『図書館戦争』のついでに見始めたアニメで、なんという興味もなしに見てみたのだが、これが実におもしろい。CLAMP原作で絵に特徴があるが、さして気にならない。怪奇を扱った作品は他にも色々あるが、このアニメはとにかくテンポがいい。そしてキャラクターがいい。特に四月一日(ワタヌキ)。自分は男だが、彼には惚れた。ドウメキにはいつも食って掛かり、ひまわりちゃんにはでれでれで、とにかく二人に対してはハイテンションなのだが、ときどきシリアスになるときがあり、そのギャップが非常にいい。そして彼はとても優しい。なんていい奴なんだーーー!
また、声優も気に入った。外れがない、どころか、ばっちしハマっている。アニメーションというものは制作にとても時間がかかり、原画や動画をこつこつ書いていく作業から作品が生まれるのに対して、声優は最後に少しばかり作品に関わるだけなので、アニメーションにとって声優の果たす役割は大きくない、という意見もあるのだが、やっぱり大きいとおれは思う。声優が悪いと作品のイメージもがらりと変わってしまう。例えばもののけのモロの声が美輪さんじゃなかったら、と仮定すれば誰にでも納得できるだろう。美輪さんは見事だった。HOLiCも見事だった。
最終回は宴会で締め括られたが、最後声を入れないという勇気ある演出にも拍手を送りたい。これだけ声優が揃ってる中で、声を出さない。気分が高まったし、とてもいい気持ちで幕が降りるのを見ることができた。
個人的には小羽ちゃんが好きになった。彼女、いいよね。姿を消した次の回に唐突にまた現れたのは残念だったが、彼女の台詞はマジで怖かった。「その小指、誰と指切りしたの?」鳥肌が立った。たぶんこの台詞を言わせたいがために彼女を登場させたんだろうが、出すか出さないか確かに判断に迷うところだ。
ということで、『図書館戦争』より数倍おもしろかった。『図書館戦争』の感想はきのう書いたが、残念な出来だったので。
また、声優も気に入った。外れがない、どころか、ばっちしハマっている。アニメーションというものは制作にとても時間がかかり、原画や動画をこつこつ書いていく作業から作品が生まれるのに対して、声優は最後に少しばかり作品に関わるだけなので、アニメーションにとって声優の果たす役割は大きくない、という意見もあるのだが、やっぱり大きいとおれは思う。声優が悪いと作品のイメージもがらりと変わってしまう。例えばもののけのモロの声が美輪さんじゃなかったら、と仮定すれば誰にでも納得できるだろう。美輪さんは見事だった。HOLiCも見事だった。
最終回は宴会で締め括られたが、最後声を入れないという勇気ある演出にも拍手を送りたい。これだけ声優が揃ってる中で、声を出さない。気分が高まったし、とてもいい気持ちで幕が降りるのを見ることができた。
個人的には小羽ちゃんが好きになった。彼女、いいよね。姿を消した次の回に唐突にまた現れたのは残念だったが、彼女の台詞はマジで怖かった。「その小指、誰と指切りしたの?」鳥肌が立った。たぶんこの台詞を言わせたいがために彼女を登場させたんだろうが、出すか出さないか確かに判断に迷うところだ。
ということで、『図書館戦争』より数倍おもしろかった。『図書館戦争』の感想はきのう書いたが、残念な出来だったので。