やがて漆黒の闇。
 これで当分『ボレロ』は観られないかと思うと、もうもう泣きたい心境です。Dさんも感無量の表情でした。
  次の岩田さん『全て違うんだ』が済むと、Dさんの左席の方が話し掛けてきました。
⑤Eさんでした。隣席のDさんとの話を聴いて興味を持ったみたい。此の方も熱狂的RUZIファンで、藤間&
 岩田をケチョンケチョンに酷評します。彼らのファンが聞いていたら感情を害するでしょうに、まったく気に
 する素振りなく、ヤレ姿勢が悪いの未熟だの…。終演後そのEさんに誘われお茶することになりました。
  横浜に帰る途中だから羽田近くまで送るからと…。結局1時間ほど楽しくお喋りしました。姉が小樽に
 嫁いでいるとのことで札幌在住のKimitsukuに親近感を持ったのかもネ。RUZIさんはホンモノだが、他の
 ふたりは…から始まり、ノーベル賞の話、湯川博士の話、安倍政権、家族の崩壊、話は尽きることなく
 次々と展開して自宅で栽培しているゴーヤーやイチジク、挙句の果てに童話『ジャックと豆の樹』にまで
 及んで止まるところ知らず。よほど話し相手に不自由していたのかしらねぇ…
 そろそろ時計を気にする様子に気づき、カフェを出て新橋までご一緒したが、ホント面白い方でした。
  僅か2日間40時間の旅でしたが、妙に充実した&濃密な時間を過ごした感触です。久し振りの東京を
 楽しく彩って下さった5人の皆さん、有難うございました。ご縁があったら1月にまたお逢いしましょうね。
コメント (2)
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