気まぐれ日言己2

日々の出来事や趣味の事、時事ネタなどを気まぐれで書き込みます。

ラジヲショッピング?

2011-11-15 00:59:00 | 今日の出来事
昼過ぎに仕事場に電話。

「こちら、●●テレビ系列の制作会社の□□と申します」

・・・と、いきなり営業口調というか、ラジオでたまに聞く
ラジオショッピングの口調で話しかけてきた。

普通ならさっさと切るのだろうけど、
どんなことをほざくか聴きたくなったので聴いてみる。
多分広告の勧誘だろうと思ったのだが・・・

聴いたことがある人ならば、あの口調で話していると
脳内変換して呼んでみてください。

ちなみに内容はうろ覚えです。
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「はい。実は本日はとてもお得なお話なのです。
 大阪の某所に、東京の大手ほにゃらら(忘れた)も注目する
 マンションが建つのですよ。

 んと、この、マンション、地下鉄の駅と直結で、

 いいですか、駅から、なんと30秒で着いちゃんです!

 さらに、なんたら(忘れた)に、わずか3分で着くという便利さ。
 
 この、すてきな、超高級マンションを、あめふらし様に
 ご案内さしあげるわけです!」

ラジオの番組なら、ここで「ほ~、それは凄い」とかいう
台本の台詞が入るわけですが、何かを言うタイミングを
与えずに喋り続ける営業。

「さぁ、どうですか? この、すてきな、、高級マンションを

 あめふらし様に優先的にご案内さしあげます!

 東京の、ほにゃららも注目し、ビジネスマンの方々も狙って

 いるという、都心にあり、交通の便が大変良い、すてきな、

 超、高級マンション!

 よくある投資目的ではありませんよ。財産として、是非とも

 聞いて頂きたく、優先的に
 ご連絡申し上げた次第なのです!」

この手の案内をラジオで聞いていると、あまりのしつこさに
イライラするのですが、電話で聞くとイライラは10倍以上
になりました。

いい加減鬱陶しいので、受話器を机に置きますが、
そんなことは露知らずに大声で喋り続ける営業。

一段落付いたところで、

あ:「結局、マンションの売り込みやな?」

営:「私、仕事でそちらの方によく参ります。

  是非とも直接お話させていただきたくですね・・・」

あ:「だから、マンションの売り込みやろ?」

営:「お時間はいつ頃がよろしいでしょうか?」

全く聞いていないというか、こちらの言うこと無視してる。

こういうときに”結構です。”とかいうと、向こうは勝手に
”OK”と解釈する(思いこむ)というのは基本なので、

あ:「マンション、いらね。」(゚⊿゚)イラネ

・・・と言ってみた。

営:「そこで、今回は・・・」

まだ営業しとる。しかもマシンガントークで攻めてくる。

その根性というか図々しさはほめてやるが、もう飽きた。

あ:「あ~、悪いが仕事が忙しいので切るわ。お疲れさん」

営:「なんたらなんたらほにゃららら・・・ツーツーツー」

面倒なのでそそくさと電話を切った。
切る直前までマシンガントークが続いていたが、
あれくらいでへこたれるようじゃ営業はつとまらない。
また別の所に電話して同じ事をしゃべるのだろう。

ま、ガンガレ・・・

にしても、なんで制作会社がマンション販売の
勧誘してんだろ?

謎・・・。どうでもいいか。

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直に聴いてみると、いかに聴いた側を魅了させる
(興味を持たす)話し方であるかが良く分かる。

まず声が大きいが、怒鳴る程度ではない大きさ。
ハキハキとして聞き取りやすい。

あらかじめ文章というか台詞を用意している
のだろうけど、キーポイントとなる語句を強調したうえで、
文節の切り方などが実に巧み。

そして感情をうまく織り込んでいる。
”あなた様だけに、特別に紹介しているんですよ”という
態度を会話に織り交ぜている。

騙されやすい方だと、自分だけ優先的に紹介してくれていると
思いこんでしまいそう。

なんということでしょう。これぞ匠の技・・・ではない。

某TRPGの”言いくるめロール”である。

そういうことを分かって、最初から聴いていると、
交渉術というか誘導、そして言いくるめの仕方が
よく分かる。

別の意味で勉強になった電話ではあった。


が、鬱陶しいので二度と電話してくるな!


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