急に寒くなってきました。
寒暖の差が激しくて、体が付いていきませんね。
こんな小春日和の穏やかな日は~、、、どこにいってしまったのでしょうか?
寒暖の差アレルギーで私、今、大変です。
さて、今月の今さんの質問です。
「雷や工事の音などの極端に大きな音まで拾ってしまうことがありますか?」
ズバリ、アンサー
「ありません」
「えー!ないんですか。補聴器って音を大きくする機械ですよね。」という更なる疑問になりますよね。
ズバリ、アンサー2
補聴器には出力制限装置という耳を保護する装置が必ず付いています。
これは、大きな音は補聴器から出さないように制限をかけて、極端に大きな音は実際の音よりも小さな音に制限するという装置です。
なので、大きい音が入ってきても、何もつけていない状態より静かに聞こえて耳を守ってくれるんですね。
ところで、
テレビで音楽番組を見ていると、歌手やミュージシャンの方が耳にイヤホンのようなものをつけているのを見たことがあるかと思います。
イヤモニと呼ばれ、正式には「イン・イヤー・モニター」というものです。
このモニターは、演奏に必要な音だけを直接聴くことができるため、難聴となる原因の大音量から耳を守ってくれるんですね。
実はミュージシャンって、もの凄い大音量の中でライブをするので、難聴になってしまう人がいるんですね。
みなさんもコンサートやライプ会場に行って会場から出ると、キーンという耳鳴りやめまいを感じることはありませんでしたか?
大きい音を聴き続けるとそのような症状が出ることがあります。
具体的には、100デシベル以上の音を15分以上聞き続けると、耳の中の有毛細胞という音を感じる細胞が壊れ、難聴になるといわれています。
また、一瞬にして音響外傷が起こる音の大きさは130デシベルという音で、これはジェット機のエンジン音ほどと言われております。
今はコロナ禍でリモート会議やオンライン授業などが増えており、イヤホンを使う機会が増えています。
イヤホンをつけるとついつい音量を大きくしてしまいます。
その際は、音量に注意しながら休憩を挟んで耳を労わりましょう。