Light in June

文学やアニメ、毎日の生活についての日記。

大学のレポート

2009-11-04 01:22:14 | お仕事・勉強など
最近、あれやこれやの思い出を書いているので、今日は大学時代の思い出(今も学生ですけどね)。

今は専門は外国文学ですが、かつてぼくは日本文学を専攻していました。それで、授業に民俗学の講義があったからそれを受講したのですが、レポートの課題が、日本の伝統的な祭りに実際に参加して、その体験記を書きなさい、というものでした。二回レポートを書いた記憶があるので、一方のそれはちょっと違う課題だったかもしれませんが、とにかくぼくは、一つ目は演芸(神楽とか猿楽みたいなの)について、二つ目は世田谷のぼろ市について書きました。前者に関しては、本当は現地に行って生の演芸を見なくてはいけなかったのですが、東京でやるというのでそれを観に行ってしまいました。

しかし問題は二つ目のぼろ市のレポート。実は行かなかったんですよね、これに。でもレポートは書いて出しました。ちょうどぼろ市が開催された日は風の強いひどく寒い日だったので、そのこともさりげなく書いて実際に行ったことをアピール、うまうまと提出してしまいました。

ネットでぼろ市の模様を調べて、それを元に書いたのだと思いますが、昔は随分いい加減な学生だったんだなあ。まあ民俗学というものには残念ながら興味がなくて、それで手抜きしてしまったのですが、しかし多くの学生ってこんなもんですよね。ウィキペディアで調べたことをそのまま書いてしまう、とかそれを根拠にしてしまう、というような話はよく聞きますし。もちろんそれがダメだってことは分かっているのですが、興味のない話題に関するレポートって、先生が考えているよりけっこうめんどくさいものなんですよね。ぼくはウィキペディアを参照してレポートを書いたことはないですけど、もしも文学に関心がなかったら、やっちゃってたかもしれない…などと思ったりもします。いずれにしろ今はやりませんよ。昔の話です。

それにしても、ぼろ市か。ちょっと行ってみたいなあ。けどこの日っていつも寒いんだよなあ。