『TO』というアニメーション作品がありますが、それは「楕円軌道」と「共生惑星」の二本立て(?)。「共生惑星」の方が個人的には楽しめました。それにしても眠いな・・・。
「共生惑星」は、人間が植民地化しようとしているとある惑星を舞台にした話で、そこではバルーン状の生物と別の生物とが共生しています。その惑星では、地球で対立している国/地域が二つ同時に調査を進めており、彼らは内心憎み合っています。ところが、ロミオとジュリエットのように、敵対し合う双方のグループの男女がやがて愛し合うようになり、夜ごと宇宙服で逢引きを重ねます。しかし、ついに二人はその逢引きを禁止されてしまうのでした。その日、男が研究室の中に入ると、そこは未知の菌類で汚染されていた!感染してしまう彼。
・・・
途中経過は飛ばします。敵対し合う双方がいかに共生してゆくか、ということをテーマに据えた作品となっています。ただ、それには未知の菌類の助けを借りねばならず、しかもその菌類はこの惑星でだけ繁殖できる性質を持っているとのことなので、人間独自の力では憎しみは克服できませんよ、地球では相も変わらずいがみ合わなければなりませんよ、ということを示唆しているようで、そこが悲しい。
脚本的にも、なぜ菌類が研究室に広がってしまったのか、といったことは説明されないし、ヒロインだけ妙に回復が早いのはなぜなのか分からないし、色々と疑問点があります。まあ傑作ではないですね。ただ、それなりにおもしろかったです。別に傑作がすべておもしろいわけではないし、傑作じゃなければ全てつまらないわけでもない。少なくとも「楕円軌道」よりは楽しめました。個人差はあると思いますが。「共生惑星」は、雰囲気で見せているようなところがあるので、そういうのが好きではない人には厳しいかもしれないですね。
それにしても、タイトルの「TO」というのは、英語のtoと同様の意味が込められているのでしょうか。遠くへ、先へ、未来へ、希望へ、とにかく「~へ」、という肯定的な意味合いを秘めているのかもしれません。もちろん、否定的な意味合いも備わっているのですが。でもとりあえず行動する、どこかへ向かう、それがどこかは分からないけれどもどこかへ向かう、ということを意味あることだと考えたのかも。そうだとしたらちょっとナイーブ過ぎる気がしますが。
ああ、眠いな。どうして、こん~なに眠いの。
「共生惑星」は、人間が植民地化しようとしているとある惑星を舞台にした話で、そこではバルーン状の生物と別の生物とが共生しています。その惑星では、地球で対立している国/地域が二つ同時に調査を進めており、彼らは内心憎み合っています。ところが、ロミオとジュリエットのように、敵対し合う双方のグループの男女がやがて愛し合うようになり、夜ごと宇宙服で逢引きを重ねます。しかし、ついに二人はその逢引きを禁止されてしまうのでした。その日、男が研究室の中に入ると、そこは未知の菌類で汚染されていた!感染してしまう彼。
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途中経過は飛ばします。敵対し合う双方がいかに共生してゆくか、ということをテーマに据えた作品となっています。ただ、それには未知の菌類の助けを借りねばならず、しかもその菌類はこの惑星でだけ繁殖できる性質を持っているとのことなので、人間独自の力では憎しみは克服できませんよ、地球では相も変わらずいがみ合わなければなりませんよ、ということを示唆しているようで、そこが悲しい。
脚本的にも、なぜ菌類が研究室に広がってしまったのか、といったことは説明されないし、ヒロインだけ妙に回復が早いのはなぜなのか分からないし、色々と疑問点があります。まあ傑作ではないですね。ただ、それなりにおもしろかったです。別に傑作がすべておもしろいわけではないし、傑作じゃなければ全てつまらないわけでもない。少なくとも「楕円軌道」よりは楽しめました。個人差はあると思いますが。「共生惑星」は、雰囲気で見せているようなところがあるので、そういうのが好きではない人には厳しいかもしれないですね。
それにしても、タイトルの「TO」というのは、英語のtoと同様の意味が込められているのでしょうか。遠くへ、先へ、未来へ、希望へ、とにかく「~へ」、という肯定的な意味合いを秘めているのかもしれません。もちろん、否定的な意味合いも備わっているのですが。でもとりあえず行動する、どこかへ向かう、それがどこかは分からないけれどもどこかへ向かう、ということを意味あることだと考えたのかも。そうだとしたらちょっとナイーブ過ぎる気がしますが。
ああ、眠いな。どうして、こん~なに眠いの。