皆既月食の写真が撮れました。
新緑がきれいな季節になりました。
フッと思い立って山へ、、、
山形ってすぐそこに息をのむような美しい景色があるんですね~
コロナでどこにも行けなくても十分に満足できた5月でした。
1,玉虫沼
鶯の声と玉虫色の水の色、自然の美しさに心が洗われます。
2,山形市野草園
木道を行くと水芭蕉の群生地が広がり、奥には沼が。
平日に行ったので独り占めでした。
3,飯豊町、白河湖の水没林
ゴールデンウイークあたりから5月下旬までの一時、雪解け水の水没林が白河ダムの上流に現れます。
岸辺にはオートキャンプ場もあり、自然を楽しむには最高のロケーションです。
2人乗りのカヌーに乗って、水没林を散策しました。
水没林
カヌーの後はコーヒーを沸かして休憩
先月から始まった「はじめての補聴器」、
MCの今さんに補聴器レクチャーをしますよ~。
今回も今さんから頂いた質問にお答えしていきます。
「補聴器の使用をオススメするのは、耳の聞こえがどんな段階になってからですか?」
ズバリ!お応えします。
私共では、「聴力が30デシベルになったら補聴器の使用をご検討されることをオススメしています」とご説明しています。
30デシベル???
数字ではわからないですよね。
具体的に言うと、ささやき声や小声が聞きにくい段階です。
「最近聞き返しが多くなってきたな~。だけど普通の声はちゃんと聞こえるよ」という状態です。
このような状態の時、
大抵の人が「まだ補聴器はいらないよ、そんなに耳が悪いわけではないよ」とおっしゃるのですが、
補聴器は暮らしを楽に便利にしてくれる機器なので、私は一度試されてみることをお勧めしています。
さて、聴力の話を少ししてみたいと思います。
聴力は、デシベルという数字で表します。
0~29デシベル 正常
30~50デシベル 軽度難聴(聞き返しが多い)
50~70デシベル 中程度難聴(大きめの声でなければ聞こえない)
70~90デシベル 高度難聴(耳元で大きな声で話さないと聞こえない)
90以上 重度難聴(耳元での大声も理解できない時がある)
と程度分類されています。
ご自分の聴力が何デシベルなのか、耳鼻科で測ってくれますので、お知りになりたい方は耳鼻科受診をお勧めします。
では、ここで聞こえのチェックをしてみましょう。
下記の質問にあてはまる項目はいくつありますか?
如何でしたか?
1つでもあてはまるときは、耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。
最後に、お客様との会話から、、、
電話やテレビはボリュームを大きくすれば聞こえるし、家族は大きい声で話してくれるから自分では補聴器の必要を感じない、補聴器はもっと耳が聞こえなくなってからでいいのでは?
という声をよく聞きます。
でも、実はこれ、NGです。
自分では不自由を感じないのかもしれませんが、
周りの人が困っていたり、聴力が低下していることには変わりありません。
聞こえづらい状態をそのままにしておくと、いままで聞こえていた音が聞こえなくなり、
感覚が鈍ることで「やる気」をそぎ落されたり、外に出て誰かと会うことが億劫になったりと社会とのつながりが疎遠になってしまうと言われています。
脳の老化防予防のためにも聴覚をはじめ、五感のすべてを使ってコミュニケーションを取ることが大切です。
聞こえに不安を感じたり、ご家族からご指摘を受けたら、聞こえのこと、真剣に考えてみてください。