一度は訪れてみたい紅葉の京都へ、思い立って行って参りました
下賀茂神社
訪れたのは12月のはじめで紅葉のピークは過ぎていましたが、寺社仏閣の一部となって真っ赤に染まる紅葉の美しさに心奪われて過ごした3日間でした。
高台寺の庭
さて、京都を観光するとき、タクシーは必須ですよね。
山形では、まだ全く普及していませんが、京都では「タクシー配車アプリ」が当たり前になっていました。
これ、便利ですね~
”GOタクシー”というアプリです。
現在地を入力して配車申込をすると、あと何分で来るかの時間と、タクシーの現在地が地図上で表示されます。
料金の支払いもクレジットカードを登録すれば自動で支払われます。
タクシーを探しに行く手間も、財布を出して支払いをする手間もなくなるわけです。
デジタル化ってすごいですねー。
山形でも早くこのようなシステムが導入されるようになるとよいと思います。
もう一つ、タクシーの運転手さんから聞いた話です。
知恩院の大鐘楼は、毎年大晦日に除夜の鐘を衝く様子がテレビで放映されているので有名ですよね。
知恩院の大鐘楼は、日本三大梵鐘(東大寺、知恩院、方広寺)の1つとされており、重さ70トンで、
日本で2番目に重い鐘楼だということです。(ちなみに東大寺が26,3トン、方広寺82,7トン)
知恩院の大鐘楼
話はここからです。
この大鐘楼にアインシュタインが訪れた時、「この鐘の中に入るから、そしたら鐘を衝いてくれ」と頼んだそうです。
案内人は「そんなことをしたら、もの凄く大きな音で耳が壊れてしまいますよ。」と忠告したのですが、
アインシュタインは「大丈夫、互いに音を消し合って鐘楼の中では音はとても小さいから」と言って、鐘を衝かせました。
その結果、アインシュタインの言う通り、鐘の中では音は小さくて、アインシュタインは何事もなく鐘の中から出てきたそうです。
これって、補聴器でいえばハウリングキャンセラーの理論と同じかも⁉
補聴器のハウリングキャンセラーは、ハウリングの周波数と逆の周波数を電気的に出すことによってハウリング音を消すという技術です。
すいません。エンジニアではないので確かなことはわかりませんが。
注意!立つ位置によっては状況が変わり、ものすごい音になります。皆さんは決して真似をしないでくださいね。
最後にもう一つ、ためになる話です。
料亭に行ったとき、靴を脱いで上がりますが、どのように靴を脱いでいますか?
多くの人が後ろ向きになって、靴が前を向くように脱いでいますよね。
これ!実はあまりよろしくないんです。
後ろ向きになるということは、出迎えてくれる方にお尻を向けることになり、心からのお出迎えを拒絶する失礼な態度になってしまうからなんですね。
料亭では、下足番の方がおりますので、靴は前を向いたまま脱いで上がるのが正しいマナーということだそうです。
覚えておくとよいですよね。
下賀茂神社