明けましておめでとうございます。
今年も『秀電社のキキミミアワー』をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回のキキミミアワーは、補聴器はまだまだと思っている方々に、
補聴器を試しに来店される方は、どのようなきっかけやニーズで来られているのかをお話ししたいと思います。
Aさん、78歳女性の場合
ご主人との会話で聞き返すことがある。
趣味のゴルフでの会話のときに楽に聞こえるようになりたい。
(人生をアクティブに楽しまれているAさんは、補聴器を付けることに相当抵抗があったようですが、身近な人との会話に支障が出るような時があり補聴器の装用を考えるようになりました)
Aさんが試された補聴器は、オーダーメードの耳あな補聴器で耳の中にすっぽり入るため付けていることが全く分からず、会話も楽にできるようになりました。
Bさん、59歳女性の場合
職場で聞き返しが多いことを指摘され、娘さんからも同じように指摘される。
(会社勤務のBさんは、業務に支障が生じることを心配され、補聴器の装用を決心されました)
Bさんがトライした補聴器は、オーダーメードの耳あな補聴器で全く見えません。髪型も耳が隠れるスタイルにして補聴器への抵抗感がすっかりなくなりました。聞き返しもなくなり業務をスムーズにこなせるようになりました。
Cさん、67歳男性の場合
日常会話に不自由はしないが、携帯電話が聞きにくい。
(現役時代、工場勤務だったCさんは、騒音環境の中での業務から聴力が低下しているかもしれないと思っていましたが、近年、奥様からの携帯電話の声が聞きにくくなり補聴器を試してみようと考えました)
Cさんが試された補聴器は、RIC型耳かけ補聴器で、高音域の音が入るようにした結果、奥様との携帯電話での会話もスムーズに聞こえるようになりました。
Dさん、72歳の女性の場合
ご主人との会話、ダンスの先生の声が聞き取りにくい。
(ご主人と一緒に社交ダンスを楽しんでおられるDさんは、徐々に周りの人の声が聞きにくくなっているのを感じていました。ご主人から補聴器を付けたほうがいいと勧められ補聴器を試してみることにしました)
Dさんが試された補聴器は、小型のRIC型耳かけ補聴器で、全く見えなく安心して付けることが出来、ご主人の会話もダンスの先生の話も神経を集中しなくても楽に聞くことが出来るようになりました。
補聴器はまだまだと思っている皆さん、
補聴器は耳がもっと聞こえなくなってから付けるものだと思っていませんか?
でも、実際に補聴器を試した人にきっかけを伺ってみると、ちょっとした日常の不便さを感じ始めるようになる軽い状態から始めているんですね。
補聴器は聞こえの不自由さを感じ始めた時から付けるもの。
早期装用が最も慣れやすいんですよ。
でもー、まだそんな年齢ではないし、、、と思っている方、
最近の補聴器って、実はほとんど見えないんです。
だから、あなたが知らないだけで、周りに補聴器を使っている人は結構いるんです。
聞こえた振りをして、的外れな返答で周りの人から変だと思われるのは辛いですよね。
ちゃんとした情報が入らない生活をしていると、脳の働きが不活発になって認知症にもなりやすくなるそうです。
アクティブで健康な生活をずっと楽しむために、是非、補聴器をお供にしてください。
さて、今日もきみちゃんの雑談、コーヒーブレイクです。
今日は、『世界一受けたい授業』にも出演されている日本語学者の金田一秀穂先生の講演を聞いて来ましたので、印象に残ったお話しをいたします。
講演のテーマ『話す・聞くことの重要性』
日本文化の中では、人と話す、人の話を聞くことが大切にされていない。
試験でも読み書きばかり重要視される。
例えば、日本人は殆どの人が人に道を尋ねない。エレベーターに乗り合わせた人とおしゃべりをしない。日本人は地図を探す。知らない人とは話さない。
日本人以外は、道に迷ったら周りの人に聞く。エレベーターに乗り合わせた人にはおしゃべりをして危険ではないことを伝える。知らない人と話すことを大切にする。
確かに、英会話の時の最初の挨拶、苦手〜。
目の前にいるのにメールでやりとり当たり前。
日本人は世界の非常識かも。。。
人は声を聞くことで感動することができるのだから、もっと人と会話しないと。
これからの日本は、人と話して聞くことによって新しい知恵を膨らませ新しい文化を作って行かなければならない。
そんなお話でした。